甘々と稲妻(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.18
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本棚登録 : 1503
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879940

作品紹介・あらすじ

1巻発売直後から話題沸騰、大量重版! いま注目を集める食卓ドラマ。妻を亡くした高校教師・犬塚は、単身で娘・つむぎの子育てに奮闘中。料理が苦手な彼だが、ひょんなことから教え子の小鳥と一緒にご飯を作って娘と3人で食べることに。3巻では、亡き妻の「犬塚家のおうちカレー」を再現したり、上級テクニック・魚の3枚おろしにチャレンジしたり…。悲しみも喜びも、ぜんぶ食卓にある。あったかホームドラマ第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • コレも大好きな漫画。
    この巻は少しずつ大人へと成長していく
    幼稚園児のつむぎに尽きますね~。

    しかし、この作者は
    小さな子供を描くのがホンマ上手いなぁ~。

    特にめまぐるしく変わる
    嬉しい顔、美味しい顔、寂しい顔、悲しい顔、怒った顔などの
    万華鏡のごとき子供の表情を
    トロけてしまうような可愛さと
    懐かしい夕焼け空を見た時のような
    郷愁を誘う切なさで描いてくれる。


    うん、子供はいつだって大人扱いされたいもの。
    包丁だって大人の真似して使ってみたい。
    だから『大人の』って言葉に弱いねんなぁ(笑)

    つむぎが夜遅くまで起きてたい気持ちも分かるし、
    犬塚パパが付けた
    『大人のパン粥』ってネーミングは
    つむぎの気を引くには
    もってこいのナイスなネーミング(^^)


    あと、アジ尽くしの回のつむぎの反応が可愛いかったなぁ~!(笑)

    小さな子供の視点から見れば
    見るものすべてが新鮮で
    驚きの連続なんやろなぁ。
    (最近では家で食べてる魚料理が
    海を泳いでる魚だと認識してない子供もいるみたいやし…)

    魚をさばいてるところなんて
    初めて見るんやろうし。

    そう考えたら
    料理を作るところを子供に見せるのは
    (子供と一緒に料理することは)

    食事とは命をいただいてることを自然と理解する意味でも、
    実はすごく大事なことなんかも。


    あと病気になったお父さんのために
    一人で大冒険に出かけるつむぎには泣かされた~( >_<)

    こんな娘が自分にいたら
    会社や近所中に
    嬉々として自慢しまくりますよ、ホンマ!(笑)( >_<)


    そして犬塚パパに淡い恋心を抱く、
    ホンマ分かりやすい(笑)
    女子高生の小鳥が
    健気で可愛いのですよ!

    しかし、小鳥には悪いが
    安易に二人ができちゃう関係にならないことを祈りつつ(笑)、
    (だって最近このパターン多すぎ!)

    それぞれが共に成長できる
    ハートウォーミングな今後の食事会に期待したいところ♪

    あっ、レーズンの入った
    『おうちのドライカレー』は
    是非とも真似してみたいなっ!(^o^)

  • 嬢がちらちらとものを考えるようになった描写と、亡き母親の像を挟んで少しずつ視点が合わなくなってきた親子の姿が切ない

  • ああ、もうホント好きこの漫画。
    こんな関係築きたい。

  • 初版 帯 小ヤケ

  • なめろういいなぁ。
    やさしい世界過ぎて画面が滲む。

  • お母さんが作ってくれると思ったんだよね

  • テスト期間中で一緒にご飯を作らないところから。

    小鳥母がやっとちゃんと出てきた。
    お母さんにパン粥を作って貰っている時に、横で「見てる」と言った小鳥がかわいらしかった。
    大きくなってもこんな風に言われたらお母さんも嬉しいだろうなぁ〜

    つむぎがお母さんのカレーを食べて喜んだけど、同時にお母さんがいないことも思い出して如実に元気が無くなった時は読んでるこちらも悲しくなりました。
    元気になったきっかけが魚なのはよく分からなかったけど、生きてた魚がさばかれて食べてお腹におさまったって「すごくない!?」って興奮してたのはなんか良かった。
    食育?

    よく分からないと言えば、つむぎの髪の毛がモサモサし過ぎててよく分からん。。

  • お家カレーでのお母さんのお話、お父さんに怒られるのを覚悟して小鳥ちゃんのお家に行くお話、とても良かったでした。泣かされました。

  • 回が進むにつれて料理の腕も上がりますが、少し問題も
    起こっているようですね。
    それを愛情こもった料理が救ってくれるからありがたい。
    これからもどんどん料理を作ってください。

  • 【あらすじ】
    いま注目を集める食卓ドラマ。妻を亡くした高校教師・犬塚は、単身で娘・つむぎの子育てに奮闘中。料理が苦手な彼だが、ひょんなことから教え子の小鳥と一緒にご飯を作って娘と3人で食べることに。3巻では、亡き妻の「犬塚家のおうちカレー」を再現したり、上級テクニック・魚の3枚おろしにチャレンジしたり…。悲しみも喜びも、ぜんぶ食卓にある。あったかホームドラマ第3巻。

    【感想】
    展開が早くてついていくのがやっと。でも本当にハラハラドキドキさせられて、すごく楽しく読める。つむぎちゃんのあどけなさが、かわいくてたまらない。次はどんなことが起こるのかなあって、とっても気になる!

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著者プロフィール

2007年に「Wings」(新書館)でデビュー。
代表作に『ファンタズム』『まぼろしにふれてよ』(新書館)、『恋煩いフリークス』(エンターブレイン)など。
2013年2月より、「good!アフタヌーン」で『甘々と稲妻』を連載開始。

「2018年 『甘々と稲妻(10)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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