波よ聞いてくれ(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
3.96
  • (47)
  • (71)
  • (40)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 827
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063882148

作品紹介・あらすじ

『無限の住人』の沙村広明の筆が猛る! 2016年「このマンガがすごい!」オトコ編6位作品の最新刊。自身の冠番組の第3回放送を迎えた鼓田ミナレの弁舌がド深夜の北海道に響き渡った! 自分を裏切った元カレを埋蔵するという前代未聞の難企画を乗り切ったミナレだが、間髪入れず新たな火種が発生。局に投稿されたFAXをもとに同じアパートに住む男性・沖進次の自宅を訪れると、天井裏から腐敗した肉塊を発見し……!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 破天荒、そして無軌道。大筋なんて要らんのです。イマがとにかく面白く、それがずっと続く、そんなふうにそれ自体がラジオみたいなマンガだ! さむらせんせー大好き……

  • 端々にちりばめられた小ネタが最高に面白すぎる.一度は沙村広明から離れようと思ったんだけど……やはりこれだから沙村漫画はやめられない!

  • 沙村さんのコメディ色強い方。
    ある意味妄想と現実が混濁するというか、変な伏線と怖い予測が変な影を見せるのは、ある意味音しかないラジオっぽいのかも知れない。見られないのに形がある。

    某ラジオでラジオパーソナリティのギャラの話が有ったり、某ポッドキャストのあれやこれやとか、やっぱラジオは大変なんだなー。

  • ミツオの埋葬もミナレの番組が正式に始まったのもすごく面白かったけど、マトンの腐ったのってスーパーくさそうでそれは本当にひどすぎると思う…。
    呪いとか思う前に気づかなかったのだろうか…。

    瑞穂ちゃんのラジオ局に勤めることになったきっかけは大変良かった。
    直球でなかなかのことを言ってるのもすごく好き。

    ミナレのキャラがキャラなので、マンガだけど文字がすごく多いし、セリフが秀逸。
    次巻も楽しみ。

  • 初版

  • 著者があとがきに書いていました。「無軌道オカルトカレーラジオ漫画『波よ聞いてくれ』第3巻いかがでしたでしょうか?」ですって。
    正直でストレートすぎる告白で、今後の展開も楽しみでしかたありません。
    ミナレさん家の下の階の男性が遭遇する、とてつもない不合理な出来事に慄いてしまいました。次巻も楽しみであります。

  • 2020/10/03 1

  • ラジオの可能性
    ラジオの面白さ
    を思い出します。
    私もラジオからはじまっています。
    今でもずっとラジオを聞いています。

  • 2019/9/11購入

  • マトンが頭から離れない

  • オカルト回です。

    この方の作品、初めてなんだけど、
    人が死なない初の漫画です、って1巻のあとがきで書かれてたと思うんだけど、前作どんなのだったんだろう?

    緊張と緩和と、あと見事なまでの実写性が魅力です。

    多分ね、アイドルの自叙伝みたいな漫画あると思うんだけど、この方が書けば、その書いたものが「事実」になると思うんだ。
    リアルなまでのリアルさがある・・・どうしてなんだ?

  • ジワっと面白い。

  • オカルトかと思いきやマトン。久連子さん確かにかっこいいもんな!

  • やっちまったな、お嬢さん! それにしてもこんな伏線が隠されていたとは!! あの眼鏡男、一回きりとは思わなかったし、なんか祈祷してたし、こんなことになっていたなんて、驚き。すごいなあ。そして、お兄様登場。まだまだこれからこじれるのだろうか? そして、ラジオはまだまだミナレの周辺のみ。世間が狭い。

  • オカルトチックな放送をした関係もあって、下の階の屋根裏の切り刻また死体を発見したかと思ったら、自分が地下の収納に入れたマトンが落下したものだった。という話がメイン。
    久しぶりに読んだが相変わらず会話が面白く、吹き出してしまう。

    『麻藤さんは一回聞いた事ない性病にでもかかって死んだ方がいいと思いますよマジで』

    『お前に何かあったらその時は保釈金は全額払ってやるからよ』『ほう、私が逮捕される前提・・・となるほどね』

    『私尼になろうと思う』『そろそろわかるようになりましたよ ミナレさんが本気で言ってる時と・・・あ これ明後日には違う事言ってるな・・・って時の温度差』

    『宝田さん今頃どうしてますかねぇ』『さぁ・・・酸素を吸って二酸化炭素を吐いてんじゃないの?

  • 自分本位 青木ヶ原樹海 オカ板 典型的な社会不適合者だ スウェーデン縛り福祉がしっかりしているから 釧路より寒い土地には住みたくない 鼓田ミナレ 放送事故 甘味で懐柔 当たり前の話をしているウチにいつの間にか身勝手な理屈にすり替わっている…そういうクズの本質はよく出ていたと思います快諾 アメージング感じてる 北の零年 言霊が宿る プラシーボ効果 正しいニュアンスで伝えてます?それ 1ミリも面白くなる気配がない 藻岩山が噴火するほどの 総合演出家であればよい 寝落ち避けがたし 荒巻き鮭 チルドのマトン タレはナンプラーに食べるラー油をぶち込んだモノ飽きたらコチュジャンでも… パーフェクト不審者 桐谷美玲の廉価版 今治タオル 大滝 支笏湖 口噛み酒 「はじめの一歩」で見たことあるかまえ… 堂ヶ島温泉ツアー 蔵王かもしか温泉 青姦にはもってこいなわけですね 陰陽師コス 漏水ろうすい つまび詳らか スラヴ系3世 諜報活動の一環 シリアルキラー 札幌市北区 大通公園のゾンビウォーク 床下収納 ホワイト寄りのグレー 現実の方がよっぽど奇々怪界 真綿のタオル 一事が万事この調子よ! 性転換してこの娘を幸せにしよう! 可愛い顔してこの速球…稲村亜美かな? 時流が読めないのかね? ラジコというネット放送 サンドウィッチマン 構成作家 読み上げた投稿半分くらい俺が書いてたんだ…悪いけど 斜陽の館にようこそ 酸素を吸って二酸化炭素を吐いてんじゃないの? 泰山の安きに置けない その言い回しマイブームなの? 伏線アクアパッツァ チリワイン 焼き鳥を串から外して食べる食べ方どう思う? 世の中には三つの「殺意が湧く食い方」がありますけどそのうちの一つですね 自分が被ってる不利益を他人が逃れるのが腹立たしいのよ_なかった頃の方が得する人が多かった不思議なルール 沙村広明さむらひろあき

  • ホラー! …じゃなかったと思ったらやっぱりホラーだった! …とみせかけていつものやつだった! …というストーリーラインが面白い。
    二転三転するストーリーや、軽快なセリフ回しが良いですね。(´∀`*)

  • このしょうもない感じと真面目な部分のギャップがいいね

  • 主人公ミナレの畳み掛けてくるセリフがすべて。
    2巻の内容をそっくり忘れてても十分面白かった。

    マコガレイの刺身のツマを中原に食べさせたり、実家から送られてきた荒巻ジャケを向かいの女子大生の玄関に置いたり、札幌市民の命を捧げる寝言を言うミナレさんが大好きです。

    泰山の安きの言い回しと、やっすいやっすいカップ酒がツボ。

  • だんだん、ついてけなくなってきた……。

  • 自身の冠番組の第3回放送を迎えた鼓田ミナレの弁舌がド深夜の北海道に響き渡った!自分を裏切った元カレを埋蔵するという前代未聞の難企画を乗り切ったミナレだが、間髪入れず新たな火種が発生。局に投稿されたFAXをもとに同じアパートに住む男性・沖進次の自宅を訪れると、天井裏から腐敗した肉塊を発見し……!?(Amazon紹介より)

  • 3巻も面白かった!
    ミナレさんのパワーは衰えず…オカルト事件の結末はハラハラして、つい笑ってしまった。いつか実写化しそうだな、なんて想像しながら読んでいます。4巻も楽しみ。

  • とりあえず、見守る。(笑)

  • あれ?こんなホラーみたいだったっけ?

  • ☆☆☆☆

  • 話はどうでもいいかんじだが、その中のネタが面白い。
    ジンギスカン食べたくなる。

  • ミナレの疾走感が笑えます。まさか、こんなことになるなんて...。沖さん好きなので、今後も出てきてくれるといいな、あぞはらさんも。
    瑞穂ちゃんは、まさかそちらなのか、と。

  • 奇遇ですね〜『くつ下はどこへ消えた』を出版したいぐらいまでに私も洗濯する度に片っぽになりますね。それを後家くつ下と言い表すセンスが然りげ無く笑いを誘い、これが小ネタとして処理されていくことにも贅沢さを覚えます。
    今巻では主人公・ミナレのダメ人間っぷりが遺憾となく発揮されますが、それがラジオという媒体、番組へと直結していくのが堪らない。
    ミナレの持つダメ人間っぷりが織りなす破壊力のあるコミカルな人生迷走がラジオというフィルターを通してフリーダムに広がってグルーヴィーに疾走していく様が愉快であり、痛快なラジオ活劇として繋がっていく楽しさが気持ち良い。

  • ラジオとカレーとオカルトと。
    主人公の立て板に水的セリフが異様にクセになる。

  • オ。オカルト!?
    え、まさかバラバラ殺人ミステリ!?
    うーん? よりにもよってなんてマトン生肉を床下収納なんかに自業自得!?
    でも勢いで楽しませてくれる稀有な漫画。

全39件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沙村広明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×