大砲とスタンプ(4) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 226
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063884128

作品紹介・あらすじ

大公国兵站軍アゲゾコ要塞補給廠管理部第二中隊所属ボリスラフ・B・ボイコ曹長は元陸軍所属のベテラン兵士。前線で勇敢に戦っていたことを胸の勲章の数が物語っている。キリールやマルチナのボディーガードのような存在で、治安の悪いアゲゾコで、兵站軍の士官を守る頼れる男。故郷には若くて可愛い元共和国人の奥さんがいる愛妻家!

大公国兵站軍アゲゾコ要塞補給廠管理部第二中隊所属ボリスラフ・B・ボイコ曹長は元陸軍所属のベテラン兵士。前線で勇敢に戦っていたことを胸の勲章の数が物語っている。キリールやマルチナのボディーガードのような存在で、治安の悪いアゲゾコで、兵站軍の士官を守る頼れる男。故郷には若くて可愛い元共和国人の奥さんがいる愛妻家!

感想・レビュー・書評

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  • 引くに引けない泥沼戦争を続ける帝国。厭戦ムード漂い、そろそろ戦争やめたいな〜なんて気分の大公国。しかし戦果は乏しく、戦争景気で儲けている輩はいるし、二重スパイは失業したくない。そう簡単には戦争は終わらないのです。そして書類フェチのマルチナは今日も元気に事務作業に勤しみます。
    人がアホな理由でコロコロと死んでしまう…。命が軽いですね。戦争ってバカバカしいんだなと読む度に思います。

  • スィナンの表と裏の顔の使い分けが上手いというかエグいというか。
    トリックスターな立ち位置なんだけど信念があるようでもなし。彼の真情がわからないので、面白いやつだとは思うのだけど、いまいちこう乗り切れないんだよなぁ。
    トリックスターというか、人生は劇場をやりたがる映画好きなあの人の方が好ましいです。不快な現実の中でも諧謔を忘れない、という雰囲気。

    実は、キリュシキン大尉じゃなかった、先生の大ファンです!のオチの話が好き。

  • × 在庫なし

  • 4.2

  • スィナン暗躍の巻

  • 今回も文句なく面白い。ラドワンスカさん萌え。

  • 今巻はマルチナ大活躍!といった感じかな?
    陰謀渦巻き虚虚実実のやりとりの中、悪意のカケラのもない責任感の件に爆笑(笑)
    サブキャラのエピソード2話と、陰謀とアクションと
    なんとも贅沢なつくりの4巻ですねぇ。続きが楽しみだぁ♪

  • 4巻は面白かった!特に帝国への出張中のお話しがいい!兵器がジブリトリビュートみたいになってるのもいい!
    主義主張や政治状況だのは置いといて、現場の人間の目線で、とりあえず目の前の問題をどうするのか、で日々が過ぎていくのがいい!

  • 武装硬式飛行船が要塞上空に接岸する絵は、もっと広まっても良い格好良さ。ラピュタへのリスペクト云々で終わるほど狭い構図では無いはず。内容の方は、戦争が終わった後の個人の身の振り方への言及が顔をのぞかせ始める。庶民としての兵士の視点が速水さんらしく好印象。一方で大公国と共和国だけでは戦争を終わらせるのが難しい政治も描かれて、権力や金や武力をもっても、人間には社会の動きはコントロールし難い物であると言う世界観が戯画的に描かれ、これまた味わい深い。他にも言及したい所多数。要するに速水さんの目を通して見る世界の魅力がたっぷり詰まっていて大変素晴らしいのです。読めて幸せ。

  • スィナン活躍しまくり。マルチナのがんばりが違う方向に出ていて、それが上手く使われていて笑えます。

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著者プロフィール

1971年11月30日生まれ、京都府出身。
漫画家&イラストレーター。
既刊は『靴ずれ戦線』(徳間書店)『オープンダイス・キングダム』(冒険企画局)、『螺旋人リアリズム』(イカロス出版)など。
今作『大砲とスタンプ』が「モーニング・ツー」初登場となる。

「2014年 『大砲とスタンプ(4)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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