決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)

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著者 : 蛇蔵
  • 講談社 (2014年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063884159

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決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)の感想・レビュー・書評

  • 一部で話題になっていたらしい「決してマネしないでください」、略称「決マネ」。果たしてどんなもんだろうか?と1巻買ってみたら、いやこれ、むちゃくちゃおもしろいw

    作者は蛇蔵さん。『日本人の知らない日本語』シリーズの作者である。
    工科医大・物理学科の学生、掛田氏が、学食で働く女性、飯島さんに恋をした。
    ガッチガチの理系クンが勇気を振り絞った告白のセリフは、「僕と貴女の収束性と総和可能性をi(アイ)で解析しませんか?」
    ・・・いや、それ、普通通じませんからっ!

    そんな掛田クンの遠回りな恋を中心に、ダンディな外見ながらアブない実験ばかりする高階先生、医師免許を持つ白石先生、ラトヴィアからの留学生のテレス君、工学部だがなぜかしょっちゅう遊びに来ている有栖君が、飯島さんに代表される一般人にも科学のおもしろさが伝わる実験に取り組みつつ、掛田クンの恋を応援(?)し、ついでに科学史についても学んじゃおうという、アクロバティックなコミックである。

    掛田クンをとりまく面々も理系揃い。「心が折れた」と落ち込んでいる掛田クンに「折れれば人としての厚みが増す。新聞紙でも42回折れば月まで届く。71回折れば25光年先のベガ(織姫)まで届く」と励ましてくれる心優しい人々だ。
    実験はというと、「ポリアクリル酸ナトリウムのジェルを塗った上で火だるまになる」など、本当にアブない。が、これは実際、スタントマンが使っている方法なのだという。ポリアクリル酸は保水性が高いから、熱が遮断されるのですねぇ・・・。
    こうした実験に絡めて、科学史上の偉人(1巻では化学者ラボアジェ、院内感染予防の父ゼンメルヴァイス、近代外科の祖ジョン・ハンター、エジソンの弟子で交流電流を広めたニコラ・テスラなど)の偉業が解説される。この偉人たちが成し遂げたこともすごいのだが、一癖も二癖もある変人揃いで、よい子に読ませる伝記物語の枠を叩き壊しているのがまたすごい。
    章ごとにつくこぼれ話コラムや、マニアックな図柄のTシャツも楽しい。

    しかしこれ、マネするなという前に、ご家庭ではマネできない実験ばっかだよな、と思っていたら、ちゃんと巻末に実際に試せる実験がまとめてあった。
    何という親切設計か。
    全般にものすごく取材が綿密であると感じさせる。さらに、それを肩肘張らないエンタメに仕立て上げている手腕に脱帽。

    あまりにおもしろかったので、掛田クンの今後の恋を応援すべく、既刊(3巻まで)を注文した。
    読み進める前に、掛田クン、母世代から1つ忠告しよう。いくら飯島さんの方が年上だからって20代半ばの女性を「おばさん」と呼んじゃダメだ(^^;)。

  • こちらでフォローしている方が談話室で紹介されているのを見かけ、おや、蛇蔵さんって「日本人の知らない日本語」の絵を描いてた人だよね、それが理系大学院生のマンガとな?と興味が湧いて読んでみた。

    いやあ、面白いじゃないですか。軽いノリの「理系あるある」かと思ったら、ちょっとディープな科学ネタがこってり盛り込まれていて読みごたえ十分。ニコラ・テスラやジョン・ハンターの話がインパクト大であった。何遍読んでもおかしい。早速2巻も注文した。

    四人家族の我が家だが、私以外は全員理系。しかも理学部。夫と息子は掛田氏と同じ物理学科だ。ただし息子は高校生の頃からチェックシャツは絶対着ない。「クラスのヤツとかぶったりしたらサイアク」だそうな。みんな着てるのね。夫は…、自分が何着てるのか見てないんじゃないかな。夕陽を見ながら「入射角が大きいから光が云々」というのも、言ってたことがあったような気がする。

    湯川秀樹の言葉が引用されていて、これがまたいいんだよね。
    「一日生きることは 一歩進むことでありたい」ありたい、という言葉が胸にしみる。

    理系じゃなくても楽しめる一冊。しかし、蛇蔵さんって何者だ?

  • 理系の方々の 独特の考え方がとても楽しい 浮世離れしているとか 悪く言われがちですが 2歳の年の差でなやむことなんか 誤差ですらない あいては銀河!10000年は誤差!

  • チェックのシャツをズボンに入れていた私もこんな感じだったような気がします。
    理系あるある満載でもっと読みたいですね。

  • よくある理系あるある系の漫画かと思ったら、一ひねり半ぐらいしてあって今後の展開が楽しみな感じ~。
    絵がきれいなのが嬉しい。
    章末のコラムの文字が小さ過ぎるのがちとツラいかな。

  • 物語の主人公は、物理と関数電卓と素数の17を愛する理系大学生の掛田くん。エキセントリックな実験が大好きな高科先生をはじめとする愉快な仲間たちとともに、彼が毎度「決してマネできない」実現に取り組む理系漫画です。科学を発展させた著名な科学者たちにまつわる子ネタも満載。

  • 『スタントマンはなぜ炎にまかれても平気なのか』を実験?!たしかに「決してマネしないでください」
    でも酸素の発見の歴史もからめてとってもわかりやすい!
    (i44)

  • 取り寄せてもらった。他店在庫ありとのことで素早かった。ありがとうY隣堂!

    その時代において人類の先端をぐいぐい行ってた
    理系偉人のエピソードを読むにつれ、
    天才のぶっとび具合が半端なくて
    もう見守るしかないモードになる。「スゲー」と「ヒデー」が交錯して笑える。

    掛田氏1巻ではまだこんなごつごつしてたのね……と逆流読み特有の感想。

  • 期待を裏切らない面白さ。
    理系豆知識もあれば理系偉人のトリビアもある。なにより掛田氏の恋の行方が気になりすぎるw!

  • 理系童貞男子は共感できる?か出来ないかは分からないけど、高度なギャグセンスだと思う。「尿素」「…誰の?」とかちょっとクスリとする素人目線からのギャグも冴えている。偉人・天才=変人だと言うことがよく分かりましたw

  • 理系あるあるマンガ。妙なこだわりに好奇心と行動力で突っ走るところが面白い。マンガの構成上で読者に近い立ち位置に、一般人の食堂のお姉さんが理系メンズに混じって話が進みます。理系集まると内輪話の暴走になりがちですが、お姉さんに説明するために登場人物たちは普通の理系よりコミュ力がかなりある気がします。

  • 「日本人の知らない日本語」の作者の本。
    今度は理系です。

    偉人の業績もわかるし、
    かけだ氏の恋の行方も面白いし。

    よかったです。

  • おもしろーい!普段意識しない分野のお話を分かりやすく解説してくれてる。

  • 読書レビューを掲載していただきました。

     "科学が好きになるサイエンス・ラブコメディ~『決してマネしないでください。』"
    https://fpcafe.jp/mocha/379


    Webメディア「Mocha(モカ)」
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  • 科学をこんなに楽しくわかりやすく描いた漫画があったのかと衝撃!
    日常にある科学の素朴な疑問に対して、実験や歴史を通して答えてくれます。
    偉大な科学者の話は意外な変人エピソードやトリビアを絡めつつ、コミカルな絵柄とともに面白く噛み砕いてくれていて、これぞ漫画の真骨頂ですね。

    個人的に好きなのはゼンメルヴァイスの話。
    今でこそ当たり前な「手を洗うと菌が落ちる」ことを伝えるために命を懸けたのに、当時はまったく評価されなかったことに驚かされました。
    正しいはずなのに証明できずこの世を去るとはなんとも無念ですよね。
    科学の歴史は証明することの難しさの中で、失敗を積み重ねていく戦い。
    しかもその失敗の先に成功するかどうかもわからない。
    でも、高科先生の「できるよりできないを証明するほうがずっと難しい」という言葉、科学のことだけではなく、様々なことに勇気をくれる一言でした。
    序盤の「心が折れた」掛田に対する有栖の「もっと折れ 折れば折るほど人としての厚みが増す」など、さりげないところでいいセリフが多い漫画だなと思います。

    主人公の理系学生、掛田くんと学食のおばさん、飯島さんの恋愛模様も面白い。
    なんでも理系な表現をしてしまう掛田の恋心は届くのか?!
    そこも見所の一つですね。全巻(3巻)読了済みですが、ラストまで楽しめました。こちらもお薦めの漫画です!

  • 漫画で雑学が学べる!こういうのは大好きです。
    理系関係の研究者は面白いと感じました。

  • 食堂のおばさんが全くおばさんじゃないなあ、と。

  • こういう学習(ギャグ)漫画、だーい好き!

    いきなりの工科医大では毎日がチェックデーだ!で吹いた。「理系の人々」より面白いかも。
    掛田氏と周りの人たちの理系なやりとりに抱腹絶倒。
    巻末の「決マネコボれ話」もタメになるからついじっくり読んでしまう。

    これからはAC電源やリモコンを見るたびに 電波な男・テスラを思い出すし、ゼンメルヴァイスの冥福を祈りながら手を洗うよ。

  • 過去の偉人たちのパートがおもしろくてそっちに目が行ってしまう。
    ……変人ばっかりだったのな……。
    基本はほのぼの理系ラブコメ。たぶん。
    巻末付録が親切設計。

  • 『日本人の知らない日本語』の蛇蔵による、週刊コミック誌「モーニング」連載の「大人が読める学習マンガ」!! 理系大学を舞台に、今日も最高の頭脳を使った、最高におバカな実験が繰り広げられる。例えば、「スタントマンが燃えても平気な理由を検証する」「切れた蛍光灯をともす」「フライドチキンで骨格標本を作る」「2月が28日しかない理由を調べる」などなど。描き下ろし盛りだくさんの第1巻!!
    「Amazon内容紹介」より

    おもろい.腹抱えて笑うレベル.
    キムワイプ・キムタオルは毎日お世話になっております.Tシャツ…ちょと欲しい.

  • 男子校から大学の工学部に入学した掛田君。食堂のお姉さんに片思い。しかし、まともな告白ができない。そんな掛田君を研究室のみんなは応援してくれるのだけれど、なんだかピントがおかしい。決してマネしてほしくない実験やら、科学史を紐解きながら掛田君と食堂の彼女・飯島さんの行く末を見守ります。
    そして、時々登場する子鹿の着ぐるみのなぞの女性(たぶん)や、クールな白石先生の謎…。なかなか面白く興味は続く。

  • 理系大学の実験サークルの漫画。1,2巻まとめて購入。週刊誌に掲載されているときに読んでいるのだが、改めていろんなネタや変な実験、偉大な科学者のエピソードがたっぷりで面白い。
    超奥手の主人公の恋の行方が一応、話のメインだけど。

    偉大な科学者って変人多いんだ。ニュートンってこんな人だったんだ。

    Tシャツにキーエンスとか実験器具メーカーの名や業界用語があったり、細かいとこまで作り込んでいる。この漫画家さんは情報処理能力が高いんだ。

    理系って楽しそうだなあ。高1の長男が理系志望なので、渡そうと思う。

  • 14年末からずっとさがしていたけど、なかなか品切れだったり入荷していなかったりで買えなかった。ようやく入手。おもしろかった! 理系の人が自分で読んだらどこまで「あるある」って思えるんだろう。

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