グラゼニ~東京ドーム編~(4) (モーニング KC)

  • 講談社
3.72
  • (6)
  • (19)
  • (18)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 156
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063885132

作品紹介・あらすじ

ユキちゃん妊娠で発奮する夏之介!! チームも優勝争いの中で、夏之介に頼る場面が多くなっていく。規定イニング数を達成する事で“年俸一億”を達成したい夏之介は鈴木監督の信頼も厚く、登板数を着々と稼いでいくが……そこには大きな落とし穴が待ち構えていた!!!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 夏之介のストーリーもさることながら、
    今回は「監督交代」にまつわる話が興味深かったなぁ。
    ちょうどセ・リーグは監督交代の嵐の最中。
    各球団でこんなことが行われているんだろうか…(^^;。
    しかし、巻数を重ねシリーズが変わっても、
    パワーが衰えない面白さです(^^)。

  • 印籠 引退間際の打算… 帯に短し襷に長し お前のお父さんはリリーフ投手の栄光も味わったしその悲哀も知っている! 組織人 インセンティブ2000万 ネズミ(遊離軟骨) 靭帯損傷 トミー・ジョン手術 セカンドオピニオン 長いシーズン…チーム事情は紆余曲折ある!どこのチームも開幕前の皮算用通りにいく筈はない 壊されたモノを…ファイトを持って再建する…僕にはそーゆー性分があるみたいです 70人枠もあと「3枠」俺は"デカイこと"にしなかった 育成契約

  • トミージョン手術。

  • シーズン終盤での大活躍こそ凡田の本領。
    と思わせるには十分な、ここまでの活躍。スパイダーズ含め。30歳のシーズンも例年通りの大車輪の活躍・・・でしたが、まさかまさかのケガ。しかも靭帯。
    いわゆるトミー・ジョン手術です。
    優勝争い真っ只中の離脱。しかも、手術とリハビリ必要で、復帰は最低でも再来年。日本一稼げる球団モップスでグラゼニ掘り起こす日々の突然の終幕。それどころか、靭帯のケガということで、選手生命の危機も頭よぎります。
    でも、プロ野球株式会社は動いていきます。選手個人の不幸も幸福も生み出しながら、動いていきます。
    リーグ優勝は、モップス。優勝決定のマウンドにいたのは、則川。凡田と入れ替えに一軍登録された則川が、今シーズンのヒーローに躍り出ました。それをテレビで見つめる手術後の凡田。光と影ですね。

    それがより際立つのは、やはりストーブリーグ。グラゼニはここがおもしろい。
    ここでもシーズンの光と影は交錯します。モップスシーズン前半の立役者、鳥海と杉里。トレードと自由契約の二人。前半の活躍あれど、後半の失速ぶりがこの結果を生み出したわけですか。
    見てる方は一発屋感覚なんだよね、こういう選手って。圧倒的な実力見せてではない限り。怖い世界。

    上をどこまでも目指せる世界だから、落ちるのもあっという間なんでしょうね。

  • こうやって潰されていくんだなぁ、普通のサラリーパーソンの世界と似ているようで似ていない世界。

  • インジャリー入りですか。なるほど、そうきたか~って感じすね。でもそれも、スポーツ選手にはつきものの一大事。うまくゼニと絡めて、読者を飽きさせない展開になっていると思います。一家の大黒柱的役割も負わせることによって、それがまたとても身につまされる話に感じられたり。これからの復帰が、どう転んでいくのか見ものです。

  • タフだった夏之介がひじの違和感をおぼえ、まさかのトミー・ジョン手術を受けることになるとは!
    育成契約になりそうだったり、まだまだ目が離せないし続きが気になる!!

  • 地味に面白く、先が気になる。
    野球マンガひさしぶり。
    チーム名がいいね。

  • 過重労働の末の怪我。来年使えないとわかれば、貢献したにもかかわらず大幅減俸。これは酷い…。複数年契約のメリットがよくわかりました。
    メジャーでよく聞く『トミー・ジョン手術』を受けることになった凡田。復帰 まで時間はかかるけど、成功率は高いし手術後に却って球速が上がる選手もいるらしい。
    この不運は凡田のバージョンアップへの布石だと思いたいですね。

  • 10.30

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

第20回MANGA OPENにて才能を見いだされた異才。得体の知れない短編を数作発表後、「モーニング・ツー」誌上で『The DRIFTERS』を連載。『グラゼニ』では初の原作モノに取り組む。当作品にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。

「2014年 『グラゼニ(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アダチ・ケイジの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×