- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063887297
作品紹介・あらすじ
かつて、”親友”美奈子の婚約者である早藤にレイプされた過去を持つ美鈴。その後も脅迫を続けてきた早藤との関係を清算すべく、ホテルの一室で対峙したものの、激昂した早藤に殴打され大怪我を負ってしまう。愛する美鈴を守れなかった自身の無力を嘆く新妻。その隙をつくように、新妻との距離を縮める三郷佳奈。それぞれの”思い”が交錯する「性」と「愛」の物語は”佳境”を迎えるーー。
感想・レビュー・書評
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7巻まで一気読み。正直読むのがしんどかった。
が日常に潜んでいる性暴力について、ここまでシリアスに切り込んだマンガもないと思う。
早藤は幼い頃のトラウマによって「女は暴力を愛と勘違いする滑稽な存在」とし、処女を狙った強姦魔と化した。
自分が傷つけられたのに、自分の体が自分を苦しめていると錯覚し、自分のことが許せずにいる美鈴と新妻。
強姦も罪に問われないような世の中。この話は妙にリアリティをもつ。
次の巻でラストだそうだ。望むべくは、ゲスな早藤に天罰がくだりますように。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく読むのキツいけど、救われた。
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鳥飼茜さんの作品『先生の白い嘘』の7巻を読了。
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美奈子がすごい強いなーと改めて。
全部知った上で、美鈴に土下座してそれでも早藤を守ろうとするとは。
母性のなせる技かな。
早藤のトラウマがものすごい根深い。
れいなは自首したけど、美奈子の方が上手だった。
顔がズタボロ状態で久々に登校した美鈴についても、新妻はすごく優しくて…。
下駄箱越しに想いを伝えるシーンは泣けた。ミサカナも大健闘だと思う。
みんなの想いが交錯してすごく切ない巻だった。 -
1-7巻読了。紆余曲折を経ての憎しみを恐れずに、許しを宣言した結果は、凄惨な反発だったけど。次巻完結でどうなるのか。
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あんな酷い状態で生徒の前に立つとか現実ではありえないな。
しかし写メで脅すゲスがまたしても…。
三郷が新妻に見せた写真とは違ったから別の奴がやったのか?
どう転んでもモヤモヤが残るラストにしかならない気がするけど次でようやく完結らしい。 -
さすがにボコボコはまずいべ!