- Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063907063
作品紹介・あらすじ
遺跡層におおわれた巨大人工天体「アポシムズ」。危険な「自動機械」や「人形病」に侵された者たちが彷徨う極寒の地表で暮らすエオ、ビコ、エスロー達は行軍訓練のさなか、強大なリベドア帝国の兵士に追われる不思議な少女を助ける。少女から託された「コード」と「七つの弾丸」、それは世界の運命を大きく変えるものだった……!! 『BLAME!』『シドニアの騎士』の弐瓶勉が描くダーク・アドベンチャー・ファンタジー開幕!
感想・レビュー・書評
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「シドニア」の世界観の中で「ABARA」みたいなデザインの主人公が「BLAME!」の霧亥のような”当たったらほぼ殲滅!”的な武器を用いて戦うという【弐瓶ワールド】満載の作品でした。
あとは「サナカン」と「熊型サイボーグ」が出れば完璧ですねw
肝心の内容はというと....当然第1巻ではまだまだ先が見えません。
ただ弐瓶先生の作品としては「シドニア」よりも読みやすい印象を受けますね。
(個人的には初期作品のような暗い作画でよくわかんない内容(もちろん褒め言葉)の作品を期待していたんですが...)
追記:先生の代表作「BLAME!」がアニメ映画化されるのをこの本の帯で知りました。
もちろん見に行きますが個人的にはアメリカで物凄くお金をかけて実写化して欲しかったなぁ。
攻殻機動隊よりも海外にコアなファンがいそうですし...
追記2:映画見てきました。概ね満足の出来でした。
ファンならおすすめです!
.....ただ.....サナカンが可愛過ぎて「ブラム学園」のあの銃に撃たれたんではないかと思ってしまいましたよw
(サナカンは怖いくらいに描いてほしかったなぁ)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弐瓶勉の「シドニアの騎士」に続く作品です。
面白いです。素晴らしい。
人類は直径12万キロの人工天体アポシムズの地表に張り付いて生きており、アポシムズの中央制御層乗っ取りを目指すリドベア帝国に仲間を虐殺された主人公エスローと、何故かリドベア帝国に敵対しているタイターニアの物語です。これだけでも面白そう?
タイターニアは一見味方でリドベア帝国が悪の権化みたいな始まり方ですが、ホントはどうなんでしょう。なんだか裏がありそうな予感、、、
巨大建造物など、BLAME やシドニアを彷彿とさせるものもあり、また、ヘイグス粒子やエナなど、似た(同じ?)ものも出てきます。タイトルの「人形」は、人が「転換」してできた超生命体のようなものですね。シドニアの融合個体みたいな見た目です。
あと、シドニアと違って敵が人間っぽいので、シドニアよりも一般ウケするかもしれません。
まだ1巻ですが、1巻からアクセル全開って感じで、とても面白いです。 -
4.0
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7巻まで持ってる
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余白
今まで黒の割合が多かった書き方が、
シドニアの騎士後半から今作にかけて白が多い
簡素化されていて読みやすい
二瓶節は健在 -
シドニアと同じ世界感なのかな?
主人公は最初にタイターニアを助けたエオじゃなくって、セオローだったとは!?
セオローのほうがまだ戦う技能は高そうだから、生き残れそうだけど。
セオローじゃなくて、オセローとかにすればシェイクスピアだったのにな。 -
SF界の名手弐瓶さん。絵が前よりは分かりやすい。説明はないのがSF
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はじめのあたりに出てきた元気な男の子(エオ)が主人公と勘違いしており、序盤で皆殺し的な展開になった時に驚いた。
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新刊の棚に最新刊が陳列されているのを見て知る。
センスのいいタイトルと表紙に、まず1巻を探して読んでみた感じ。
そんな動機なので、予備知識なしで著者の他の作品も知らない。
作者の中に緻密で綿密な世界が存在するであろうことは分かるのだが、それが読者に伝えられないので、置いて行かれる。
恐らく、このまま読み進めれば、読者の理解も追い付くのであろうことも予測できなくもないんだけれど…。
新しい要素をふんだんに取り入れてはいるけれど、ベースはステレオタイプな印象。
基礎がしっかりしているから、新しい部分が活きるわけではあろう。
SFが好きなの一派に、こんな感じの展開が好きな人は多いであろう。
分かり易いのが好きなわたしは、続巻を読み進めるかは未定。 -
もうタイトルからして良い