- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063925371
作品紹介・あらすじ
『絶園のテンペスト』城平京 最新刊!! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!
“怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!? 2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?
「鋼人七瀬は虚構である」という合理的な虚構を構築するため、警察など、人からの情報だけでなく、“幽霊による証言”まで取り入れていく琴子。しかし、鋼人七瀬による殺人事件が起きてしまったことにより、まとめサイトは「鋼人七瀬は実在する」という流れが加速していってしまう――
感想・レビュー・書評
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いよいよ鋼人七瀬の正体が明らかに。九郎と同じ(と思われる)能力を持つ、従姉の六花とのネットを介した戦いが今始まる。それにしてもなんだかんだ言いながら九郎は琴子の事は無条件で信頼してるのが見て取れる。もう紗季さんは少なくとも九郎との恋愛に関しては出る幕は無いのだろう。虚構で成立された鋼人七瀬という存在を虚構でもって否定する。匿名の個人は自分が信じたいものを信じるのだ。
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鋼人七瀬による殺人事件が発生し、その存在が全国的に知られてしまうことに。鋼人七瀬を合理的な虚構によって封じ込めようとしていた琴子だったが、黒幕に先手を打たれてしまった格好に。事件の背後にいるのは、九郎の従姉・六花。彼女もまた、九郎と同じく不死と未来決定の力を持つ人間だった。その能力を使って未来決定の可能性を試す六花と、それを阻止するために能力を使う九郎。そして、様々な制約の中で、合理的な虚構を打ち立てて鋼人七瀬を攻略しようとする琴子。
「妖怪 化け物 幽霊 魔がいようと秩序はある ひっくり返してはならない道理がある それを守るのが私の役割だ」という琴子の決意。その秩序を守るために、無責任な聴衆に対して虚構を提示し、虚構を彼らの真実にするなんて皮肉だよね。いよいよ始まる六花との決戦。四つ組み上げた解決でいかに戦うのか。次から本格的な見せ場になってきそう。 -
やっと黒幕の正体が出てきた4巻目!ところで私は六花さんみたいな天然キャラが大好きです…(笑)
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不思議な世界観。
皆1度は考えたであろう、幽霊や妖怪と関わっていくストーリー。
引き込まれます。 -
鋼人七瀬の話めっちゃ長いな!って思ってたけど、そういえば小説が原作なんだっけ。
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コミック