虚構推理(4) (講談社コミックス月刊マガジン)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063925371

作品紹介・あらすじ

『絶園のテンペスト』城平京 最新刊!! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!

“怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?  2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?

「鋼人七瀬は虚構である」という合理的な虚構を構築するため、警察など、人からの情報だけでなく、“幽霊による証言”まで取り入れていく琴子。しかし、鋼人七瀬による殺人事件が起きてしまったことにより、まとめサイトは「鋼人七瀬は実在する」という流れが加速していってしまう――

感想・レビュー・書評

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  • 私は九郎×琴子推しなので 紗季さんには寺田刑事と上手くいって欲しかったので残念です

    紗季さんは九郎が紗季さんに六花さんの面影を感じて 付き合ってたのに気づいていたみたいですが
    紗季さんも紗季さんで頼りなさげでなよっとしてて素朴で山羊みたいな九郎に惹かれてた
    しかし 実際は 九郎が、普通からかけ離れた人の範疇にないものだと知り 別れた訳ですが
    ある意味 お互いがお互いを理解しようとしなかった点では ある意味似ていて そういう意味で
    お似合いのカップルだったのかもしれませんね

    九郎は六花さんが好きであり、縛られている
    九郎は 六花さんが好きだと言っていましたが
    琴子とは別の意味でやはり 甘いような雰囲気はなく
    紗季さんの言うように 師匠に接するような感じで
    恋情というより憧れに近いものだと思う
    私としては 九郎と紗季さんの関係も恋人というより
    上司と部下のように見えるのですが・・・
    やはり 九郎は琴子の前だと気を許している感じがします
    今回は 六花さんの登場回であると同時に
    九郎と琴子の信頼関係がよく出てる回でもあると思いました
    今回の黒幕が六花さんであると確信しながら 九郎に
    琴子は何か言おうと口を開きかけたけれど
    紗季さんが来てしまい、急いで 服を着るシーン
    琴子が九郎を心配そうに見てるのがよかったです
    九郎が 琴子にとって 恋敵であり、今回の件でも敵である六花さんを気にかけてることに 何も言わず
    心配する琴子
    懐 広くて 包容力あるいい彼女じゃないですか
    幸せになって欲しいです

    紗季さんが来てなければ 琴子は何を言おうとしてたんでしょうか

    私は九郎は琴子と付き合うことで大変な目にあってるのかもしれませんが 九郎は琴子と付き合ってた方がいいと思う

    あと九郎が琴子の頭を撫でてやり、琴子が嬉しそうにしてるシーンが好きです

    その他では 九郎が六花さんと琴子にイメージする家事が違いすぎてふいた
    何で 二人ともシャワーハットとナイトキャップ持ってるんだろう?
    九郎が使うのかな?



  • いよいよ鋼人七瀬の正体が明らかに。九郎と同じ(と思われる)能力を持つ、従姉の六花とのネットを介した戦いが今始まる。それにしてもなんだかんだ言いながら九郎は琴子の事は無条件で信頼してるのが見て取れる。もう紗季さんは少なくとも九郎との恋愛に関しては出る幕は無いのだろう。虚構で成立された鋼人七瀬という存在を虚構でもって否定する。匿名の個人は自分が信じたいものを信じるのだ。

  • 鋼人七瀬による殺人事件が発生し、その存在が全国的に知られてしまうことに。鋼人七瀬を合理的な虚構によって封じ込めようとしていた琴子だったが、黒幕に先手を打たれてしまった格好に。事件の背後にいるのは、九郎の従姉・六花。彼女もまた、九郎と同じく不死と未来決定の力を持つ人間だった。その能力を使って未来決定の可能性を試す六花と、それを阻止するために能力を使う九郎。そして、様々な制約の中で、合理的な虚構を打ち立てて鋼人七瀬を攻略しようとする琴子。

    「妖怪 化け物 幽霊 魔がいようと秩序はある ひっくり返してはならない道理がある それを守るのが私の役割だ」という琴子の決意。その秩序を守るために、無責任な聴衆に対して虚構を提示し、虚構を彼らの真実にするなんて皮肉だよね。いよいよ始まる六花との決戦。四つ組み上げた解決でいかに戦うのか。次から本格的な見せ場になってきそう。

  • やっと黒幕の正体が出てきた4巻目!ところで私は六花さんみたいな天然キャラが大好きです…(笑)

  • デカルトの言葉か。
    この推理能力というか組み立て能力ってもしかして、知恵の神としての神格を得たことによって能力の補助があるのだろうか。たまたま琴子が頭が回るだけにしては回りすぎるというか、なんというか。
    まさに虚構推理のタイトルを始まるね。
    九郎、想像するのはいいけど、今人家事能力なさそうだぞ。
    ってお風呂のシャンプーハットは何に使うつもりなんだ。
    素敵な対比だなぁ。
    健康ランドって、生活能力なさそうな人だなぁ。
    この娘はよくないと思うわって本人前にして言っちゃう六花さんが素敵だね

  • 不思議な世界観。
    皆1度は考えたであろう、幽霊や妖怪と関わっていくストーリー。
    引き込まれます。

  • 鋼人七瀬の話めっちゃ長いな!って思ってたけど、そういえば小説が原作なんだっけ。

  • 寺田刑事が犠牲になったことにより、鋼人七瀬の怪異はより力をつけていく。
    またこの怪異の裏には九朗の従姉、六花が関与しており……。

    噂で生まれ、真実となった鋼人七瀬を嘘で消滅させようと試みる琴子に次巻期待したいですね。
    おまけ漫画の方もいつも違うこと(コメディーよりなのは同じですが)をしていますがどの話も面白くてよいですね。

  • コミック

  • 虚構推理というタイトルの理由がやっとわかった。
    犯人も判明したけれど、岩永がどう嘘をついて、鋼人七瀬を倒すのかとても続きが楽しみ。

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著者プロフィール

【片瀬茶柴(かたせ・ちゃしば)】
本作にてデビュー。

「2021年 『虚構推理(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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