攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX ~The Laughing Man~(4)<完> (KCデラックス)
- 講談社 (2016年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063930719
作品紹介・あらすじ
『攻殻機動隊 S.A.C.』の代名詞ともいえる「笑い男事件」シリーズ、堂々の完結! 数々の模倣犯を生み出し、警察や政治組織の背後に潜む巨悪が蠢く「笑い男事件」の全貌とは!? 6年前、アオイが瀬良野社長を誘拐したことに端を発した事件の真相がついに明かされる!! 欄外には神山健治監督によるオーディオコメンタリーふうインタビューを収録。
感想・レビュー・書評
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「笑い男」完結。そして、公安9課が闇に潜む。
『全ての情報は共有し並列化した時点でオリジナリティを喪失し…』
『代わりに動機のある他者の…独創的意思に内包される…』
ラストシーンのとある台詞。
誰もがこぞって、流行りとされているものをこねくり回して、自分らしさに変えようとして発信している昨今の風潮は、この台詞とちょっと親和性あるのかな、と思います。
違うかな?
シリーズ通して、オーディオコメンタリー風の欄外コメントがあったんですが、わかっちゃいたけど読みづらい。試みは面白いんじゃないかとは思うけど、巻末にまとめてくれた方がいいですね。それもわかっちゃいたんでしょうけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
欄外にインタビュー形式でコメントがあるので、読みなれるまで気になって気になって…。
アニメは未見なので、笑い男事件だけを抜き取ってどのようにまとめてあるのかは分からないが、日本の厚生労働省に関わる利権と問題、いつも患者さんが後回しにされていく現状を思えば読むのが辛くなる内容であった。
偶然の重なりから起こった事件だが、本当の犯人がこんな所にいるこんな人だったという事も、意外性があって面白かった。 -
笑い男編完。事件の真相が淡々と明かされていくだけなので、ちょっと退屈だったかなー。