傘寿まり子(1) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 313
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063930740

作品紹介・あらすじ

ベテラン作家の幸田まり子は自分の家で息子夫婦、孫夫婦との間で住居問題が勃発。老人の自分には居場所がないことを感じ一人家出を決意。街中のネットカフェで暮らし始めるが・・・・・・?

ベテラン作家の幸田まり子は自分の家で息子夫婦、孫夫婦との間で住居問題が勃発。老人の自分には居場所がないことを感じ一人家出を決意。街中のネットカフェで暮らし始めるが・・・・・・?

感想・レビュー・書評

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  • 80歳のおばあちゃん作家のまり子さんが、家族との折り合いが悪くなって(家族にないがしろにされて)、家出して一人暮らしを模索する・・という現代の冒険譚。
    読んでいて辛い部分が多かった。80歳の高齢者が思い付きで1人で家を出るというのが、実際のところ体力的にも気力的にも無理だと思うので、現実味のないファンタジーだなぁ~とも思う。
    すごく話題になりそうなテーマではある。ので、今後の展開が気になります。

  • 何故子供が独立せず同居しておいて、
    持ち主である親に内緒で建替の話を進めるのか。
    家が手狭なら子供らが出ていけば良いのに。
    家出するのが大人げないと言えば言えるが気持ちは分かる。

    猫を漫画喫茶に連れ込むのはやめて欲しいし
    しかも野良でノミがいるままなんてちょっとしたテロだ。

    家出していた母を息子が心配していたのは良いが
    他の人たちは心配していた様子も無いし、
    息子も平謝りというより母に怒っている感じだし。

    車に轢かれるのもびっくりだったし、ちゃんと病院に連れて行くという話にもならないし
    動物病院周りの話も正直色々引っかかるが
    80歳にして憧れの人と愛猫と同棲を始めると言うのは良いと思う。

  • 元気な老人たちが増えてる世の中ではあるが、弱者でもある。弱者なりの生き方を教えてもらえるんじゃないかと期待。


    あと、やっぱり金を得られる職を持ってる人は、どんな時でも強いよなぁってつくづく思う。

  • 自分たちが建てた家を当たり前のように子どもが所有物のように扱ってるの、衝撃の始まりだったなぁ。
    「まだ生きててごめんなさい」なんて身内が思ってたとしたら泣いちゃう。

  • 自分の祖母と重ねてしまって、楽しいはずの作品を100%楽しめなかった…

    彼女もこう思ってるのかな。どういう気持ちなんだろう。すこしボケ始めてるけれど、ちゃんと話さなきゃいけないな、最近ちょっと蔑ろにしてた。だめだ

  • まさか、傘寿の婆さんに共感して泣かされてしまうとは!これだけで名作!

  •  BOOK OFFでたまたま見つけたんだけど。
     まり子さん、一生懸命でかわいい。

  • 現役作家で健康とはいえ80歳。
    身体を動かす趣味もなさそうな方がネットカフェで何日も過ごすのは体力的に難しいのでは…

    でもあまりリアルなのもせつなすぎることになりそうで、これくらいお元気なほうが楽しく読めそう。

  • 高齢の方がもっと身近に感じることができて嬉しい作品。

  • 2018.11.12 朝活読書サロンで紹介を受ける。
    http://naokis.doorblog.jp/archives/reading_salon_120.html

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