冒険エレキテ島(2) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 207
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063930818

作品紹介・あらすじ

最愛の祖父の遺志を継ぎ、めげない孤高の女パイロットは、愛猫とともに幻の 浮き島「エレキテ島」を追い求める。どこかユーモラス。何度でもみずみずしい。美しく表現豊かな画を約束する天才・鶴田謙二の最新作。

離島で航空便を営む御蔵みくらは、祖父の遺品から太平洋上をさまよう回遊島・エレキテ島の存在を知る。愛猫エンデバーと共に複葉機・ソードフィッシュで出発したみくらは、ついにエレキテ島にたどり着くが、思わぬ応対を受ける! 冒険の始まりだ! 超絶待望の第2巻、ここに登場!

感想・レビュー・書評

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  • 前作を読んだのは、2011年。

    小さな複葉機でエレキテ島を目指し、飛び出したみくり。
    夜に洋上を漂ううちに、エレキテ島と遭遇。
    モン・サン=ミシェルのような山いっぱいに立てつくす家々。人影は少なく、気難しそうな老人達の顔がパラパラ見える。排他的な態度を示す彼らは明らかに歓迎していない。

    話はあまり進展しない。迷宮のような石づくりの街をみくりがうろつくシーンは台詞も少ない。こういう絵をたっぷり書きたかったんだろうと、じっくり鶴田さんの絵を堪能する。
    鶴田さんらしい脱力系似非科学は、影を潜めている。

    男の子に云われて、登った島の高い場所の「お店」。そこでみくりが逢ったのは?

    皆さんが触れている通り帯に、鶴田謙二初、「2巻」出た!とある。6年ぶりの続刊。3巻目は2023年頃かな。この後は、奇想天外な展開を期待したい。

  • 初版 帯

  • 面白いです!

  • 10分ほどで読み終えた,だってセリフがほとんど無いしね.鶴謙初の2巻だそうなよ?

  • ストーリーの進みは遅いけど全然悪くない。心地よい線を見てるだけでため息が出てくる。

  • あんとくやまと店

  • コミック

  • 帯の文句が奮っている。「鶴田謙二初、「2巻」出た!」と。
    もちろんエマノンがあるけどあれは別タイトルだしね。
    3年かけた仕事が3時間で終わったので、次は冒険だと気持ちを奮い立たせて。
    遭遇した人物は……。おいおい! また何年も待つのか!
    奥付をみると、2012年から2017年の連載をまとめているのだとか。
    次は2023年か・・・…遠い目。

  • うーん、一体このあとどうなるんだろう?
    続きはあるのか?

  • エレキテ島は実在した!
    でも、そこからが冒険。
    本巻ラスト、みくらは誰にあったのか?
    3巻は出るのか?

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著者プロフィール

鶴田謙二(つるた けんじ)
1961年静岡県生まれ。1986年に『広くて素敵な宇宙じゃないか』が「週刊コミックモーニング」に掲載されデビュー。代表作に『The Sprit of Wonder』『Forget-me-not』がある。
イラストレーターとしても活躍しており、2000年、2001年、2013年に星雲賞のアート部門を受賞、2000年にはSFマガジン読者賞を受賞している。現在は漫画作品『モモ艦長の秘密基地』『冒険エレキテ島』を手がけている。

「2022年 『鶴田謙二画集 つぶあん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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