どうぶつの国(13) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 146
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063949568

感想・レビュー・書評

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  • 次で最終巻か……全速力で走り切ったな

    読んでいれば作者がどれだけ精神を削ってこの漫画を描いているかがわかる。絵も、そしてセリフも、生半可な覚悟では描けないものだと思う。この漫画はただのバトル漫画ではない、強いメッセージ性がある。ページをめくる手が止まってセリフを何度も読み直してしまうこともしばしば

    正直あまり世間に知られてはいないけどすごい漫画だと思う

  •  舞台は最終章へ。ジュウのとんでも超兵器武装が戦いを大いに盛り上げました。

     動物の本能。戦争が科学のレベルを底上げする。それは現代でも同じで戦争のたびに科学は発展しました。ジュウの言うとおり人間の悪意はどこまでも尽きることなく抗いがたいものである。けれども、その悪意が星の破滅を止めることができるのも皮肉めいています。陰と陽があってこその世界なんて答えはギラーにとってはありえないと思いますが、結局はそのバランスの境界線上で毎回考え進んでいかなければいけないのが人間なんじゃないんですかね。動物の本能はひとつじゃないから統一は苦しく難しいものだからこそ悩み続けなきゃいけないものじゃないかと思います。

     ジュウの華麗なる戦闘ぶりにもワクワクさせられる13巻でした。クオウも現れ、愛を知る永遠の命がどう星をつくるのか。次巻最終巻楽しみです。

著者プロフィール

雷句誠(らいく・まこと)
岐阜県出身。『金色のガッシュ!!』で第48回小学館漫画賞少年部門受賞、『どうぶつの国』で第37回講談社漫画賞児童部門受賞。その他作品に『VECTOR BALL』などがある。

「2023年 『金色のガッシュ!! 2(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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