炎炎ノ消防隊(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
3.52
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本棚登録 : 1382
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063955675

作品紹介・あらすじ

全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!

全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!

感想・レビュー・書評

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  • マガジンで連載中のバトル漫画です。
    前作のソウルイーターからセンスが衰えず、バトルシーンやギャグ、キャラクターの個性がはっきりしていて面白いです。
    ソウルイータ―とは若干方向性が違いますが、実際読み進めてみると楽しむことができています。

  • 秋樽さんかっこいー!

    (気になった言葉)
    「緊張おかで表情がこわばるとき笑ってしまうクセがあるみたいです。」(森羅日下部)

    「ある日を境に突然世界中で人が燃えだすようになった…。第一世代とされる人体発火の被害者たちだ。後に第二・第三世代と呼ばれる被害者たちは炎に適合し操る力に目覚めたが…自我を失い命尽きるまで暴れる第一世代の彼ら"焔ビト"と恐れられている。我々特殊消防隊の任務は"焔ビト"の炎を鎮火し人々と"焔ビト"の魂を救うこと…。何より人類を炎の恐怖から救い出すことが我々の使命だ!」(秋樽桜備)

    「恐怖心がある方が冷静な判断ができる。だが、ただの臆病者にはなるな。」(秋樽桜備)

    「物体は温度が上がるにつれ固体・液体・気体と変化するが、さらに高温状態がプラズマだ。」(武久火縄)

    「食後のトレーニングはよくねぇからなァ…。(中略)胃に集まる血液が分散して消化によくねぇんだよ。」(秋樽桜備)

    「我々、特殊消防隊の任務は"焔ビト"と戦い、殲滅することだ。"焔ビト"は元人間…鎮魂を名目にしてはいるが俺たちがやっていることは殺しだ。特殊消防官の中には自分たちを聖職者とのたまって"焔ビト"との戦闘に喜びを求める者もいる。だが、残された遺族の気持ちはどうなる?その戦いで殺されるのは大切な肉親だった人だ。遺族の前で殺しの道具である武器は決して見せるな!それができない奴はうちにはいらん!」(秋樽桜備)

  • 消防、救命士物は結構好きだから読んでみたけど、別にいらなくない?ていういやらしカット、ラッキースケベられカットとか、どうもなあ…………

  • ボボボーボボーボボーは卑怯だ、、
    教会付きの消防士ってことはエクソシストのようなかんじだわね
    スチームパンク感も好き~

  • 本人はもちろんまわりも炎で焼き尽くす人体発火現象が社会問題となっている世界。
    消防士・軍人・聖職者からなる特殊消防隊が鎮火と発火原因の探求にあたっている。

    幼少の頃、そんな事件の1つで母と弟を亡くした森羅日下部は第三世代の人体発火を操れる特殊消防隊員の一人として赴任した。
    悪魔ではなく、ヒーローと呼ばれるために。

    〇世界観を知るためのプロローグ。これから入り乱れての陰謀が火を噴きそう。
    〇女の子たちは少年マンガだからなのか。次の世代になってもよい気はする
    〇やっぱ怖いな~

  • アニメを先に見て、漫画を追っている。

    他の方のレビューにもあるが、ハガレンやエクソシストを思い出す
    ヨーロッパなどの外国の要素が入った、レトロな日本ベースの舞台で繰り広げられるファンタジー。
    人が発火するという衝撃的な事件と、それを消火するのが仕事である消防隊という設定は興味深い。

    少年漫画なので仕方ないのかもしれないが
    個人的にはラッキースケべられは面白くないし正直読んでいてこの設定が面倒に感じてしまう。

    シンラをはじめ登場人物にそこまで感情移入できるキャラがおらず
    話は普通に面白いのだがあまり入り込めない。
    アニメでは紅丸が出てきたところから急に面白く感じたので、この先に期待したい。

  • まだ序章かな。第八隊長いいなぁ。多分タレ目だから?(笑)優しさも持ってるし、周りに目を向けていられる人だわ。 第二世代第三世代と血は薄まっていくだろうに、火に対する能力はあがるのね。単に発火だけの第一世代より、火力調節できたり、自由自在に操れるし。あのグルグル目の帽子男は敵で間違いないよね?

  • やはりこの漫画家は漫画家として天才だなと思うのである。『B壱』のときにそれを感じて以来ずっと見続けるのですが,その紡ぎだされる独特の世界がね表現方法がね面白いのですよ。『B壱』も『ソウルイーター』もこの作品も同じに見えるといってしまったら,似たような作品ではあるのですがね……?

  • 一話のおためし読んだら面白かったので購入。ファンタジー世界のめ組の大吾みたいになるのか?←多分ならない。

    主人公が見える鬼みたいな存在が気になります。そして昨今のマンガに珍しく犠牲者が結構出ているのも新鮮だったり。続きも楽しみ。

  • "「恐怖心がある方が冷静な判断ができる
    だが ただの臆病者にはなるな」"

    新作!

  • 人柱


    前作のソウルイーターに比べて最後まで構想がちゃんと練られている感じがした

    絵も安定していて読みやすいが、
    設定が少しややこしいので一気見するのがオススメ


    最強ポジが主人公とは別にいるという設定は
    個人的に好み

  • 【22年、全34巻で完結!お洒落で深い世界観。大人のための少年漫画】
    定価:480円+税(1冊あたり)
    独自キーワード:#ロック #熱い友情 #ヒーロー #仲間 #哲学 #生きるとは #お洒落
    こんな時に読みたい:#1年に1度くらい読み返したい
    好き度:4.0/5(22年 06月時点)

    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
    [刺さったポイント]
    1.デザインにも物語にもキャラクターにも感じる「共存するお洒落さ」
    2.ファンタジーの世界を通して現代社会への問題提起
    3.ぶっとんだ表現(世界観)
    4.とにかく女子が可愛い。男たちは心意気がかっこよい。
    5.アニメとコミック、どちらもよい!
    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

    ・アニメから入りました。コミックが完結したとのことで大人買いして読破。久しぶりに痺れた作品です。
    ・アニメ初見の時は、「人が焔人(炎のお化け)になる?」「炎を使ったヒーロー?」・・・と設定そのものに対して違和感を感じていました。が、、、今では完全に魅了されています。むしろ、この設定で、ここまで引き込むすごさ。圧巻です。「NARUTO」や「ガッシュベル」以来、久しぶりに人に伝えたい、読んでほしい漫画です。

    1.デザインにも物語にもキャラクターにも感じる「共存するお洒落さ」
     ・炎をテーマにした物語なので、基本的には曲線美やアシンメトリー(左右非対称)。にもかかわらず、どこかシンメトリーな画やテロップ、どこかカチッと「整」を感じる自体や画の構図。この共存が新しさや気持ちよさのようなお洒落さを感じてしまいます。
     ・キャラクターの台詞や振る舞いも、どこか昭和的な正義感やお茶目さもありながら、今っぽさも感じる。この共存にもお洒落を感じずにはいられません。
     ・物語も、正義のヒーローを前面に打ち出したものであるにもかかわらず、終盤で垣間見える現代社会に対するアンチテーゼのような落とし方。この共存もとにかくお洒落。
     ・「何で面白いんだろう…」と不思議に思いながらアニメとコミックを2週観ました。そこで出た私なりの結論こそが、真逆のようなもの同士が反発しあうことなく、共存することの特別感なのではないかと思いました。
     ・ちなみに、書籍の裏側って書籍のISBNコードとバーコード、値段が記載されているのが普通ですが、このコミックはISBN番号のみ!この辺のお洒落さもとても好きです。

    2.ファンタジーの世界を通して現代社会への問題提起
     ・描かれているのは私たちのいる世界が大災害によって一度滅んだ後の社会。つまり、「ONE PIECE」や「NARUTO」よりはノンフィクションに近い設定です。それでも、炎を操る能力や人が炎のお化け(焔人)化するような設定は、フィクションであり、ファンタジーの世界そのもの。なんですが、「その大災害がなぜ起きたのか」「再び大災害を起こそうとする敵の真意は何か」「柱とは伝道者とは何か」の落とし方に、現代社会に対するアンチテーゼのようなものを感じます。「この世は確立された自己を持つ少数のものによって出来上がっている」「人類の絶望と救済の連鎖をどう止めるか」などなど、特に終盤は怒涛の哲学的な台詞が満載で、何回も読まないと受け止めきれないくらいの思想が込められていました。

    3.ぶっとんだ表現(世界観)
     ・特に終盤です。かなりぶっとんだ世界観です。漫画「NARUTO」の終盤をさらにぶっ飛ばせたような感じでしょうか。一番の驚きは、漫画で人(実写)の写真が出てきた、ところです。これ、やばくないですか笑 かなり前衛的な表現方法で、何らかの意図が含まれていると思うのですが、ぱっと見は衝撃が強すぎて、何も受け取れませんでした笑
     ・とはいえ、終盤(大体30巻以降くらい?)までは、基本的な設定に準じラストに向けて順調に物語が進んでいく一般的な表現です。ラスト4~5巻くらいが突如ぶっとんだ感じです。が、これも不思議と見れてしまうんですよね。というか、ここまでぶっ飛ばした表現にもっていくからこそ、物語を通して大きな主張をされても、読んでいるこちらが違和感を感じずに受け止められたような気もします。

    4.とにかく女子が可愛い。男たちは心意気がかっこよい。
     ・女性はシンプルな服装ながら曲線美が非常に美しく描かれていました。同じテイストなので、男性はわりとニュートラルに感じますが、筋肉の質感などはリアルで素敵。というより、男性陣はとにかく心意気がかっこよい。例えば、第8特別消防隊の桜備(おうび)大隊長。彼こそがいかにもヒーロー思考の物語を柔らかくしてくれています。それが、温かさを感じさせてくれて、涙を誘ってくれます。また、アーサーという主人公森羅日下部の親友も、日下部とつかず離れずの丁度良い距離感で接してくる。これもまた終盤戦での涙を誘ってくれました。

    5.アニメとコミック、どちらもよい!
     ・久しぶりにアニメとコミックに差のない作品を観ました。アニメから入りましたが、コミックを読んでも画的な違和感を全く感じませんし、なんなら声が聞こえてくるようになりました笑 それくらい同調してくれます。
     ・その上で、再びアニメを見ましたが、やはりアニメも完成度が高い。戦いのシーンにおける爆発などの細かな演出はコミックでは表現しきれない部分を、アニメはしっかりとかっこよく表現してくれています。だからこそ、コミックを読んでも、その行間部分を具体的に想像しながら読むことができます。
     ・この作品は、アニメとコミックを併用してみたら、なお楽しめる作品ではないでしょうか。

    9.総じて…
     ・改めて、久しぶりにワクワクして感動したコミックでした。アニメとの相乗効果も見逃せません。
     ・お洒落さがあって、哲学的でどこか皮肉めいていて、でも本質にある優しさが心に響く。バランスの取れた大人のための少年コミックではないでしょうか。
     ・22年5月時点でコミックが完結しているので、続きをモヤモヤして待たずに一気見することができます。アニメも、現時点ではシリーズ2まで制作されていますが、シリーズ3の制作も決定されています。そういう意味でも「22年、今アツい漫画」ではないでしょうか。
     ・かなりお勧めなコミックです。是非一度読まれてみてはいかがでしょうか。

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    #FavoriteDegree4.0

  • 全巻読了

  • (3巻まで読んだ評価)
    絵はTHE少年漫画!の絵だったのでワクワクしながら読み始めましたが、意外と普通だった…かなという印象。
    4巻を読んでみて5巻以降考えたいな、という感じ( ゚д゚)

  • なんか思ったより世紀末的な話でびっくり

  • 消防官と敵が殺し合いするってなんかヘンテコな話。
    メタ的な話も最近出てきておりこれはこれで面白い

  • 少しハガレンぽい。大久保さん、ソウルイーターの頃より格段に面白くなってる

  • Kindleで無料で購入出来たので読んでみた。 面白かったのでAmazon primeでも見てみようかと(^^)

  • 2020.9.5 読了

  • 人体発火現象によって、突然「焔ビト」となり破壊のかぎりを尽くす。そんな危機に直面している世界で、人々を救うヒーローを目指して特殊消防隊に入隊したシンラ。彼を中心に物語は進みます。

    なにはともあれ、ラッキースケべられ、いいと思います!!

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著者プロフィール

漫画家。おもな作品に「ソウルイーター」シリーズ(ガンガンコミックス)、『炎炎ノ消防隊』(講談社コミックスマガジン)などがある。

「2022年 『炎炎ノ消防隊 未知への船出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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