- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063958874
作品紹介・あらすじ
何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
彼に“フシ”と名前をつけたのは、オニグマ様への捧げ物に選ばれたニナンナの少女マーチ。少女たちと共にヤノメに囚われたフシはママになることを夢見るマーチの側で刺激を受けながら成長していく。そんな中、マーチを助けるために少女パロナはヤノメからの脱出計画を練っていた。希望を抱く少女たちからフシは一体何を獲得するのか。これは自分の未来を選択する物語。
感想・レビュー・書評
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表紙が辛いな。
とは言え不滅なのでこういった
出会いや分かれは続くんでしょうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オニグマへの「きっと(元の場所に)かえれるわ、かえれる…」と言った時のマーチの表情にグッとくる。
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ジャンル不明、敢えて言えばディストピアもの、かな。2巻まで読んでも、まだそのあたりの同定が難しいという。これは肯定的評価で。最初に思い浮かんだのはマッカーシーの”ザ・ロード”。でも違う方向に。次に”望郷太郎”だけど、これはまだどうなるか、ってところ。続きが気になる。
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マーチ…パロナ…
どっちもいい子で無傷で里に帰って欲しかったけど大体この話フシが亡くなった人の外身や思いを継いでいく話だもんな~
現実は悲しくて残酷で美しい
表紙が「オリジナルがなりたかった未来」だという話をどこかで聞いてもう泣きそう -
思ったより早く核心に触れる人物の登場
死後の世界がある世界観っぽいので、何でもありになってきた。創造主出てきても驚かないわw -
罪人の婆さん割と良いキャラしてるね。読み終わってから表紙を見返すと切ない。