逃げるは恥だが役に立つ(9) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社
4.15
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本棚登録 : 654
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063980134

作品紹介・あらすじ

2016年最大のヒットドラマとなった「逃げ恥」の原作。ドラマの最終回とほぼ同時にこちらも連載の最終話を迎えて、それも話題になりました。最終巻となる9巻では、百合ちゃんと風見さんのその後を描いた番外編を加えて、お届けします!

2016年最大のヒットドラマとなった「逃げ恥」の原作。ドラマの最終回とほぼ同時にこちらも連載の最終話を迎えて、それも話題になりました。最終巻となる9巻では、百合ちゃんと風見さんのその後を描いた番外編を加えて、お届けします!

感想・レビュー・書評

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  • 最終話で、互いの最適化の結果が出ているのが良かった(ワンピースの下りとか)
    ただ、それも最適化の過程の話で、子どもができた場合のプラン『サンキューシステム』『イイGoシステム』も想定しているのが面白い。
    生活の最適化は二人が共に生活していく限り、ずっと続いていくのだろう。月イチの最高経営責任者会議で。
    そのように定期的なメンテナンスを通じて、生活を適合させていくという姿勢はぜひ見習いたい。

    ドラマ未視聴で原作本を読破したけれど、面白かった。
    ドラマも観たくなった!

  • 昨日は寝しなに「逃げ恥」の最終巻を読んで百合ちゃあああんってなりながら寝た… みくりとヒラマサさんはよい結論でした。「家事は仕事か仕事でないか」はそれぞれのふたりが納得いく形を常に探していこうって約束できるのが大事だよね。

  • 絵があまり好みではないが、ドラマがすごく人気で敬遠していた作品ですが、機会があって読んでみました。
    なかなかかわいらしいアラサーのお話で、読んでいて和みました。
    派手なものはなくても、とても現実的で理論的な結婚観。夢を見ていない様で見ている結婚。難しいけれど、漫画でフィクションなのに、日記というかどこかドキュメンタリーを読んでいるような錯覚を抱きました。

  • 全巻の感想
    やはり着眼点が素晴らしい。結婚や人生観のもやもや点を仕事とダブらせたことで何かが見えてくるという視点。但しみくりほど小賢しく追求する人はなかなかいないと思うけど。(著者いわく元彼に言われただけで小賢しい人を描いた訳ではないらしいが)現実的に追求出来ないことを描いてくれた清々しさが良いところ。そして、改めて全巻読んだことで美味しいところを上手く引き出しまとめ上げたドラマの凄さに震えが止まらない。

  • 最後まで、良い話だった。何度も読み返したくなるのは、単純なラブコメだからではなく、いろいろ考えさせられるところ、共感するところがあるからだろうな。

  • 良い終わりだ…!みんなが幸せになれる、素敵な物語の終わり方。番外編の最後の一行は、たくさんの未来や物語が詰め込まれていて、とても好き。

  • 最終巻。ドラマも面白かったけど、漫画はもっと社会的な問題の意識が強くて読み応えがあった。

    夫婦の思っていること、子育て、高齢処女、童貞など、いろんな人があまり口にできなくて悩んでいることを代弁してくれてるんだと思う。

    どれも相手に話さないとわからないこと。そこが難しいところではあるんだけど。
    受け止めてくれる相手がいるのは素敵だなぁと思う。

  • 「夫婦をこえてゆけ」。いまさらながら、すごいスローガンだ。最終話よみ改めて考えさせられている。マンガとメディア化の相乗効果すばらしく成功したケースよね。そして百合ちゃんの番外編が素敵すぎる。

  • 本編も良かったけど、
    番外編が良かった。
    人を好きになるのって
    良いなぁと感じることができました。
    年齢って関係ないんですね、
    人が人に惹かれるのって。
    好きになった先の
    行為、行動を起こす場合には
    年齢だったり、性別だったり、今までの経験だったりが
    いろんな影響を与えてしまうし。
    自分の力だけで乗り越えるのが難しくなるから
    医者や親類や力を借りていくこともいるのかもしれないけど、
    ただ私という命が
    別な命と惹かれ合うって
    時間を一緒に
    それだけなんだね。
    長く一緒にいられるかは今わからないし
    約束もできないけど、
    今この時
    ここにいる。
    一番近くにいる。

  • みくりの就職が決まり、2人でCEOとして模索する回。風見さんと百合ちゃんの関係性も進展。番外編で高齢処女に斬り込んでるのも現実的で、でも優しくてすごくよかった。

    ドラマでもすごく素敵だと思った台詞。
    「あなたが価値がないと思っているのはこの先自分が向かっていく未来よ。それって絶望しかないんじゃない?」「そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまうことね。」

    百合ちゃん「周りに遠慮せず自分の判断で自由に生きて、失敗したらそれもちゃんと受け止める。それが大人ってもんでしょ。あたしがなりたかったのはそういう大人でしょう。」


    「この気持ちを丸い結晶に閉じ込めて棺桶に入れて天国まで持っていくのよ」

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著者プロフィール

8月9日、しし座生まれ。B型。兵庫県出身。1989年、第8回なかよし新人まんが賞入選の『お月様にお願い』で「なかよしデラックス」(1989年秋の号)よりデビュー。代表作は、『逃げるは恥だが役に立つ』『回転銀河』『後宮』など。

「2021年 『Travel journal』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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