とんがり帽子のアトリエ(2)特装版 (プレミアムKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 166
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065102039

作品紹介・あらすじ

特装版は『ミニ画集』付き! ミニ画集には、カラーイラストやラフスケッチに加え、未公開の初期設定資料も収録!【2巻の内容】「魔法使いになれるのは、魔法使いとして生まれた人間だけ」という掟があるなかで、魔法使い・キーフリーの弟子になった「ふつうの人」のココ。しかし彼女は、奇妙な「仮面の魔法使い」によって、他の弟子と一緒に不思議な空間にさらわれてしまう。そして、そこには巨鱗竜(ドラゴン)が――!!

感想・レビュー・書評

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  • 第6~11話収録。
    巨鱗竜(ドラゴン)との遭遇から魔警騎士団の登場まで。竜の砂床や何年経っても出来たての料理など、ココたちが理想とする夢のある魔法は素敵。昔は生活の一部として皆使っていたのに、化学兵器が戦争に使われるように、魔法が禁止になった歴史が哀しい。新キャラのオルーギオはキーフリーの親友で、ココが憧れる灯石道を作った人。アガットは一刻も早く魔法使いとして役立ちたくて焦りを見せるも、ココに託すなど、全て一人で抱え込むのは止めていて良かった。

  • 2017-8-23

  • 細部まで行き届いたディテールが魔法をリアルにみせてくれて物語世界に魅せられっぱなしです。
    この漫画やっぱり大好き。

  • 2巻も面白かった。世界の裏側にひそむ巨大な影がちらついて、そんななかで魔法使い見習いの少女たちはいろんな事件にぶつかっていく。今回はアガットの葛藤や焦りにフィーチャーして、ココの純真な明るさとは対称的なキャラクターによって一気に作品が奥深くなって良かった。アガットとココが二人で心の底から笑い合う光景が、いつか見られるといいな……。

    それから気付いたこと。この世界の魔法、現実世界で動くプログラミング言語だ……。大きな問題を切り分けて単純なコードの組み合わせに置き換えたり、自分の覚えた命令を工夫して使ったり。
    魔法まわりの設定がけっこうしっかり組み立てられているので、作品世界に対する安心感みたいなものがある。

    灯石道、実際に踏んで歩いてみたい……

    特装版付録のミニ画集はフルカラーで幸福度むちゃくちゃ高かったです

  • ドラゴンから助かって良かったー!ココとアガットは足して2で割るとちょうど良いなと思った。アガットが焦る気持ちは何かなと思ってたけど、生い立ちかあ。「つばあり帽」のところに行っちゃわないか不安。ココがいるなら留まれそうだけど…。
    最後、凄くピンチなところで終わり。これが「贈り物」かあ…。ココのどこかに強化魔法が描かれてた?というかこうやって手がかりを消したら駄目だと思うんだけど…。目を瞑って耳をふさいでればいなくなってくれる連中じゃないと思うなあ。先生はよはよ!
    ペンとインクとで人々に夢を与えるという点において、魔法と漫画は似てるね。次巻が待ち遠しい。

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著者プロフィール

ビームコミックス『エニデヴィ』で漫画家デビュー。イラストレーターとしてもマーベルコミックス、DCコミックス、スター・ウォーズ等のアメリカンコミックスの表紙・挿画などを手がけている。2016年より『月刊モーニングtwo』で『とんがり帽子のアトリエ』を連載開始。本作は日本での人気のみならず、フランス「JapanExpoAwards」をはじめ海外でも多くの漫画賞を受賞している。

「2023年 『とんがり帽子のアトリエ(12)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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