先生の白い嘘(8) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 191
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065102763

作品紹介・あらすじ

連載開始から4年。誰もが目を背けてきた男女の間に横たわる「性の格差」を描いた衝撃作がついに完結! 自身がレイプし、その後も脅迫を続けた美鈴から”本音”を聞かされ、錯乱した早藤が進んだ破滅への道、「愛すると決めた」早藤の子を身ごもった美奈子の出産、互いに「性」という障壁を乗り越え、愛を育んだ美鈴と新妻に開かれた未来は……?

感想・レビュー・書評

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  • 完結

  • 一気に読み終えた。
    いろんな女性の様々な息苦しさを、よく表していた。
    自分の息苦しさに当てはまるものも多く、自分では気づかないように目を背けてきたことをこうして見せられると苦しいものもあるが、それでは成長できない。
    女性という性別に生まれた人にとっては、社会的に、ではなく、自分自身の問題に向き合えるときにこそ読むべき本かなと感じた。

  • 勝手にレイプしてきて弱み握って体求めてくる男うざすぎ 友達のふりして彼氏マウント取る女もうざい

  • ラスト

  • 必ずどちらかの取り分が多い。
    公平に愛し愛されなんてカップルがどれ程いるだろうか?
    そんな時期もあったかもしれないが、永遠に持続することはほぼ皆無だろう。
    傷つけられ、クソ野郎と思いつつ、執着してしまう理由は何なのか? 恐怖か、打算か、愛なのか?
    正しい判断ではないかもしれない。
    でも自ら決断し、一歩踏み出すことが大事なのだろう。

  • 完結巻。早藤の妻の、アンタに選べるのは最悪な男として最悪な人生を生きることだけよ、という死ぬことすら許さないという怒りとそれでも関わり続けるという決意の強さ。/主人公の、昔から当たり前にそこここにあったものを一つ一つ拾い上げて確かめるみたいに今は生きています、と言う言葉。縁側で新妻くんとくつろぐ姿に、一筋の光を感じつつ閉じられる物語。

  • このマンガのタイトルの意味をずっと考えていたんだけれど、何回か読み返して、そうかミサカナとの授業でのやり取りが答えなのかな、と思い至った。
    美奈子は美奈子のやり方で早藤に勝ったんだな。
    終業式で入る野次がリアル。
    最終回はただただ静かに泣ける。
    本当に本当に良かった。

  • 美奈子のガチギレが正論すぎて。拍手を送りたいくらい。
    早藤のクソみたいな悪行を全部知った上でそれでも子供がほしいと願うってすごすぎるなって。
    美奈子からすごい母性を感じた。
    早藤が改心してくれたらそれでいいし、トラウマを乗り越えて父親になれたら、ほんとにハッピーだと思う。
    美鈴は新しい道でがんばってて、新妻との関係もなんだかいい感じで、やっとやっと幸せになれるのかと思ったら本当に嬉しかった。
    読んでてキツイ時が多かったけど、すごくいいラストだと思う。

  • この話を青年誌で連載していたのがすごい。
    性についての戦いと、許しと、理解と。エグいけど読んで良かった。

  • 総ての性行為にリスクがなくなる日を願って…

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著者プロフィール

1981年生まれ、漫画家。2004年デビュー。主な作品に、『先生の白い嘘』(講談社)、『地獄のガールフレンド』(祥伝社)など。「ダ・ヴィンチ」で『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』、「週刊SPA!」で『ロマンス暴風域』を連載中。ツイッターはこちら→@torikaiakane

「2018年 『漫画みたいな恋ください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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