青野くんに触りたいから死にたい(4) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.36
  • (22)
  • (18)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 359
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065134948

作品紹介・あらすじ

黒青野くんの言う「四ツ首は首無し」の意味とは?手に書いた文字通りに怪我をした小学生たち。四ツ首様のおまじないに隠された謎とは?青野くんを成仏させてあげたい……その一心で優里はひとつの重大な決断を下す! 愛を捧げるたびに何かを失う。生者と死者…断絶した世界のふたりがつむぐ、禁断のホラーラブストーリー第4巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第16〜20話収録。
    渡瀬さんたちから見た青野くんの異形の姿や青野くん母の幽霊の場面は本当に怖いんですが、それ以上に優里と青野くんの切なすぎる純愛が印象的。秘密のキス可愛いなあと油断していたら、お互いを想い合う余り、とある決断をする二人に胸が締め付けられる。そして扉越しの告白には涙腺が緩んだ。もし青野くんが事故に遭わず生きたまま付き合い続けていたら、ここまで愛は深まって無かったんじゃないかな。苦手なホラー漫画だけれどハマって良かったなとしみじみ思う展開でした。

  • すごい、すごい、話が進むほど面白くなっていく、なんて素晴らしいんだろう。

  • 物語が進めば進むほどしんどい。2人がしあわせになるのが間違ってるなんて、この世界ってクソじゃんねぇ……

  • 家族気持ち悪い

  • いよいよ話がまとまらなくなってきた。何がしたいのかよくわからない展開。読んでいて疲れる。

  • 絵柄は可愛いし基本的に優しいキャラクターばかりだからホラーやエロのギャップが際立つ気がする。
    青野くんの姿、バレーボールの怪我も牙に噛まれたような~だったし何がどうなってるんだろう。

  • 4巻も怖くて、エロくて、笑えて、哀しくて、愛おしかった。
    エンタメしてるなぁ。
    作風はマイナーなのにね。
    優里と青野くんの家庭の事情が四ツ首様とどう関わってくるのか?
    ミステリーな部分も楽しいです。

  • 椎名うみはテン年代を代表する才能だと確信。大傑作。なぜすぐ買わず買ってすぐ読まなかったのか。主役カップルの純情な思いでストレートに泣いてます。サスペンス、ホラー、ミステリーという様式をここまで軽やかに、かつ巧みに使いこなされるとただただ圧倒されてびっくりしてしまう。本当に凄すぎるとしか。嫌家族描写も冴え渡っている。

  • 今回も辛かった。
    子供たちが青野くんをあんなに怖がってたの、そうだろうとは思ったけどやっぱそうだったのか。
    あのまま藤本=青野とセックスしててもいい方向にはいかなかった気がするけど、謎な模様刻まれるのも不穏。
    優里と幽霊青野の結び付きもそうだけど優里の家族、青野の家族という現実が急加速でドロドロしてきて嫌さが急上昇してきた。
    そんなだからクスッとできるラブコメ部分がなおさら辛いね。

  • ここまでラブコメとホラーを融合させられる漫画は珍しいのではないでしょうか。毎回話の引きが上手く早く次を読みたくなります。今回では青野くんがただの幽霊でないことが特に強調されています。でも優里ちゃんはそのことをまだ分かっていません。青野くんになにがあったのか、今回出てきたあの化け物はなんなのか。優里ちゃんと青野くんが幸せになれる決着の仕方はあるのかまだまだ先が気になる話でした。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2014年『ボインちゃん』で「アフタヌーン四季賞2014 秋のコンテスト」四季賞受賞。
読み切り『セーラー服を燃やして』『崖際のワルツ』を発表(「good!アフタヌーン」2016年1号、2号に掲載)。
2016年12月より「アフタヌーン」で『青野くんに触りたいから死にたい』を連載開始。

「2023年 『青野くんに触りたいから死にたい(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名うみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×