ひつじが丘・泥流地帯

  • 主婦の友社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (453ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072300947

感想・レビュー・書評

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  • ひつじが丘は、何度読んだかわからない。泥流地帯は、初めて。北海道に所縁のある者なら、読むべきものだと思いました。

  • 「愛することは許すこと」
    「どんなに辛くても踏みつけられてもがんばれ」
    それらを守るにはどれだけの苦痛を心身に受けねばならないのか
    二つの作品とも心打たれるほどに、高潔で痛々しい人間の生きざまが書かれています

    私は節子や輝子が好きです
    やっぱり好きなものは好き、嫌なものは嫌ってはっきり言わなきゃダメでしょう
    悪人の仕打ちに黙って耐えるだけでなくて

  • どちらもかなりインパクトのある話。
    ひつじが丘はあの名作『氷点』をぐっと凝縮したような内容で、救いがテーマになっています。というか、三浦作品はどれもが救いをテーマにしているといっても過言ではないですが・・・。
    泥流地帯のほうは、あまりにもリアルだと思っていたら、史実に基づいたフィクションでした。しかもこの話にはまだ《続》編があるとのこと。ぜひ読まなくては!!

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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