- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072529485
作品紹介・あらすじ
アンセルスティエールの路上、じつに三百年ぶりの惨劇が起こった。古王国国王タッチストーンとサブリエルが暗殺されたのだ。新アブホーセンとなったライラエルは、自分の責任を果たし、罪のない人々を救うために、必死になって敵を追う。だが、彼女を待ち受けていたのは、予想をはるかに超えた惨状だった-。『古王国記』感動の完結。
感想・レビュー・書評
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再読。古王国記シリーズ完結編です。
ヘタレなサメス王子のせいで(?)、
当初の勢いは若干なくなってしまうのですがやっぱり面白いです。
<不評の犬>がライラエルだけに見せる親愛の情にじーんときます。
ライラエルがクレア族の中で一人孤立していた頃から知っているので、
なおさら<不評の犬>の温かさや、一言一言が心に響きますね。
物語の描写は、相変わらず児童書とは思えない凄惨さ。
ネクロマンサーが死者達を操ったり死体が山積みになっているシーンは、
大人の私でもゾクリと鳥肌が立つ事があります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他
スタートから衝撃。
サメス、しっかりしなさい!
20年ぶりに読む作品。
相変わらず、内容が全く記憶になくて、新鮮。 -
下巻にまとめます
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続きを楽しみに表紙を開いたら、文庫カバー袖のあらすじでいきなり衝撃を受けたけど、読み始めてみたら大丈夫そうだったので安心した。うん、このくらいなら大丈夫。紛らわしいなあもう。しかしそれもつかの間、今度は猫がいなくなったのでものすごくテンションが下がってどうしようかと思いました。
さて、いよいよ予言されたシーンまでやってきたわけですが、果たして。 -
いきなり主役級2人の退場はドッキリした~。操られている事をついつい忘れ、ニックの頑なな思い込みにはイラッとしますが、なんとか目を覚ましてくれと思います。白猫モゲットがいつ敵に回るかとヒヤヒヤしながら読み進めます。
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謎がなかなか解き明かされず、読み進んでしまう。
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遂にシリーズ完結編!
「アブホーセン」は猫と犬のかけあい漫才に尽きたねっ!ワシはそう思うよ(笑)私はやっぱりモゲットが超お気に入りです。あとサブリエルだな〜、この巻では出番少ないけど。
‥しかし、やっぱ割高な文庫本だと感じてしまうな。P300で¥800オーバーとは。 -
アブホーセンシリーズ完結編。
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おもしろい
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サブリエル、ライラエルに続く古王国記完結編です。
もっと読みたかったのに、完結してしまいました。
すごく面白かったです。しばらくしたらまた通して読み返したい本です。