人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド

  • 主婦の友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072584255

感想・レビュー・書評

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  • 世界的ベストセラーの邦訳。自己啓発の界隈では有名だというセドナメソッドを取り上げた本。
    感情を抑圧するのでも表現するのでもなく、ただ解放することをレクチャーしている。基本手順は以下のとおり。
    1.感じ方をより良く変えたいと思っている事柄に焦点を当て、今この瞬間に感じている感情すべてを感じてみる。ただ感情を迎え入れ、存在を認める。
    2.「この感情を手放せますか?」「この感情をそのままにできますか?」「この感情を認めること(迎え入れること)はできますか?」と自問し、直感で「はい」か「いいえ」と答える。以下同様。
    3.「この感情を手放しますか?」と自問し、答える。
    4.「いつ?」と自問し、答える。
    5.上記の1〜4の手順を、その感情から自由になったと感じるまで必要なだけ繰り返す。

    シンプルな方法だが、応用範囲は広い。人生の流れを妨げる抵抗、目標の設定と達成、好き嫌い、利点と不都合などなど、心の中のあらゆる感情を手放すことによって物事が好転していくという。応用編ではお金や健康、依存などに関しても感情や欲求を手放すかどうか自問するようにと勧めている。質問の設定が答えよりも重要、という格言の正しさを思い知らされる内容だった。

  • セドナメソッドについて書かれている。
    求めているものは自分自身の中にある。感情を手放す。
    人は無限の可能性があり、制限しているのは頭の中に作り上げた制限の概念だけ。

    解放のための基本的な質問
    1.何を感じているか。
    2.その感情を認められるか。
    3.それを手放せるか。
    4.手放すか。
    5.いつ。

    本書をきっかけにセドナメソッドについてもっと調べようと思う。

  • 自己啓発本の類いは数多く読んできたが、そういったものを読んだ事がない人に『何か一冊だけおすすめを教えてほしい』と頼まれたら、迷わずこの本を薦めるだろう。
    (あ、でもエックハルト・トールの「ニュー・アース」とニール・D・ウォルシュの「神との対話」シリーズも捨てがたいな……)

    私たちは現在ともかく情報過多の世界に生きていて、「望みを叶えたい」「幸福に生きたい」といったことに関してもあまりにも情報が溢れすぎている。

    そういった中でこの本は異色を放っている。
    他の本で教えられているのが幸せだったり何かしら外形的なものだったり今の自分に何かを付け加えていく足し算だとすれば、この本で解説されているセドナメソッドは引き算の方法だ。

    ともかく私たちの判断を曇らせるいつの間にか溜まった感情だ。この感情を随時手放していくことで心も頭もスッキリさせれば自然と自分の望みが明らかになったり、感情に振り回される事なく行動が必要な場面では容易に行動を起こす事ができるようになるので、流れに乗って生きるのが格段に楽になり、望みも叶いやすくなる。


    紹介されている手法はとてもシンプルなもので、すぐに試してみることができる。
    引き寄せの法則やアファーメーションがうまくいかない人はまずこの本から手に取ってみてはいかがだろうか。

  • まだ読書中ではあるが、方法ははじめのほうに書いてあるので実践してみた。
    最初手にしたときは半信半疑だったものの、確かにこれは効果がある。
    ずっと閉塞感があったのだが、これを実践してみることで、目の前がパッと明るくなったような感じである。
    特に、自分は人嫌いなんだと思って、人となるべく接触しない・したくないという思いが長らくあったのだが、不思議なほどにその思いがなくなった。すると不思議と人との出会いや付き合いが増えてきた。

    方法があまりにもシンプル且つちょい抽象的なので、こんなことで効果あんの?と思ってしまいそうな内容であるが、書かれていることをそのままやってみると、実際に効果がある。私としては、手放すというより、今まで臭いものには蓋をしてきた感情を、正面から向き合えるようにする、という感じだろうか。

  • これは本物だ。
    直感でそう思い、手順をひたすらノートにまとめました。
    セドナ・メソッドとは別の、似たようなアプローチを試したことがあるので、感情を手放して解放すると物事が好転する経験は何度もしていますが、これは本当にシンプルです。

    自分で実践して証明するまでは、この本に書いてあることを全てを信じないで、と何度も語り続ける著者の姿勢にも共感が持てます。その言葉に従って、内容は限りなく★5つに近いですが、まだ実践していないので、今は4つで。

  • 人生を変えた!といっても過言ではない本です。

    今まで感情に対しては「抑圧」するか「表現」するかしか知らず、
    そのどちらの方法に対しても過剰になって失敗し、大きな痛手を負ってきました。

    この本では感情を「解放」するやり方を解説しています。
    と言ってもその方法はいたってシンプル。

    自分が感じている感情に対していくつかの問いかけを行っていくだけ。

    驚くほど簡単に、しかも素早く感情を手放すことができました。

    今まで感情に振り回され疲れ果てていた自分にとって、こんなにシンプルで楽ちんな方法があったのか!と驚きです。

    読んでみて損はない本だと思います。

  • とあるいつも巡回してるブログのコメント欄に、「セドナメソッドと似ていますね」というのがあって、セドナを調べて辿り着いた本。
    オポノポノとも相性がいいらしい。ポジティブな心が現実をひきつけるからポジティブな考えにして!と言われても…ポジティブに出来れば苦労しないよと思い、まず浄化かとこちらに興味を示す。
    ネットで検索するとやり方がのってるHPがいくつか出てくるけど、それだけでなんかもう手放せそう。この本があれば他はいらないんじゃないかと思えてきた。オポノポノもこれを手段化したような気がする。
    鬱持ちの私、日常の中で何となくやる気がでない時も、これやると自分を肯定されたみたいでやる気が出てくるのが不思議。セドナに出会って助かってます。
    ――ここまで、未購入の、ネット上の情報だけのレビュー――

    目次や帯に書いてある言葉だけでも素晴しい。→思考を変えれば引き寄せの法則で現実が変わるが、いざ変えようと思っても難しいという人にお勧めの本で、セミナーでの言葉を文字に起こしたものらしい。「感情を解放すると人生が変わる」「抵抗を解消する」「好きと嫌いを手放す」「恐れと心配を手放す」「幸福感を増進する」まず感情を認めることから始めて、それから手放す方にいく。上げられてる感情は9つあり、その下に欲求(愛情欲求とか否認欲求とか)がある。ここまではざっと読んだところ。鬱持ちだけど、下手な心理療法やその他の本より、この方がよっぽど効果あるんじゃないか?普通の方が読んでも落ち込みにくくなる気がする。

    後半は、いかに現実的な生活にセドナを応用していくかが書かれている。よくあるスピリチュアルな本は、なかなか経済的なことや職場のこと、恋愛など切り込んだ文章がみあたらないが、これは違う。ちゃんと体験談の中で何%利益がUPしただとか、書いてある。

    本当に素晴しい本。自分を愛したり、受け入れられない事を受け入れやすくしてくれるため、心が楽になる。本当にお勧め。

    この本が一冊あれば、他の本はいらないんじゃないか?

  • セドナメソッドは、
    不快、望ましくない感情をその場で手放すという、
    誰もが生まれながらに持っている能力を
    引き出すことを可能にします。


    望み通りの人生を選び、
    思ったとおりに人生を生きることを妨げているのは、
    自分で自分の可能性を制限する感情です。


    実際には、感情は単に自分が感じていることであって、
    自分そのものではありません。


    ですからその気になれば、
    感情は簡単に手放すことができるのです。


    感情に振り回されることから解放されると、
    私たちは感情に妨害されることなく、
    自分の目的や望みを達成する行動を
    とれるようになります。



    セドナメソッドは、
    1970年代に故レスター・レヴェンソンによってはじめられ、
    シンプルに人生を変える方法として広まりました。


    レスターは42歳にして、物理学者、また起業家として大変成功していました。

    しかし、彼は鬱病に肝臓肥大、腎臓結石、脾臓の疾患、胃潰瘍など、
    心身に様々な問題をかかえていたのです。

    レスターが二度目の心臓発作を起こしたとき、
    医者は彼を見放し、自宅で死ねるように帰しました。


    レスターはチャレンジ精神にあふれた人だったので、
    簡単にはあきらめませんでした。

    自分の心の中にこそ
    問題を解決するための研究室があると考え、
    そこに戻って答えを見つけようと決心したのです。


    レスターは心の表層を通り抜けて奥に入り込み、
    自分が必要としているものを見つけることができました。


    彼はこの発見に興奮し、
    三ヶ月の間この「解放」を使い続けました。

    三ヶ月が終わる頃には、
    身体は健康になり、心は深い安らぎの状態に入りました。



    レスターが発見したのは、
    人を制限するのは、頭の中に作り上げた制限の概念だけである。
    こうした制限の概念は実際には存在しないために、
    簡単に手放し、開放することができることでした。

    レスターは経験により、
    このテクニックが自分自身に使えるだけでなく、
    他の人に教えることもできることを発見しました。

    彼は小人数のグループや個人とともにワークを開始し、
    その後、70年代後半にレスターはアリゾナ州セドナへ引っ越し、
    この方法はセドナメソッドと呼ばれるようになったのです。


    失望や不幸や誤解を生み出す主な原因のひとつは、
    制限された考えや感情を持ち続けることです。

    持ち続けることの反対は、
    「手放す」ことです。


    手放すことも持ち続けることも、
    生きている中で自然に起きることです。


    手放すこと、すなわち解放は、
    持って生まれた自然な能力です。



    ▼ 解放の実践



    <解放のための基本的な質問>


    「今、何を感じていますか?」



    「その感情を認めることはできますか?」 
    「それを手放せますか?」



    「手放しますか?」



    「いつ?」




    解放すれば思考は自然に変わります。


    ポジティブに考えようとする必要はありません。

    それはひとりでに起こります。

    努力する必要はないのです。


    セドナメソッドは、
    あなたの人生の今、この瞬間に
    すでに存在し利用できる、
    金色の内側を見つけられるよう、
    樽を空にする手段です。


    金色が見えない唯一の理由は、
    あなたが持っている制限のある思考や感情、
    信じ込みや欲求で覆われているためです。

    それらを取り除けば、
    あなたの思考はよりポジティブになるでしょう。


    人と世界に対して
    真に支援的であるための唯一の方法は、
    解放です。


    与えた見返りに
    理解や何かを得たい気持ちを
    解放しましょう。


    支援している相手に対して持っている意見を
    すべて解放しましょう。


    愛情あふれる優しさは世界だけでなく
    あなたも支援します。


    解放された視点から与えるほどに、
    より感じ方がよくなり、
    あなたの世界は内面の善さを反映することでしょう。

  • 感情に振り回されてる人の必読書w。いろいろあって感情のコントロールが利かなくなりこんな状態もーやだ!って思い「感情を消す方法」と検索したらこの本がでてきた。深い感情は時間(とかステップを何度もやること)が必要になるけど、日々の感情とかは第一章を実践するだけでかなり楽になる。後半にいけばセドナメソッドに基づいた目標設定の方法なんかもあり(目標設定というよりは木曜を達成するために妨げになっている感情を手放す方法)感情をコントロールするには「抑える」のじゃなくて「手放す」ことで、そして「手放す」ことってのは意外過ぎるほど簡単なんだなっておもった。あとはきちんと継続して実践しなきゃねw

  • 文章がやや教科書っぽいかな。もう少しわかりやすく説明できるんじゃないかと思う。セミナーのテキストとしてはちょうどいいかも。

    セドナメソッド自体は素晴らしいと思う。特に欲求の説明については、重大な気づきをもらえた。シンプルだけど奥が深いので、もっと深堀りする価値を感じる。何度も読み返そうと思う。

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