贈りもの歳時記

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 98
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072683309

作品紹介・あらすじ

小雪にショコラ。白露にキャミソール。夏至に線香花火。日本の暮らしには味がある。季節に思いをこめる56の贈りもの。

感想・レビュー・書評

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  • この方の文章が好き。
    日本人としてこういう美しい文章が書けるようになりたい。

    紹介されている贈り物もセンスがいい。
    気の利いたプレゼントができるようなステキな女性になりたいものだ。

  • マーガレットのケーキのなんて美味しそうなこと。
    こんなのが自分で焼けたらいいな。

    誰かに何かを贈るというのは本当に楽しい。
    あれこれ悩んでこれだ!ってものを買えたときは特に。


    喜んでもらいたい。

  • 2011/08/30 佐賀のマーガレット・ダマンド。見た目がストライク。
    思い出す味、いつかほしいものがたくさん。

  • 著者の平松洋子さんは料理やエッセイに長けた素敵な方です。

    そんな才能あふれる女性は、大切な方にどんな贈りものを選ぶのでしょう?

    本書は、季節、それも二十四節気別の、彼女のおしゃれなセレクトを紹介しています。
    様々なお相手に様々な贈りもの。そのまま参考にするも良し、その選択理由を真似るも良し、といってよいかどうかは、本書を開いた方の生活スタイルによるかもしれません。
    お相手が、贈りものの価値をわかってくれる方かどうかも気になるところです。

    贈りものは難しいです。実は私の場合、この手の本を開くのは、自分のほしいものがないかとカタログ感覚で開くことがほとんどです。自分が食べたい、使ってみたい、そんな視線で眺めるのは、また違った面白さがあり、とても楽しいものです。
    「この砂時計、紅茶を淹れるときにいいなぁ」
    「この花型のケーキ、お隣の女の子に何かのときあげるといいかも」
    「夏は、ひやむぎかそうめんだね」
    「この柿の葉すし食べたい!」
    「ボンボンショコラは、やっぱりここのを選ぶのか」なんて思いながら眺めていると、あっという間に時間が過ぎています。

  • いろんなものを知っておくって大事。
    贈り物って結構悩んじゃうけど、お気に入りを作っておけば
    迷うことが少なくなるかも。
    そのためにも、いろんな、いいものを知っておかないと。
    参考になるものがいくつかあったのでメモしときました。
    でも時候のあいさつなどはちょっと独特かも。
    最近平松さんの文章はさらに独特さを増してるので。
    私はちょっと前の文章が好きだと思った。
    疲れてるときに染み透ってくような文章。
    最近のはちょっとあちこちひっかかって、するする読めない。

  • 平松さんの視点や文章を私が好きなのは、彼女が女の飲兵衛であることが大いに影響している。

    自分用に取り寄せたいと思う食べ物がある。そうでないものも多いけれどね。
    贈り物にするには自分が試してから・・でないと、いくら平松さんご推奨でも贈らないさ。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平松洋子の作品

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