- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072787649
感想・レビュー・書評
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ADHDの特徴と、アスペルガー症候群の特徴を分かり易く記載。表れる現象の原因と対処法について具体的に示され、保護者・学校・兄弟姉妹に求められること、病院や薬がしてくれることが記してある。
主にアスペルガー症候群の子どもを対象に書かれている。環境を整えれば、症状は日常生活や学習、学校生活の障害にはならない。
機会の平等を確保して、自由に競争させるのが良い派の人々は、これについて何を言うのだろう。平等を求めるより、ひとりひとりが活躍できる環境を整える方が良い社会になると、私はこの本を読んで、思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「**ができないからないので◇◇しましょう」という記述が多いので、ちょっとへこみそうになるけど、その内容は参考になりました。
子ども対応だけど、あらためて大人にもあてはまることもあるし。
ADHDとアスペルガーの違いを出しつつ、どちらかというとアスペルガーよりの内容かな。 -
アスペルガー症候群の特徴や、原因とその対応について書かれています。
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症状が見通っていて間違いやすい発達障害の代表「ADHD」と「アスペルガー症候群」。この誤解されやすい子どもたちをどう支え、どう育てるか。第1人者がわかりやすく具体的に解決策を紹介する。
いつも落ち着かない、何度言っても同じことを繰り返す、友だちといつもけんかをしてしまう……。こんな手のかかる子どもはADHDやアスペルガー症候群である可能性が。症状が似通っていて間違いやすい発達障害の代表である「ADHD」と「アスペルガー症候群」。誤解されやすく、いじめられやすく、孤立しやすい、この子どもたちをどう支え、どう育てるか。「のび太・ジャイアン症候群」として日本にADHDを紹介した発達生涯の第1人者が、具体的な解決策をわかりやすく紹介する。《内容》〈序章〉ADHDにそっくりだがちょっと変わった子どもたち/〈第1章〉徹底比較:ADHDとアスペルガー症候群はどこがどう違うのか/〈第2章〉幼稚園から小・中・高校生まで、こんな子どもはアスペルガー症候群/〈第3章〉アスペルガー症候群の子どもたちはどのように育てればよいか/〈第4章〉幼稚園、学校の先生方へ。安心できる環境をつくるために、ぜひ実行していただきたいこと/〈第5章〉アスペルガー症候群の人に医学が今できること