1つ作って×3世代おかず―現役主婦の変身! 新発想レシピ

著者 : 舘野鏡子

• 主婦の友社 (2014年4月11日発売)

作品紹介・あらすじ

孫が来る、娘夫婦が来る、親が来る日、異なる世代の食の好みを考え、おかずを何種類も準備しなくては、となれば「会いたい」気持ちより「面倒」の気持ちが優先してしまいます。本書は、いつものおかず作りの手間で、孫も、大人も、シニアも納得＆満足のおかず作りのコツを紹介します。３つのおかずを作るのではなく、１つのおかずが各世代の好みにあう３つのおかずに変身する、しかも一挙に仕上がる３倍活用レシピ。三世代と暮らす舘野さんご自身の体験から生まれた、ならではのアイデアがいっぱいつまった作ってみたくなる新発想おかずです。３世代、３用途に仕上がるコツがわかれば、孫ごはんをシニア世代、大人世代が食べてもよし、シニアごはんを孫たち、大人世代が食べてもよし！その日の状況、気分で１用途、２用途にすることも可能です。時間のやりくりができるので家族みんなで一緒に食卓につき、ワイワイ楽しく美味しくいただけるのも魅力。

感想・レビュー・書評

[610＠活字中毒さんの感想 · 2014年6月22日]

定番メニューばかりでこれといって参考になるメニューがなくて残念。3世代おかずだが、工夫次第で3世代で同じメニューは作れる。ソースを変えたり、ムダなひと手間を加えたりするのはちょっとなぁ…と思ったり。

[んだりぃ～んさんの感想 · 2014年6月19日]

毎回世代別に作り分けるのは材料も手間もけっこうかかる。実際はそこまで手をかけていられないなぁ。

確かに世代によって好みが違うのはわかるんだけど。
シニアは塩分控えめとか、大人はカロリー気になるとか
あるからね。
でもせいぜいテーブルで使う調味料を、シニア世代は
ケチャップが嫌ならポン酢にするとか、今日は子供が
好きな油っぽいメニューだけど、付け合わせはアッサリ
蒸し野菜やお浸しにするねとか、じいちゃんばあちゃん
の分はチーズ抜いておくねとか、盛りつけ時に子供用は
小さく切り分けるくらいは配慮できるかな。

子供にも同じように煮物とか焼き魚とか普通に
食べさせて味を覚えさせた方がいいと思う。
私は子供の頃、出てきたおかずに文句を言ったら
「ならば食べなくていい！」と怒られ、
食事を引っ込められちゃったりしたけどねぇ。
今は世代に合わせてわざわざ作り分けてあげるのねー。

[minami-ponさんの感想 · 2014年5月1日]

まってました！こういう本が欲しかったんです！
子供大人シニアと見易く展開させてあって
かなり「使える」レシピ本だと思います。
もっと欲しいな~第二弾希望です~~。

著者プロフィール

舘野鏡子
料理研究家。桐朋学園大学ピアノ科卒業。
NHK「きょうの料理」「あさイチ」などのテレビや雑誌などで活躍中。
音楽を生活に取り入れた料理教室や、幼稚園での料理講習会ほか、各地で料理イベントを行う。
素材を生かした、つくりやすいレシピが身上。
小学生の男の子のお母さん。1970年生まれ。

「2021年 『はるくん と るいちゃん はじめてのパンケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」