- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072948699
感想・レビュー・書評
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小野Dファンなら大満足の一冊
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連載にはないカットも追加されているようで、挑戦的な写真満載の一冊だ。関わる素晴らしいスタッフが著者の魅力を引き出すことだけを共通の目的に、本気を出しているのが伝わってくる。もちろん著者の容姿や言葉による所は大きいが、総意で魅力的に仕上がっている。切り取られた若い時期は、尊く貴重だ。
ブログやツイッターなどをするしないに関する部分が多いことに、時代を感じる。役者である立場の人は尚更、そのことを問われた。結婚するしない、恋愛するしないと同じようなレベルで、浸透している共通の問いになった。結婚など相手ありきではないかと思うかもしれないが、ブログなどは、見る人を巻き込むものだ。
芯の部分で発言にブレがない。古くさいタイプの人間だと自覚して、出会った人やモノを、著者なりに解釈して、芝居の仕方を変えている。変わらない部分と変えていく部分のバランスが上手だ。無意識にやってのけているように見える。こうした人間性は生まれた時から、家族や故郷高知の風土から大切に育まれたものなのだろう。
壁を乗り越えるというよりは、壁の前に必ず人がいて足場を作ってくれます!p.175
著者は、これからも多くの人に支えられて、信じる道を進み続けるだろう。
20170206 -
思った以上に興味深いヒトです。ラジオ好きの人に悪い人はいないです。
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声優の小野大輔さんが、声優グランプリで連載していたものを書籍化したもの。
小野さんの考えや物事の捉え方は、感心するものが多いですし、見習いたいこともちらほらありました。
写真も素敵なものが多く、写真集とも、エッセイとも楽しめる、一石二鳥な一冊。