桑田真澄の常識を疑え! KUWATA METHOD ― 父と子に贈る9つの新・提言 !
- 主婦の友社 (2015年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072948989
作品紹介・あらすじ
上から投げ下ろせ」「叩きつけろ」「正面から捕れ」……。野球界には旧態依然の間違った常識が蔓延っている。いわゆるNOがカバーを飾っていた頃の教則本に書いてあった古い技術論。道具やサプリメントやスポーツ医学の進歩とは反対に、指導者の教えは変わらない。「常識を疑え!」をキーワードに、理論派桑田真澄が野球界の妄想にメスを入れる!投球、打撃、守備、走塁等の技術や戦略、メンタル、そして仲間、夢…。これまでTVなどでも「根性なき指導法」を指摘してきた桑田真澄の技術書集大成。古い野球からの脱皮、そして新しい野球界へ!!指導者の立ち位置をもう一度考え、桑田真澄の全てが詰まった野球教本の決定版。少年野球の選手も指導者も共有できる究極の教則本。
感想・レビュー・書評
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ベースボールが日本に伝わったのは1872年(明治5年)とされている。
1941年にはじまった第2次世界大戦中は、野球は敵国のスポーツとして続けるのが難しい状況に追い込まれた。
そんな時代、野球を政府、軍部から守るための苦肉の策として、武士道に基づく「野球道」が提唱された。
挨拶をしっかりする。道具を大切にする。練習に対するひたむきで真摯な態度。基本プレーを大切に忠実にする。
世界に誇れる日本の野球道だ。
練習させすぎて故障させてしまう。監督や先輩に絶対服従の上下関係。そのため自分で考え行動する習慣が身につかない。
こうしたマイナス面があったことも事実。
著者は、この野球道を再定義し実践することを、少年野球の現場から実践したいと提唱する。
練習、栄養、休養の3つのバランスが大事。
虚礼はやめよう。主役は子どもたち。
ヤジではなく、味方と自分を応援しよう!
ストレスを子どもたちにぶつけない。
ジャイアンツのエースとして活躍した現役時代と変わらぬコンデションで、少年たちに、指導者たちに分かりやすく表現と実践のプレーでアドバイスを送る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう合理的な考え方、好きです。
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思ったほど、ではなかったかな。
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こうゆうことを伝えるのもプロの仕事だと思う!
こうゆうプロ選手が増えてほしい! -
少年野球の現場で行われている、「偏った知識・間違った常識」をことごとくバッサリ斬ってくれる本。
大変勉強になった。