ヤボテンとマシュマロ

著者 :
  • KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
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本棚登録 : 19
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784073115106

感想・レビュー・書評

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  • (900)

  • 伊予の松山といえば昔から
    なぜか古書店の多い土地として知られていて(最近はそうでもない)
    不良なんだが不良と呼ぶには軟弱な
    行き場のない少年たちの溜まり場になることもあったらしい
    日本サブカルチャー史における異聞のひとつと言って良かろう
    そういう環境に育った筆者が
    東京に出てヘタウマ漫画家になり
    もてない男キャラで芸能ライターみたいなものをやっていたのだが
    90年代の半ば
    「新世紀エヴァンゲリオン」との出会いを経てなにかに覚醒した
    その頃の連載である
    妄想のなかに居る理想の女は永遠に歳をとらない
    どんどん老けていく現実の自分とのギャップは開いていくばかりだ
    そのせつなさを、ハードボイルドに紛らわそうとしている

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著者プロフィール

61 年愛媛県生まれ。漫画家、映画監督、男の墓場プロダクション局長。監督作に『任侠秘録 人間狩り』、『怪奇!!幽霊スナック殴り込み!』、『やる気まんまん』、『チョコレート・デリンジャー』(制作中)。著書に『応答せよ巨大ロボッ
ト』、『杉作J 太郎が考えたこと』、『トラック野郎 浪漫アルバム』(共編著・植地毅)などがある。

「2016年 『Jさん&豪さんの世相を斬る! @ロフトプラスワン[残侠風雲編]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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