異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

  • 636人登録
  • 3.86評価
    • (36)
    • (54)
    • (38)
    • (7)
    • (1)
  • 51レビュー
著者 : 犬塚惇平
制作 : エナミ カツミ 
  • 主婦の友社 (2015年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074113293

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 友人が気に入っていたようだったので買ってみた本。大変おもしろく読んだ。
    ニッチなところを巧く突いてきたなぁという印象。

    もともと、料理漫画というのはよくあるが、料理小説というのはあまり多くない。というのも、視覚的情報をうまく伝えられないからだと思う。
    絵で伝わる情報量というのはすさまじい。
    例えば素材の良さ、調理法の目新しさ・または伝統のすばらしさなどは、究極VS至高のアレみたいな漫画だったり、意外な組み合わせで日常にも使える手軽さを教えるレシピ風なら、お料理パパ的なアレだったりする。
    けれどアレらも、絵が無ければちょっと伝わりにくい。

    文章表現のみで「美味しそう」と思わせるなら、誰もが想像できるもの、一度は食べたことがあるものじゃないと難しいのだ。
    では定番料理に……となると、それをきちんと大げさに表現してくれる設定なりキャラクターなりが必要になる。味皇的な人が。
    ただ、普通に考えて、コロッケやメンチカツ、エビフライは、どんなに良い材料を使っても、どんなに腕の良い調理人が仕上げても、味皇みたいなリアクションをする人は現代日本にはいない。
    この小説の巧いところはそこだ。

    定番料理を丁寧に解説することで読者の「美味しそう感」を煽る。→今までにもある。特に漫画には多い。

     +

    いわゆるファンタジー的な「異世界」と定期的に繋がる扉で異種族と交流を持つ。→よくある。ライトノベルや漫画などに多い。

     +

    「異世界」の住人に「現代日本の定番料理」を食べさせる。(!)

    最後にコレを持ってくることで、「食べたことのない美味さ」を自然に引き出すのが巧い。

    現在もネットに連載中ということで、連載中のものや、改稿前の掲載作品も読んでみたが、編集さんがしっかり良い仕事をしていると思う。もちろん、作家の筆力あってのものだけれど、編集さんに導かれたのかなと感じる部分が幾つか見受けられた(邪推だったら申し訳ない)。
    結果として、ネットで読んでいたとしても、本を買って損はない1冊になっている。

    ヒーロー文庫ってあまり聞いたことないのに…と思ったら、ちょっと意外な主婦の友社だった。
    さすが料理に関する本はしっかりしている……というべきだろうか。

    とりあえず、続刊に期待。

  • ずっと洋食の紹介ばかりで、
    このまま終わるのかと思ったら、
    最後の最後で、従業員になるべく人が現れた。

  • 立派な飯テロ小説。一週間に一度、ファンタジー世界と繋がる洋食屋のねこやに訪れたファンタジー系異世界の人々の飯テロ小説。作りとしてはオーソドックスで、語り手が章ごとに変わり、様々な料理を味わい驚き貪る。料理の解説は割とオーソドックス。異世界よりも現代料理の方がレベルアップが高いとしている点がややマイナスか。飯テロ小説としての役目は十分果たしている。

  • ブクログでもAmazonでも絶賛されていたので購入。
    料理がおいしそうな描写の本は何冊か読んだ事があるので、耐性が出来ていたにもかかわらず美味しそうだった……。
    ねこや食堂に辿りつく異世界住人たちのおいたちや料理の説明を巧みに配置している様は手腕は素晴らしいと思います。

    何作か読んでいると、辿りついた住人が自分の好きな料理を絶賛しながら食べるのパターンが定着してしまった感じがあって、新しい風や展開が感じにくかったところもありました。が!
    サンドイッチ論争で食堂のお客たちが大盛り上がりしたり、ラストのモーニングセットの締めがとても良くて、楽しい体験のできた作品でした。

  • 海老フライが食べたい!!!!!

    読み終わってまずそう思った。食べるという行為をきちんと描ける作者にハズレなし! 大当たりですね。

    出てくる料理、デザート、どれもこれもおいしそうで、読んだのが食後だったので良かったけど、お腹空いていたら、うう、となるので空腹時の読書は止めた方がいいでしょう(笑)

    突飛な設定だと思うけれど、食べ物を通じて世界を描いていることに間違いはなく、そこにあるのはこちら側と変わらない世界だったりするのがとてもいい。
    主人公(と言っていいのかな)の店の店主が深く別世界の人物たちと関わりあいになるわけでもないし、ただそこではみんながそれぞれの事情を抱えながらも食を楽しんで、救われていく姿だったりする。そこがいい。

    今とにかく海老フライが食べたいと思う!!
    (今夜は我が家は騎士ソースのシチューなのよぉ)

  • コーヒーブレイク本。

    毎週土曜日、こちらの世界と異世界が繋がる扉を持つ、雑居ビルの地下1階にあるレストラン「ねこや」の特別な一日を描くグルメファンタジー(?)小説(2015/03/31発行)。

    エルフやドワーフと云った亜人から、リザードマンやドランゴンと云った魔獣(?)に魔法使いと騎士等々がいるファンタジー世界の人々が、基本的にこちらの世界の料理に講評付きで舌鼓を打つだけの話ですが、何故か「ほのぼの」と、そして少しだけ「わくわく」させられる楽しい作品でした。

  • ううううお腹が減る…!
    表紙の扉メインのイラストが印象的で買った後に気づいたけど、イラストエナミさんだったのか…!
    悪魔のケーキの話好きだなあ…。ラムレーズンってあんまり好きじゃないのに食べたくなった。
    あとカレーライスもストーリー的にすごく好き。
    メニューもキャラも、次は何かな~とワクワクさせてくれるので、次の巻も楽しみです!
    しかし、とにもかくにもお腹が減るので、夜中に読むもんじゃないな…。

  • 可愛い猫の扉の表紙に惹かれて購入しました。
    ネット連載されていて人気の作品のようです。

    まだ途中ですが、描写やストーリー展開が
    とても私好みなので、きっちり読み終わったら
    いろいろな人にお勧めしたいと思っています。

    2巻も出るようなので、今からもう楽しみです。

  • アニメが面白かったので原作をと思い読んでみた。異世界の人たちならではの、詳細な食レポが良い!

  • 7日に1度土曜日だけ異世界に繋がる洋食屋さん「ねこや」の異世界での特別営業のお話。アレッタ登場って結構あとだったんだな。自分の好きなメニューで常連さんたちと盛り上がるっていいな。プリンアラモードとミートソースと角煮食べたい!言われてみたら、サンドイッチってすごいよね。何挟んでもおいしいもん。

全51件中 1 - 10件を表示

犬塚惇平の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
羽海野 チカ
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)に関連するまとめ

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)のKindle版

ツイートする