異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

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著者 : 犬塚惇平
制作 : エナミ カツミ 
  • 主婦の友社 (2015年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784074113293

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異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)の感想・レビュー・書評

  • 友人が気に入っていたようだったので買ってみた本。大変おもしろく読んだ。
    ニッチなところを巧く突いてきたなぁという印象。

    もともと、料理漫画というのはよくあるが、料理小説というのはあまり多くない。というのも、視覚的情報をうまく伝えられないからだと思う。
    絵で伝わる情報量というのはすさまじい。
    例えば素材の良さ、調理法の目新しさ・または伝統のすばらしさなどは、究極VS至高のアレみたいな漫画だったり、意外な組み合わせで日常にも使える手軽さを教えるレシピ風なら、お料理パパ的なアレだったりする。
    けれどアレらも、絵が無ければちょっと伝わりにくい。

    文章表現のみで「美味しそう」と思わせるなら、誰もが想像できるもの、一度は食べたことがあるものじゃないと難しいのだ。
    では定番料理に……となると、それをきちんと大げさに表現してくれる設定なりキャラクターなりが必要になる。味皇的な人が。
    ただ、普通に考えて、コロッケやメンチカツ、エビフライは、どんなに良い材料を使っても、どんなに腕の良い調理人が仕上げても、味皇みたいなリアクションをする人は現代日本にはいない。
    この小説の巧いところはそこだ。

    定番料理を丁寧に解説することで読者の「美味しそう感」を煽る。→今までにもある。特に漫画には多い。

     +

    いわゆるファンタジー的な「異世界」と定期的に繋がる扉で異種族と交流を持つ。→よくある。ライトノベルや漫画などに多い。

     +

    「異世界」の住人に「現代日本の定番料理」を食べさせる。(!)

    最後にコレを持ってくることで、「食べたことのない美味さ」を自然に引き出すのが巧い。

    現在もネットに連載中ということで、連載中のものや、改稿前の掲載作品も読んでみたが、編集さんがしっかり良い仕事をしていると思う。もちろん、作家の筆力あってのものだけれど、編集さんに導かれたのかなと感じる部分が幾つか見受けられた(邪推だったら申し訳ない)。
    結果として、ネットで読んでいたとしても、本を買って損はない1冊になっている。

    ヒーロー文庫ってあまり聞いたことないのに…と思ったら、ちょっと意外な主婦の友社だった。
    さすが料理に関する本はしっかりしている……というべきだろうか。

    とりあえず、続刊に期待。

  • ずっと洋食の紹介ばかりで、
    このまま終わるのかと思ったら、
    最後の最後で、従業員になるべく人が現れた。

  • 立派な飯テロ小説。一週間に一度、ファンタジー世界と繋がる洋食屋のねこやに訪れたファンタジー系異世界の人々の飯テロ小説。作りとしてはオーソドックスで、語り手が章ごとに変わり、様々な料理を味わい驚き貪る。料理の解説は割とオーソドックス。異世界よりも現代料理の方がレベルアップが高いとしている点がややマイナスか。飯テロ小説としての役目は十分果たしている。

  • ブクログでもAmazonでも絶賛されていたので購入。
    料理がおいしそうな描写の本は何冊か読んだ事があるので、耐性が出来ていたにもかかわらず美味しそうだった……。
    ねこや食堂に辿りつく異世界住人たちのおいたちや料理の説明を巧みに配置している様は手腕は素晴らしいと思います。

    何作か読んでいると、辿りついた住人が自分の好きな料理を絶賛しながら食べるのパターンが定着してしまった感じがあって、新しい風や展開が感じにくかったところもありました。が!
    サンドイッチ論争で食堂のお客たちが大盛り上がりしたり、ラストのモーニングセットの締めがとても良くて、楽しい体験のできた作品でした。

  • 海老フライが食べたい!!!!!

    読み終わってまずそう思った。食べるという行為をきちんと描ける作者にハズレなし! 大当たりですね。

    出てくる料理、デザート、どれもこれもおいしそうで、読んだのが食後だったので良かったけど、お腹空いていたら、うう、となるので空腹時の読書は止めた方がいいでしょう(笑)

    突飛な設定だと思うけれど、食べ物を通じて世界を描いていることに間違いはなく、そこにあるのはこちら側と変わらない世界だったりするのがとてもいい。
    主人公(と言っていいのかな)の店の店主が深く別世界の人物たちと関わりあいになるわけでもないし、ただそこではみんながそれぞれの事情を抱えながらも食を楽しんで、救われていく姿だったりする。そこがいい。

    今とにかく海老フライが食べたいと思う!!
    (今夜は我が家は騎士ソースのシチューなのよぉ)

  • コーヒーブレイク本。

    毎週土曜日、こちらの世界と異世界が繋がる扉を持つ、雑居ビルの地下1階にあるレストラン「ねこや」の特別な一日を描くグルメファンタジー(?)小説(2015/03/31発行)。

    エルフやドワーフと云った亜人から、リザードマンやドランゴンと云った魔獣(?)に魔法使いと騎士等々がいるファンタジー世界の人々が、基本的にこちらの世界の料理に講評付きで舌鼓を打つだけの話ですが、何故か「ほのぼの」と、そして少しだけ「わくわく」させられる楽しい作品でした。

  • ううううお腹が減る…!
    表紙の扉メインのイラストが印象的で買った後に気づいたけど、イラストエナミさんだったのか…!
    悪魔のケーキの話好きだなあ…。ラムレーズンってあんまり好きじゃないのに食べたくなった。
    あとカレーライスもストーリー的にすごく好き。
    メニューもキャラも、次は何かな~とワクワクさせてくれるので、次の巻も楽しみです!
    しかし、とにもかくにもお腹が減るので、夜中に読むもんじゃないな…。

  • 可愛い猫の扉の表紙に惹かれて購入しました。
    ネット連載されていて人気の作品のようです。

    まだ途中ですが、描写やストーリー展開が
    とても私好みなので、きっちり読み終わったら
    いろいろな人にお勧めしたいと思っています。

    2巻も出るようなので、今からもう楽しみです。

  • 満足、満足!

    目で見るアニメや漫画の描写がなくとも、充分美味しそうでした。

    一週間に一度、土曜日だけ異世界に現れる扉。
    その扉から通じるのは「洋食のねこや」で。
    人間だけでなく、エルフやらリザードマンやら魔族やら様々な種族で賑わっている。

    一話一話が短く、一巻だけでもかなりの料理数。
    基本的には「ねこや」の中が舞台にはなるのだが、お客さんから垣間見える異世界ファンタジーも結構ちゃんと練られている(笑)
    しかし、異世界では肉どんだけ硬いんやろ?

    話として好きなのは、アレッタ登場回。
    これ、きっと定番なんだろうな。
    ラストの角煮。角煮食べたくなった……。
    実は直前に『衛宮さんちの今日のごはん』を読了したのだけど、美味しいものは万物を制す!
    自分の気持ちがほんの少し、柔らかくなった感じがするのでした。

    楽しめました!二巻も楽しみです。

  • どれをとってもとてもおいしそうで食べたくなります。
    それぞれのエピソード、こだわりが笑えます。

  • 「異世界食堂」
    テレビ東京 月曜25:35~
    放送開始日:2017年7月3日
    キャスト:諏訪部順一、上坂すみれ、大西沙織、安野希世乃、伊藤静、清川元夢、大塚芳忠、立木文彦、杉田智和
    http://isekai-shokudo.com/
    Twitter https://twitter.com/nekoya_PR

  • 7月からアニメ化

  • とてもいい作品だった。
    一編一編がとても短いし、わりと料理界の俺TUEE系というか、店主の料理がべた褒めされるだけの単調な展開なんだけども。
    紹介される料理がどれも美味しそうなのと、異世界の住人たちが可愛くてすいすい読み進めてしまう。あと店主の存在が薄いのがTUEE感を弱めてるのかもしれない。
    お菓子好きの司祭さんの話が特に可愛くてすき。

  • 料理の描写はおいしそうだけど、同じような内容の短編がだらだらと続くだけな感じです。食文化の貧しい人達においしいものを食べさせるだけの内容。続きはもういいかなぁ。。

  • 面白くなくはない。
    現実の料理を「おいしいよね」って再確認してるはなしがだらだら続く。

  • 美味しそうなご飯を、美味しそうに食べる異世界の皆さんを鑑賞するのが楽しい。異世界の皆さんを通せば、普通のご飯がご馳走になる。

  • なろう既読
    夜中に読むとはらへで危険話のひとつw^q^

  • 今年読んだなかでもトップクラスのしあわせ感。
    もう、登場人物がみんなしあわせっていいよね。(^^
    基本的にはファンタジー世界の人が現代日本の食事をしたら、どんな感じになるかという話なんだけれど、そりゃ、手のかかり方が違うし、何を食べてもおいしく感じるでしょうよ。
    それを、各エピソード、変に悲劇的な要素も入れず正直に書いているのが本当に好印象。
    夜中に読むとお腹がすくのが難点ではありますが。(^^;

  • 「異世界」もののジャンルは今では随分色々な作品が氾濫していて、読んでみたいなとは思ってもなかなか手を出す機会がなかった。図書館でこのタイトルを見つけたので、読んでみようと思ったのが動機。以前、「異世界居酒屋のぶ」を読んだが、それと同じような感想を持った。ともかく空腹時には読まない方がいいタイトルかな。読むと何か食べたくなってしまうので。感想はこんなところです。

  • 短編集。物語のパターンが同じなので、半分ほど読んだ時点でマンネリ感…。
    でも、最後に載っていた魔族の少女の話と書き下ろしの「豚の角煮」が面白かったので、次巻も読んでみようかなと思います。

  • 某異世界居酒屋とどっちが先かどうか分からないし、ほかにも多分に多くの亜流があるのだろうと思われるが、こちらは相手の異世界が正しく魔物もモンスターもいるRPGファンタジー世界の異世界である点が異なっており、どこをどう考えても食習慣以上の違いがあるモンスターがたとえ異世界の料理であっても人間の料理をうまいと思うはずがないが、そのあたりはご愛嬌だろう。

  • 飯テロラノベ.
    何故か七日に一度,土曜日に
    街の洋食店の地下室の扉が居世界と繋がる.
    で,異世界人が謎の扉をくぐって店にやってきて
    料理を食って満足して帰る.
    店主側の話じゃなくて主に客目線の話ですね.
    うまそうに食いやがって.
    順番に夕食で作って食べてったら一ヶ月の献立出来るんじゃね?
    揚げ物勢がちょっと強い気もするけど.

    読んでたら腹が減る.
    だがそれが良い.

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