フランスのおいしい休日 (集英社ムック)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081020706

感想・レビュー・書評

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  • アルザスとバスクという2つの地方の美味しいものを巡った本。普段抱くフランスの洗練されたイメージとは一味違う、素朴で自然なフランスが見える。私もフランスに行きたい!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「アルザスとバスクという2つの地方」
      とっても離れているところが面白いよね(バスクはスペインの方が有名)。
      でも、そんなコト関係なく落ち着い...
      「アルザスとバスクという2つの地方」
      とっても離れているところが面白いよね(バスクはスペインの方が有名)。
      でも、そんなコト関係なく落ち着いた感じが良いですよね。
      2012/07/23
  • 著者は料理研究家かと思いきや、料理・雑貨スタイリストという肩書なんだそう。
    女性が紹介するフランス料理ものといったら、「憧れのパリジェンヌ」といった夢のようなおしゃれ感満載の雰囲気でまとめられがちですが、この本がほかとは違うなと思った点は、著者が娘を連れて渡仏しているという点。
    女性の視点のほかに子供を見守る母の視点も加わり、見方が広がっているように思います。

    訪問地は、フランスの東と南、アルザスとバスク。
    地方色豊かな特徴的な風土が写真と共に紹介されます。
    ほかの本で紹介されきっているパリは申し訳程度にしか登場しない点が、私の好みに合います。

    アルザス地方はお菓子が豊富で、クオリティも非常に高いことを知りました。
    ピエール・エルメもアルザス出身だったとは。

    アルザスワインは有名ですが、ブドウの葉にカタツムリが生息するため、ワインの産地はエスカルゴの産地でもあると紹介されていました。なるほど。

    アルザス以上に知らなかったのがフレンチバスク。
    エスパドリーユが名産というのが、意外でした。
    また、「ローブリュー」という四つ葉のようなバスクのシンボルがあることも知りました。
    バスク十字とも言われるようですが、私はアイルランドのシャムロックを連想しました。

    出発はフランスで、登山電車で山頂に上るとスペインになっているというピレネー山脈のラ・リューヌ山には興味を引かれます。
    住民にとっては、バスク地方の山には変わりないのですが、国境の曖昧さ、複雑さが垣間見られる気がしました。

    写真がシンプルで雰囲気があります。
    くるくる動く子供と一緒のため、変に時間をかけてこだわったショットというわけではなく、凝りすぎていない、自然な空気が映し出されている印象。
    帰国後に居を移した松本で、バスクで買った布や入れ物を生活に活用している様子から、ささやかながらも豊かな日常が伝わってきました。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • アルザスとバスクのおいしいものがたくさん。アルザスは山・肉!バスクは海・魚!という感じで全然雰囲気が違うけど、どちらもすごく素敵。絶対行きたいー!!!

  • フランスのアルザスとバスクを伊藤氏と娘さんが旅をします。本当にフランスの食べ物って美味しそうですね~。

  • なかなか海外には行けないから、こういった本で旅気分を味わう。

    フランスはとっても行きたい国。
    この本は、パリではなくアルザスとバスクの旅。

    初っ端から前食べてとっても気に入ったフェルベールさんのジャムの事が紹介されてた。
    一緒にジャム作りまでしちゃって羨ましい。

    他にも美味しい物が沢山だし、雑貨も沢山。

    伊藤まさこさんの娘さん、こはるちゃんもとっても可愛いです。

  • 伊藤まさこさんの旅行を楽しんでいるのがよく伝わってきます。私もフランスに行きたーい。ビールを飲みながらプレッツェルを食べたい。マルシェに行ってみたいし、登山列車にも乗りたい。

  • 帯文:"パリのその先には、何があるんだろう?" "アルザスとバスク。伊藤まさこさんが夢中になった、食いしん坊な田舎のまち"

    もくじ:1 ジャムからはじまったアルザスの旅、2 ここにしかないものに出会ったバスク、3 パリで遠い土地の空気を味わう

  • -------- Yes! iPhone

  • フランスに行くなんて全然現実感ないけれど、一生のうちで一度は行ってみたいと思った。
    そして、食べつくしたい(笑)
    素朴な旅なのに、いつも好きなものに囲まれている様子が幸せそうでした。

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著者プロフィール

1970年、神奈川県横浜市生まれ。文化服装学院でデザインと服作りを学ぶ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍。自らプロデュースした衣食住にまつわる商品を販売するサイト「weeksdays」を「ほぼ日」と一緒に運営中。おもな著書に『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『おべんと探訪記』(マガジンハウス)、『伊藤まさこの台所道具』『伊藤まさこの食材えらび』『伊藤まさこの器えらび』『夕方5時からお酒とごはん』『新装版 毎日ときどきおべんとう』(以上、PHPエディターズ・グループ)など多数がある。

「2023年 『する、しない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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