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- Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
- / ISBN・EAN: 9784081440023
作品紹介・あらすじ
カトレア、その花がスワンとオデットの愛の符丁であった。鈴木道彦個人全訳決定版。
感想・レビュー・書評
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・新潮社のハードカバー本を読む。
・とにかく長い。形容が細やかだが、読んでいるうちに伝わってくる。
・「われわれは自分が幸福なことに気がつかない。誰でも決して自分が思っているほど不幸ではないのだ。」
・主人公は、だから時ということになる。 -
不労所得者が娼婦に恋した話。
これ、一人称で書く必要があったのか?
語り手である「私」が、他者であるはずのスワンの夢まで語りだしたときは、違和感を通り越して不快であった。
どう考えても、三人称で書いた方がいい。
あいかわらず、おもしろくない。
スワンが娼婦に自分への純潔を求めるのは間違っている。
かといって、スワンがいながら他の人間との関係をやめないオデットにも共感できない。
というわけで、誰にも感情移入できない。
これ、ほんとうに、20世紀を代表する小説なのか・・・・? -
スワン編は一組のカップルの恋愛物語として、ストーリー性が高い。
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