冒険の森へ 傑作小説大全 9 個人と国家 (冒険の森へ 傑作小説大全9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570393

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第17回配本となる第9巻『個人と国家』は、「祖国とは何か?」「個人の自由とは?」といった、今この時代にこそ問いかけるべきテーマを、戦争文学のみならず、幅広いジャンルから選りすぐった傑作全12編収録。

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
この巻には、困った。どうしても「戦争」に関わらないと、このテーマの作品選定は苦しい。
ところが弊社には、「戦争と文学」という85周年記念企画があり、予測されたとおり、野坂昭如「火垂るの墓」と結城昌治「従軍免脱」の2作品が、「戦争と文学」とかぶってしまった。
誰が選んでも傑作は傑作、ということであろうか。
編集委員の方々と相談して作品を変更した。
他の巻では武田泰淳「ひかりごけ」がかぶった。憮然たる想いである。

[収録作]
【長編】
伴野朗「三十三時間」
胡桃沢耕史「ぼくの小さな祖国」
【短編】
野坂昭如「捕虜と女の子」
結城昌治「司令官逃避」
城山三郎「草原の敵」
筒井康隆「関節話法」
西木正明「ケープタウンから来た手紙」
大沢在昌「ダックのルール」
【掌編】
渡辺温「兵隊の死」
吉行淳之介「鮭ぞうすい製造法」
五木寛之「カーセックスの怪」
かんべむさし「弾丸」

◇解説/北方謙三 解題/北上次郎

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。古い長篇と短編を編集したアンソロジーになってるけど短編の方に読み応えがあった。

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