冒険の森へ 傑作小説大全 14 格闘者の血 (冒険の森へ 傑作小説大全14)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784081570447

作品紹介・あらすじ

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第8回配本、第14巻『格闘者の血』は、格闘小説の名作3本の長編を軸に、強さを目指し闘った古今東西の男たちを描いた傑作全11編!

●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

[編集室から]
男の子は強くなりたかった。チャンピォン・ベルトか金色のメダルか黒帯か。ともかく強い自分を夢見ていた。
しかし、成長とは、自分の可能性が、実はただの不可能であったことを確かめる長い旅路だったのかもしれない。
ベルトやメダルがどんどん遠くなり、かつて強くなりたいと願っていたことを、時々、思い出すだけになっていくかもしれない。
これは、そういうかつての「男の子」すべてに捧げる巻である。

【長編】
夢枕獏「餓狼伝I」
今野敏「惣角流浪」
中島らも「超老伝 カポエラをする人」
【短編】
新宮正春「少林寺殺法」
北方謙三「殺さない程度」
椎名誠「生還」
船戸与一「からっ風の街」
【掌編】
大坪砂男「憎まれ者」
夢枕獏「どもごっつぁんどぇす」
原田宗典「レフェリーの勝利」
景山民夫「元禄異種格闘技戦」

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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