- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784082990183
感想・レビュー・書評
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IBMのロゴマークでおなじみ、グラフィックデザインの第一人者ポール・ランド。パートナーであったアンと発表した、娘のために描かれた4冊の絵本は、子供は勿論大人にも支持され、雑誌の絵本特集でも「おしゃれな絵本」に必ず取り上げられるほど人気である。
4冊のうち3冊は日本でも翻訳され、私も既に読んでいてとてもお気に入りであるが、何故か残りの一冊だけが未訳であった。それが、このたびよ〜やく翻訳された!集英社よありがとう!
「音」をテーマにしたこの作品、絵本の翻訳もたくさん手がけている谷川俊太郎が訳している。彼の訳は個人的には好きなのだけど、谷川カラーが前面に出すぎてるなと思うことも正直ある。でも今回は、絵も言葉もいい感じでぶつかり合っている。すみずみまで計算された、見事なアート。身近な音にもドラマがある。そういう当たり前のことを気づかせてくれる絵本の力ってすごいと思う。
優れた海外絵本は気に入ったら原書でも読みたくなる。今度はオリジナルの言葉の力をダイレクトに感じてみたくなる。そこで改めて、翻訳者のすごさも感じるわけなんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「でもね ぼくがいちばんすきなおと
それはひのでまえのあさのおと
(しっかりめをつぶっていると)
きこえるんだ
せかいがめをさますのが。
いろんなおとがまざってる すてきなおと。
とおくから ちかくから
そらから じめんから、
そこらじゅうからおとがくる。」 -
09/01/13読了。
レゴみたいな色使い。 -
アン&ポールランドの絵本は色使い、レイアウト構成など子供だけでなく大人でも興味がそそられます。