- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784083210068
感想・レビュー・書評
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冷静に考えれば、突っ込みどころ満載だが、期待も込めて高評価
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小さな旅行会社「エンドートラベル」が企画した、
小学生が電車旅行をするチーム
「トレイン・トラベル・チーム」
略してT・T・T
そこに応募してきた小学5年生の、雄太、大樹、
紅一点の未来。
そしてエンドーとラベル社長の遠藤さん。
この4人を中心に話が進んで行きます。
乗り鉄っぽい雄太に撮り鉄の未来。
時刻表鉄の大樹と同じ鉄道マニアでも各々
得意分野に違いが。
初の会議で時刻表の見方を教わる事になるんだけど、
大樹が講師役に指名されウンチクを披露します。
女の子の未来の手前、自分も少しカッコつけたい雄太
が、大樹を小バカにしちょっとしたケンカに。
実に小学生らしいw
遠藤さんが間に入り、素直に大樹が謝罪をすると
雄太も自分が恥ずかしくなり謝罪をしすぐに仲良く
なります。
そして、チーム初の日帰り旅行へ!
ここでトラブルが発生し、
ちょっとした鉄道ミステリー?物のような流れに。
おばあちゃんに会うため新幹線に乗りに来たはいいが、
はじめての事で戸惑っていた小5の女の子七海を発見。
放っては置けないとT・T・Tが予定を変更し
七海を無事におばあちゃんに会わせるため奮闘します。
鉄道マニアなら知ってて当然の内容が、
キャラクター達のやりとりを通して
子供にもわかりやすく解説されています。
電車に詳しくない大人にも有益かも?
新幹線を追いかけるのにタイムリミットがあり、
結構ハラハラしますね。
そこでも色々マニアックな小ネタで切り抜けていくのが
面白いです。
なんとなく電車かっこいいなぁって思ってる子供が
これを読んだら、更にハマるんじゃないでしょうか。
スーパーヒーロータイムでもちょうど電車モチーフの
トッキュウジャーを放送中だし、今年は鉄道博物館
に行ってみたいなと思いますw
シリーズ化してるし、他のも読もうかな。
遠藤さんは駅弁鉄って奴だと思う。 -
電車好きも電車の初心者もわかりやすい
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ななみちゃんていうひとのおばあちゃんをさがしに行くお話。何本もあるしんかんせんのなかから、一本をさがしだすことがてきたのが、かっこよかった。ぼくもしんかんせんのことをいっぱい知りたいです。
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読み物
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おもしろかったです。
新幹線とか、時刻表とか、のりものの好きな男の子に読んでもらいたいな。
わたしは、へぇ〜。ポイントが多かったです。
(知らなすぎ……^^;) -
集英社みらい文庫:
列車番号の偶数が上り、奇数が下りになっていることは知りませんでした。「乗り鉄」の雄太、「スジ鉄(?)時刻表マニア」の大樹、「撮り鉄」の未来が繰り広げる「トレイン・トラベル・チーム」の初ミッション。鉄道クラブ発足に一役かったトラベル社長 遠藤の想いも嬉しい。鉄道大好きな子どもの顔が目に浮かぶ。身近な乗り物と仲良くなれそう。