ちょー歓喜の歌 (ちょーシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 479
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086000895

作品紹介・あらすじ

魔王の捕縛そして世界の破滅を企むジールのクラスター王子。王子の部屋を訪れた精神体のダイヤは、彼の中に狂気を感じ取る。そして、王子を説得できるのは宝珠しかいない、と思うのだった…。その頃宝珠は、オニキス、サファイヤ、サリタと合流し、旅を再開しようとしていた。パイロープから紹介してもらった次の行き先は、ジークフロード教室。かつてスマートが魔法を学んだ教室だった。

感想・レビュー・書評

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  • 宝珠はクラスターを外の世界に連れ出すため、そして世界の破滅を止めさせるために、ジークフロード教室で秘策を授かり、再び、今度は自らクラスターのもとへ行く。
    ここまでくるともうバレバレの、スマートがサリタに扮している件は、一体どういう意味があるのか、いい加減明らかになるかと思いきや、まだ、明らかにはならず。

    クラスターにやとわれて魔王を召喚するエデア・タロットワークに対抗して、その魔法を封じる魔法を唱えるサリタ(スマート)。
    あと少しでサリタの魔法が完成するかというところで、どさくさに紛れて自由になったユーナーンがサリタ(スマート)に一撃を与え、ついに魔王(本物のサリタ)が姿を現わす。

    タイトルの『歓喜の歌』は、魔王の復活を喜び言祝いだ、魔王に捧げる「歓喜の歌」のことです。

    ひゃ~、ついに魔王が姿を現わしちゃったよ。
    魔王の力も不安定だし、エデアの魔法もまだ完ぺきではなかったのだから、今後どうなってしまうのかは全くわからん。
    だけど魔王よ、人間だったときの記憶が失われてしまったとしても、ジエールのことは忘れないでほしい。
    魔王になってしまったサリタを安全なところに匿い、時間を稼いでくれていたのは、人間の頃から付き合いのあったジエールなのだから。

    さて、宝珠は一体魔王に何をやらかそうとするのか。
    そして、異形の化けものなのだから、一生城の外に出ることなく、人目につかないように生きろという、愛情という名の呪いをかけられているクラスターは、その呪縛から解き放たれることができるのか。
    残り何冊だろう。
    そろそろ終わりが見えて来たか?

  • どこ行ってもオールスターズって感じ。
    敵も味方も知り合いだらけって色々すごい

  • 子どもたち編第5巻。
    サフが知らない間に大人の階段を登ろうと…げふんげふん。
    他の皆様が言うように、少し読みづらかったような気がします。

  • ストーリーはおもしろかったと思うがかなり読みにくかった気が…

  • 2008年12月27日

  • はじめて読んだシリーズものは多分これじゃないでしょうか。

  • サフがさらりとBL的発言をしていて、さすが野梨原先生だとかわけわからんことを思った。

  • 面白かった(手抜き感想)。シリーズ読了後に「ちょー葬送行進曲」でまとめて感想あり。

  • 2004.05.26.読了。未所有。魔王が魔王が魔王が…!(じたばたごろごろ)マジで魔王好きだ。素敵な言葉が散らばる小説。大好き。

  • (2002)

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著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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