- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086002103
作品紹介・あらすじ
梅雨が明けて、めっきり暑くなった期末テストの最終日。夏休みを前にして、リリアン女学園高等部生徒会本部である薔薇の館の会議室兼サロン内に、山百合会の幹部全員で総勢六名が勢揃いしていた。夏休みの予定をきいていた祐巳は、つまらなかった。みんな姉妹で一緒の予定があるのをうらやましがっていたのだ。ところが、憧れの紅薔薇さま・祥子から避暑地の別荘へ行こうと誘われて…。
感想・レビュー・書評
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私が一番大好きなマリ見て作品。
これで、祐巳が敵陣の中で「マリア様の心」を歌うシーンが、とにかく大好きで。
再読してやっぱり泣きました。
この時の祐巳を守れないと苦悩する祥子さまと、その思いを受け止めて凛とした強さを身に付けて行く過程も大好きです。
で、これを読んで、花寺がかかわる作品を読みたい衝動に駆られ、別の罠にはまっています(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お姉様と避暑地へ。口喧嘩も勘違いも寂しさも意地悪も全部嬉しい楽しい祐巳であった。そしてお姉様のオチの一言は読者の一言でもあった。ホント、ドキドキした。
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夏休み
祥子さまの別荘にお呼ばれのゆみちゃん
ゆみちゃんちのご家族も普通で、おとぼけで、素直で
素敵…
お呼ばれのドキドキを一緒に体験できるw
別荘での一週間。
後半のクライマックス!
ゆみちゃん、カッコいい!!
そして。本文最後の一行が秀逸w -
「マリみて」第12巻。
夏休み。祥子の避暑地の別荘に招待された祐巳。大好きな"お姉さま"と二人きりで過ごすバカンス。しかし、そんな楽しいひと時に、祥子に憧れる"お嬢様"たちの「魔の手」が伸びる!果たして、祐巳は無事でいられるのか!?(笑)
ついに登場、ド定番の「"お嬢様"の"平民"に対する嫌がらせ」。最早、様式美。リリアン女学園内では、山百合会(生徒会)がほとんど神聖視されている状態なので、この手の嫌がらせが出てくる気配がなかったからなぁ。いやはや、安心した。(違う)
あと、ラストの祥子の一言・・・正直、自分もその展開になるんじゃないかとハラハラしていたよ。。。 -
やっぱり最後はいいね。ひいおばあさまに山百合を渡すところと、「来年もまた遊びに来て」とおばあさまがおっしゃったところでウルっとしちゃいました。伝わる人には想いは伝わるし、やっぱり悪い企みをしてる人には伝わらない。
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ようやく作品内の季節と同じ季節の話が読むことができました。
祐巳ちゃんはたくましく、祥子様はより親しみやすく。仲の良い赤薔薇姉妹を堪能。いつの間にこんなに信頼しあってたの?としみじみとしてしまいました。 -
シリーズ第12巻
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梅雨が明けて、めっきり暑くなった期末テスト最終日。夏休みを前にして、リリアン女学園高等部生徒会本部である薔薇の館の会議室兼サロン内に、山百合会の幹部全員で総勢六名が勢揃いしていた。夏休みの予定を聞いていた祐巳は、つまらなかった。みんな姉妹で一緒の予定があるのをうらやましがっていたのだ。ところが、憧れの紅薔薇・祥子から避暑地の別荘へ行こうと誘われて・・・!?
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祥子さんと祐巳さんが夏休みに別荘に行くお話し
最後のパーティーは展開が読めるんだけど
それでも感動してしまった自分が悔しい(笑) -
別荘欲しい・・・