- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003872
作品紹介・あらすじ
黒の獅子王カウルが、二十七歳の誕生日を迎える月。彼の妻であり「聖なる乙女」のエンジュは、王宮へ戻ることを約束した。そして、カウルの用意した馬車に揺られ、彼女は王宮への道を急ぐ。その途中でエンジュは、馬車の貸し出しを望まれ、遅れるのを承知で自分の馬車を明け渡してしまった。しかし、セネドラ王国からの一団であったその中には、カウルの妻となるために贈られる姫がいて…。
感想・レビュー・書評
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銀朱の花シリーズは主人公を変えつつ続いていくのですが、やっぱりエンジュ×カウルが一番すきです。
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回収されていない伏線が気になる。
隣国の姫が可哀想で、ヒロインはともかくヒーローを支持しにくい。自分の都合で勝手ばかりして、対外的にどう見えるかとかちゃんと考えていない感じが、為政者としてどうよ?と思える。そういう意味で、ライバル姫は、ヒーローの被害者。高潔な女騎士もかな。
それに比べると、女官長は素敵に悪役していたと思える。 -
前巻でのわだかまりも溶け、ものすごいラブラブです。まさに4年越しの蜜月。
表紙がすごく好きです。
エンジュのしっかりものっぷりとカウルのヘタレっぷりもかわいくてかわいくて。
甘いのは好きなのでいいんですが、話はどうにもまとまってないというか中途半端でした。
戦争のところは最後の数ページで片付けられないでしょう。 -
ツンデレな俺様陛下(爆)
エンジュがけなげで見ていてきゅんとなりました。カウルは、不器用さんだったのですよ。
9も年上なのに子供っぽい気もします。やっぱり好きな女性には弱いのですな。 -
ヒロインを支えるはずの旦那様がヘタレなところがかえっていい味を出していると思います(笑)
個人的には大好きな作品デスvv -
金蓮花さんの作品です。『銀朱の花』シリーズの一番最初の主人公、エンジュのお話ですが、1巻目は最初から苦労のし通しで、読んでるこちらの方が辛くなるくらいでした。が……この2巻目で一転して幸せムード全開、あまりのらぶらぶっぷりに、嬉しいながらもめんくらってしまったという、1巻目と2巻目では印象が大きく異なった珍しい作品だと思います。最近では、さらに続編が綴られているようで……まだ読んでいないのですが、これまでの経緯から見て、期待半分、不安半分だったりします。
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一番お気に入りのお話の2巻v
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エンジュが女性として成長し、王妃としても成長していくお話。カウルとのやりとりは微笑ましく、幸せになって欲しいと素直に思える内容です。