風の王国 天の玉座 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086004770

作品紹介・あらすじ

旅の途中で恋したあの人が吐蕃王!?政略結婚によって思いがけず初恋を実らせることとなった翠蘭は、吐蕃の人々に温かく迎え入れられ、晴れてリジムの正妻となる。ぎこちないながらも愛を確かなものに深めていく二人。前妻の息子ラセルにも実の母のように慕われ、しばし安らかな愛情に満たされる翠蘭。しかし何者かの陰謀によって、束の間の平安はかき乱されて…。激動の歴史ロマン第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • まさかこうなるとは
    コバルトさんまじパネェっす
    描写は良いが構成に難あり
    懐刀はいつ光った
    今後の展開は

  • 吐蕃へ嫁にきた翠蘭がお国入りするところから始まります。
    遠い国へ嫁ぐということで不安でいっぱいだった翠蘭も、吐蕃の人々から温かい歓迎を受けてほっと一息。
    しかし、現代からは想像もできないほど他国との文化の違いは明確で、自分の中の常識がどこまで通じるのか、一挙手一投足に神経を張り詰めて、きっと翠蘭はしんどいだろうなぁ、と思わずにはいられません。
    頼れるはずの夫は、近づく大祭の準備に忙しくほとんど翠蘭に構ってこれず。
    (まぁ政略結婚だからそういうものなのかもしれんが)お互いが距離を測りかねてるのが見て取れて外野のわたしが「あ゛あ゛ぁ゛!!」と悶々としてしまう。精神衛生上よろしくないです。

    1巻以上に助詞の誤字が多くて、そのたびに読みを止められて、ここでも「あ゛あ゛あ゛!」って(もういい)

  • 吐蕃が舞台の大河少女小説第二巻。命を狙われる翠蘭たち。その目的は?義理の息子のラセルに近づこうとする翠蘭と、彼女を止めようとする者たち。それぞれにそれぞれの都合があったり、疑惑があったりして、それが解消されたり、溝が深まったりといろいろ。ラセルはこの時代はかわいいのう。

  • シリーズ2

    3巻の時とは別人のように、
    心細げで、鬱屈した様子の翠蘭

    そりゃあ、異国に嫁いだら、
    風習や食べ物や環境が変わってそうなるよね


    そんな中でもラセルと心を通わせて
    最後は大活躍!

    やっぱり闘ってる姿や、イキイキのびのびしてる方が
    いいなぁ

    そして、この巻があってこその三巻なのだと
    思ったわけで。

    面白かったです(^^)

  • シリーズ2巻目

  • 風の王国第2巻。
    旅の途中で出会った男が結婚相手の吐蕃国皇帝だった。旅の間にリジムとの心を通わせ、城到着後に義理の息子ラセルとも心を通わせる…が。

  • と、いうわけで文成公主と吐蕃王の結婚式です。
    なんといってもラセルがかわいい!!
    私は女こどもと動物に弱いのです。RPGみたいに好みで選んで指名して…ってパーティーはすごいことになります。ってかひどい。あまりに弱っちそうで。

  • 奈良、吉野、上山などを舞台とした作品です。

  • とっても初々しい翠蘭とリジムがたまらんですw

    最初クシェンは絶対何かありそう!(悪い意味で)って思ってたけど以外にいい人だった。(オイ
    ジスンは気に食わなかったけど最後で納得したw

    ラセルかわいいよぉ(=´Д`=)ゞ

  • 風の王国二冊目。お嫁にやってきたヒロインが、慣れないトバンの暮らしでなんだか弱っていくのが心配で心配で、、、といいますか、コバルト本誌の漫画に出てた少女は、この美少女(?)だったのかと(ry


    2009/12/15(火) 読了

  • さくさく楽しく読めます。翠蘭の戸惑う姿も楽しいですが、リジムの気遣いもおもしろいです。事件を通して絆がしっかりと完成していくんだろうなぁと思うと、今後の展開が非常に楽しみです。

  • 前回の続き、という事で結婚式から始まります。
    ようやく平和で平穏な日々かといえば、当然そんなわけはなく…。
    何せ一応政略結婚ですので、人間関係がw

    これほど怪しい人もいないかも、というか
    もしやと疑ってみれば、それは大当たりでした。
    しかし子供可愛いですね~w
    可愛いざかりと言うのもありますが、生い立ちを考えれば
    確実にこういう性格になりそうかと。
    うまく書いてるな~と。

    場所が王国…というか、権力中枢なので仕方ないですが
    人が多くなってきます。
    登場人物欄、大活躍(笑)

  • リジムの男らしい面と、かわいらしい面に胸キュン女子も多いはず!?王家ならではの複雑な人間関係はあるものの、翠蘭とリジムのゆるぎない絆が心強い。緊迫した情勢下と、二人の愛との緩急が、バランス良く配置されていて飽きない。

  • 古代チベットのお話。民族の慣習をうまく使って描かれてると思います。
    チベットものは読んだことがないのでとても新鮮。

  • 2

  • リジムとのラブラブ具合が可愛いです。
    良いですね、こういうほっとするようなお話。
    お話の途中はとっても不安になるのですが、ふとした瞬間の2人の気持ちがほっとさせてくれます。

  • 2巻。少し甘い感じあり。リジムの息子のラセルがかわいい★

  • シリーズ2作目

  • ぎこちないながらもお互いを思う二人がいい感じ。

  • 旅の途中で出会い、恋したリジムが吐蕃王だった。吐蕃王の王妃となった翠蘭は、前妻の子ラセルとも仲良くなり、リジムとの生活が始まる。しかし、翠蘭の不安は消えなくて…。
    「風の王国」シリーズ第二巻。謎の美女ジスンが登場です。

  • 史実に忠実です

  • パレを食べてみたいと思いました。

  • 何故か一冊飛ばして(というか流し読みで終らせて)次へ。

  • 第2巻

  • ジスンにときめきました。
    かっこいい…!!

  • ぐいぐいとストーリーにひっぱりこまれてしまいます。それにしても異国に嫁ぐって大変そうです。

  • そういえば、1巻の表紙にリジムいないね(笑)。
    夫婦一緒の初・表紙。リジムと翠蘭が婚礼の儀を終えた後の話です。
    新婚ほやほやですが、決して甘い展開にはならず。
    ジスンがすごいわかりやすい嫌がらせだった、…彼女の正体は最初あたりでケーセクが言いよどんでたのでわかったけれど。
    恋愛面で、二人の心境にだんだん変化が見れるのが面白かったかな。不器用な愛情を示すリジムと、嫌われないかと不安になっていく翠蘭。意外に似た者同士でしたね。
    リジムが意外に子供っぽいのが笑えました。ラセルが可愛いかった。
    黒幕を絞りやすいんですが、最後に意外な人物が…って言う展開でした。

  • 玉座!!まさにその通りこの巻は玉座関連のオハナシ。
    新婚生活のシーンをもっと読みたかったなぁ。。。

  • 本当に国があるのですっごく勉強になります。実際塾の授業でお役立ちー

  • 風の王国シリーズ第2作目。
    翠蘭とリジムの婚礼から新婚生活のお話です。
    翠蘭とリジムのラブラブシーンがとっても多くて、個人的にシリーズの中でもこの天の玉座、かなり好きです。
    これからどっぷりはまりました。
    とりあえずリジムがカッコいい!
    ラブラブ〜な感じの恋愛物を読みたいけど、歴史物も好き!って人にはかなりオススメ!
    ラブラブ以外にも、どんどん驚きの展開になっていくので、ストーリー的にも満足!!

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