熱砂の宮殿 ―緑のアルダ (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 175
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086005296

作品紹介・あらすじ

大勢の従者も荷物もふり捨てて旅立ったアナンシア王女とアルダ・ココたちは、途中、ルダート王子と魔法使いラダを見つけた。彼らを追い、ある朽ち果てた遺跡にたどりついたとたん、魔法の爆発により見知らぬ町へと飛ばされてしまう。そこは、精霊の意志により成り立つ幻の都市「パス・エデス」。緑と水と花にあふれた美しい都で、一行を待ちかまえる謎の力-。冒険ファンタジー、新展開。

感想・レビュー・書評

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  • 幻の都市にとばされた一行
    楽園だけど、どうも不自然な感じが
    モゾモゾする!
    オベロのせつなの恋エピソードも。。


    まさかここで、なつかしの名前が
    役に立つとは!

    過去と現在がリンクしていく一冊

  • なんとなくルダート王子のひととなりが見え始めてきました。アナンシアのほうは彼に少し隔意を持ってるっぽいけど、実は彼のほうは単純にアナンシアのこともレンヒュートのことも好きなんじゃないかなあと思ったりもしました。
    従者という立場上、影に隠れがちなオベロにちょっと光があたった感じ。
    …ところで、彼が剣を使えないんだとしたら、「剣を使うものが3人」って、カートラムとウルファと誰のことでしょう?さすがに女の子二人は無理だと思うんですけど…。
    それとも「相応に」使えないってことは、多少は使えるって解釈なのかな?些細ですが気になります。
    そしてあの名前。ヨールはいったい、どんな気持ちでその名を呼んだのでしょうか。

  • …今回も番外編的お話。このあたりかつての
    「りゅーま(龍と魔法使い)」と全く同じでねぇか(笑)!
    その「りゅーま」の時のことを考えると、次巻、次々巻は
    かなり凄い展開と思ったほうがよさそう。

    しかし前回と同じく、こういう番外編的なお話は好き。てか今回のツボ。
    本編にあまり関わらないですが昔の王子様は出てくるわ、
    オベロの甘酸っぱいお話はあるわ…
    カートラムさんが眠り姫だったのは、オベロがこういうコトに
    なるからなのね。(彼が知ったらオベロ絶体絶命(大笑)

    しかし今回がシリアスとは言いませんが、いかにカートラムさんが
    お笑い要員かはよく解りました。
    とはいえ今回の話は何だか最新シリーズ「乙龍」シリーズを彷彿とさせます。

    今回、本編とあまり関係ないくせにえらい名前攻撃。
    「ユンガム」さんは私は未読ですが「リダーロイス」シリーズ番外編
    「風の守護龍」の登場人物。
    何より、今回の悪役?エデスの本名が「りゅーま」の超重要人物と同じです。
    何でまた?

    最後の用語解説もこの方のシリーズ読んでるほどニヤリとできるように
    なってますね。
    私は「りゅーま」だけで「リダー~」は齧る程度しか読んでませんが。

  • 今までのこのシリーズの中で一番スキだったな。
    異世界ファンタジーなのにさらに異世界(?)へ。
    砂漠のオアシス。楽園になぜか飛ばされてしまったアルダ・ココ一行。そこで出会ったのは5百年も前のコーサ国の王子。彼らもまたその時代に守龍を求めて旅に出ていた。
    主が戻るまで楽園を守るエデスは目的のために元の世界へ戻ろうとする者たちまで閉じ込めてしまう。

  • 第8巻
    幻の都市に満ちる、運命のいたずら!
    旅の途中でルダート王子を見つけたアルダ・ココたち。ところが、とある遺跡で、魔法の暴発によって過去へと飛ばされる。そこは精霊の意志により成り立つ“幻の都市”。一行を待ちかまえる者の正体は!?

  • 偶然立ち寄った町で囚われているはずのルダートとラダに会った一行。彼らを追ううちに奇妙な世界に飛ばされてしまうわけですが、珍しくカートラムさんが大ピンチです。
    でもアルダ・ココの影がどんどん薄くなっていっているのが寂しい…。

  • 2005.03.25.読了。未所有。アルダ・ココとウルファペアのじゃれあい(?)が少なく感じました。むう、ちょっと寂しきかな。

  • まだまだ旅の途中。眠りっぱなしで台詞が殆ど無かった人が・・・(汗)

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