- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086005371
作品紹介・あらすじ
池田屋事件で名をあげた新選組だが、武力での解決に虚しさを感じるようになった山南敬助は隊を脱走、沖田総司の介錯で切腹することに。新たに加わった伊東甲子太郎一派は藤堂平助や斎藤一も巻き込んで離反するが、その結末は苦いものだった。鳥羽伏見の戦いに敗れ江戸に戻った新選組。病に倒れ療養中の沖田を見舞った土方歳三は再会を約束するが…。時代を駆け抜けた男たちの物語完結編。
感想・レビュー・書評
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最後の方がかなり駆け足でちょっと拍子抜けしてしまいました。
良くも悪くもライトノベルといった感じですが、史実はきちんと押さえてありますし、気軽に読める新選組モノとしてはおすすめです。
ただ、シリーズ全体を通してBLくさい記述が多々ありますので、そういったものに抵抗がある方は気をつけた方がいいかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
辛すぎ
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山南脱走〜沖田の死まで。シリーズ完了。
このあたりになると読むペースが落ちてしまう。
鳥羽伏見の戦いの場面が少ないのが救いか。 -
(シリーズ通しての感想で)沖田さん視点、土方さん視点で話しが進みます。沖田さんと土方さんの会話が楽しいです。それと伊庭さんもたくさん出て来てその2人も良かったです。特に最期に沖田さんが伊庭さんに頼む事は、この話の中では伊庭さんがどうしたかまでは出て来ませんが、最期知ってる人なら涙です。
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あさぎ色の風シリーズ第5弾にして本編最終巻。
読みたいんですが、在庫の取り扱いもなく、古本屋でもみつからず…。と思ったら、近所の古びた本屋で発見。
今回は山南さんの死、油小路など新撰組にとっての転機でまさにここから一直線に転がり落ちていく場面。何より、総司の最期。最後の総司の語りには、悲しくて切なくて、でもどこか清々しく、そしてとても愛しくて。
今までのところに4冊も使っているのに、これだけの話を1冊できゅうきゅうに書いちゃうのはちょっともったいなくて、もっとしっかり書いて欲しかった。作者もこのあたり書くのが辛かったようですが、読者としてはもっと読みたかったし、読みたい場面だったというだけですが。 -
沖田好きにはたまりません。最後の終わりがとても好きでした。
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一巻でここまで物語がすすむかー!とちょっと驚きつつ(笑)<BR>
油小路の変はもうちょっと丁寧に書いて欲しかったかなと。<BR>
沖田と土方からの視点ではなく、番外編で永倉視点でやった方が良かったかもと思います。<BR>
山南さんのシーンは中々、明里さんとの係わり合いをもっと濃く描けていればもっと綺麗に感動するんだけど、一冊に詰め込むとしたらこんな感じで万歳なんだろうなあ。<BR>
沖田の死については言うこと無し、ずっと一人で寂しかったんだろうなあと思います。<BR>
土方がいなかったら彼はずっと一人でしょうから。兄貴分の彼がいてくれたから、彼も安らかに死ねたんだろうなと仄かな苦さと儚さを感じたり。<BR>
沖田と土方の物語はこれで完結とのことですが、まだ描いて欲しいお話はたくさんあります。<BR>
この後の蝦夷共和国は勿論ですが、最近発売されたうたかたのようにもう少しだけ物語を続けて欲しいなと思います。<BR>
そこまで思わせてくれる素晴らしい作品でした。
全体的に中高生向きの新撰組小説と言う感じで読みやすく、やはり「燃えよ剣」を越える面白さではなかったですが、こちらでも十分楽しめましたので、一般の方も是非。<BR>
うたかたのレビューはまた今度書きますが、また別の形(漫画とか)でもこれに会えればいいなあと思ったり。
続き、是非とも期待しています。<BR>
ではでは、この作品に関わった全ての人物に幸せがありますように。 -
ダンボールの中@未読