歌姫-ロジエル- 禁じられた歌 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086006064

作品紹介・あらすじ

世界は、四季を司る四人の神様の歌によって造られたという。神様の子として、歌うことで奇跡の力を起こす少女たち、それが歌姫。施設を卒業したての「冬の歌姫」ユリアは、人が凍ったという都市へ赴くことになった。歌姫はふたりで任務を行うため、互いにパートナーを「半神」と呼ぶ。すごい人を用意したわよ、と言われたユリアは、期待しながら自分の半神となる先輩歌姫に対面したが…。

感想・レビュー・書評

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  • 特殊な能力を持つ人達が迫害もされずにちゃんと組織立って能力を生かした仕事をしてるってどんな感じかしらんと思い、積んで置いたロジエルをようやく読みました。最初は一人称しんどいなぁと(少年でも少女でも一人称はしんどいっす)思ったんですが、なかなか人間臭い感じ(よくも悪くも)でつるるっと読まされてしまいました。なんでスイが男の子じゃ行けなかったんだろうと(ry じゃなくて、けっこう重たい話ではあるんですが、ラノベなのにがっつり小説を読んだって感じです。人は変わってしまうかもしれないけど、その時に救われたことは間違いなく、、、さすがコバルト。

  • 歌によって造られた世界の、四季を司る歌姫。
    歌を歌い、それを力に変えて世界を平穏に導くのが仕事…。
    とはいえ、所詮人間の世界の生活ですから
    色々しなければ行けない事はあります、ね。

    初っ端から『寄付』のためにしなければ、という文面に
    すごいシステムだな…と。
    してもらわないと生活がままならないし
    それによって受ける恩寵も違うし…。
    の割りに、それほどどろどろした印象を受けなかったのは
    一人称で話が進んでいくせいでしょうか?

    最後の最後の展開には、騙されたというよりも
    そうですか、という感じです。
    2時間サスペンスの最後、みたいな状態でした。

  • 普通に面白いです。オススメ

  • すらすら読めます。

  • ちょっと、読み終わったあと、気持ちが浮上できませんでした。それぐらい、私にとっては重かった。それでもさ、高位の歌姫は稀なのに刺青のある歌姫はたくさんいるんでしょうか?だってね〜…
    20051103:読了

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