月色光珠 暁の野に君を想う (月色光珠シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008228

作品紹介・あらすじ

夏の長安。茶館で働く琳琅のもとを、母と、幼なじみの馮生が訪れた。北の地から上京してきたのだ。しばらく滞在する事になった二人だが、義父の形見の謎を探る馮生が、何者かに襲われる。しかし、琳琅が想いを寄せている青年・魏有は、冷たく「かかわるな」と告げる。隠密である彼は、何か事情を知っているようなのだが…。恋と友情の間でゆれる琳琅は…!?剣術少女の中華活劇ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 月色光珠シリーズ2作目。
    楽しい。中華系。すれ違い両思い。
    少し間違えればドタバタコメディになりかね無さそうなって感じがするけど、恋愛に比重を傾けすぎてないので、普通に面白い。

  • ②~⑬まで

  • 月色2巻です。
    表紙は、琳狼と有さんと馮生。

    「馮」がどうしても漢字変換できなくてネットでしらべまくりました。
    「ひょうが」って打ったらでてきました。
    「ひょう」とか「ふう」じゃでてこないんですね。
    中国の名前は難しい…。



    夏の長安。
    茶館で働く琳狼(りんろう)のもとへ、母と幼馴染の馮生(ふうせい)がやってきた。
    しばらく滞在することになった二人だが、馮生が何者かに襲われる。
    どうやら、馮生が持つ義父の形見の秘密が原因らしい。

    幼馴染の身を案じる琳狼。
    しかし、琳狼の想い人の魏有(ぎ ゆう)は「かかわるな」と冷たく告げる。
    隠密である彼は何か事情を知っているようだ…。



    馮生は、琳狼と良い感じだったの!?と思いきや、親友というか仲間の一人って感じでした。
    周りがあおるので私も騙されてしまった、笑!
    琳狼のお母さんは良いキャラしてますね。

    優等生キャラかと思った馮生。
    けど、長安にきたのは理由があって義父の形見がらみで色々危険な行為に走ってしまいます。
    どんな結末になるんだ…とハラハラしながら読んでました。

    良いキャラだと思うんだけど、馮生はもう登場しないみたいですねー。
    切ないけど、清清しい終わりでした。


    琳狼は有さんに片思いしてるんだけど、彼の仕事の足かせになりたくないと悩んでます。
    せっかく気持ちを封印しようと決めたのに、有さんが天然で口説いてくるもんだから、乙女の固い決意も揺らいじゃいます。

    有さん…無愛想で控えめな性格な割りに、意外と行動的です。
    恐ろしい人、笑!!
    天然で母と婆やまでもを味方につけた!!

    二人とも両思いなのにもどかしいです!
    有さんは自覚してなさそうだけど、笑。

  • 琳琅の幼馴染が登場。
    雰囲気的にというか、昔から何となく弓使いに弱いんだよね、自分w
    でも、作者もかなり気に入っているキャラだというのに、今後の登場はまず望めないらしい…。

  • 月色光珠シリーズです。殆ど読めてないですけど、ざっと見た感じでも楽しい。中国っぽさが好きですね。

  • 田舎から母と幼なじみがやってきた。幼なじみの馮生は医者になるために見習いとして働くことに。しかし彼は仕事の合間に自分の持っている丸薬の正体と尊敬する師匠の行方を捜していた。そんな彼のことを有は少し疑っているようで・・・。

  • 長安で、馮生と琳ちゃんの再会です><
    そこで、馮生と有さんが対決です

  • 有さん、シャイむっつり天然決定。無敵だね彼は。

    2007/7/23読了

  • 受賞作から好きでした。中国のお話。描写とかがとても好きです。お勧め。

  • 有さんは琳琅のことが好きなんだってば。本当に鈍感な子ね〜でも、やっぱり有さんの足手まといにはなりたくないという気持ちが大きい。だから、琳琅は気持ちを隠して…でも、そんなことはお構いなしに有さんが口説くもんだから…がんばれ、琳琅。
    20061013:読了

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