- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008884
作品紹介・あらすじ
琳琅は、父の剣術道場を再開する。元門人だという見覚えのない少女・蛛児が訪れ、同世代の彼女たちは親しくなっていく。その頃、盗賊「飛天竜駒」の偽者が、本物とは全く違う残忍な犯行で街を騒がせる。本物の竜駒、つまり尚に対して、恨みを持つ何者かのしわざらしい。過去に彼が属していた盗賊団にも手口が似ており、尚は躍起になって犯人を探すが…!?中華アクションロマン。
感想・レビュー・書評
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月色4巻です。
表紙は、琳狼(りんろう)と有さんと蜘児(しゅじ)。
隠密姿の黒装束な有さんがかっこいいですね!
普段の髪を結った書生姿も良いけれど。
…要するにどっも素敵って事です、笑。
琳狼(りんろう)は、父の剣術道場を再開する。
元門人だというが見覚えのない少女、蛛児(しゅじ)が訪れ、同世代の二人は親しくなる。
その頃、盗賊「飛天竜駒」の偽者が、本物とは全く違う残忍なやり方で街を騒がせる。
本物の竜駒に対して、恨みを持つ何者かの仕業らしい。
過去に彼が属していた盗賊団に手口が似ており、竜駒は躍起になって犯人を捜す。
琳狼と蛛児は、お互い琳々(りんりん)、蛛々(しゅしゅ)と呼び合うまで仲良くなります。
蜘児は、琳狼とはまた違った美人さんです。
月色に出てくる女性キャラは、過去に何らかの傷を負った人が多いですね。男性キャラもだけど。
他の門人たちも良いキャラしてます。
子供たちは賑やかだし、兄弟僧は頼りになるっ!
過去につながりのあった人たちが時を経てまた集まるって素敵ですね。
今回は、過去話がでてきて有さんの隠密駆け出しの頃が読めます。
私的に過去話は大好きなので、楽しめましたっ。
なんだか切ない展開だったなぁー。
有さんは、隠密に関しての詳しいことはひた隠しにしているので、余計に。
蛛児もあんなことになるとは思いませんでしたっ。
裏で糸をひいている人物は何が目的なのか気になるっ!!
そして、もっとも気になる二人の関係は…。
微笑ましいけど、双方鈍すぎですね!
でも、有さんはときどき計算しているような気が…。
これも天然なのかなぁ、笑。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっぴり物悲しさが漂うお話。
でも、相変わらず微妙な面白さ(苦笑)。
うーん、何が足りないのかなぁ…?
その謎は、次刊を読んだらちょっと明らかに!! -
道場を再開することになった琳瑯。昔道場に通っていたという同年代の蛛児と出会う。彼女は人探しをしていた。そんなとき飛天竜駒が人を惨殺してまわっていた。飛天竜駒の正体を知る琳瑯はそれが尚の仕業でないことを悟り、好奇心がうずくが有と尚に首を突っ込まないようにクギを刺される。しかし、琳瑯は思わぬところでその事件に関わることになる。
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琳ちゃんの道場で蛛々(しゅしゅ)と言う女の子に会うんですよね><
これまった綺麗なんですよ!(おま
……と、想ったら有さんと蛛々があるつながりを持ってるとくるから吃驚するんですよ。
道場の子供達も出てきて楽しいですw -
父の道場を再開することにした琳瑯。そんな折蛛児と名乗る謎の少女が現れ…。有さんの過去のお仕事もちらりと出てきます。蛛児がとても切ないです。琳瑯の逞しい剣さばきも見所のひとつです。