彼方の約束 レヴィローズの指輪 (レヴィローズの指輪シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2007年3月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008976
作品紹介・あらすじ
働き者のサーシャと、やや浮世離れした印象を与える若者エリオス。平凡な夫婦に見える二人だが、それぞれ生まれ育った一族を捨ててきた者同士なのだ。お互いに踏み込めない一線を保ったまま、それでも温かい家庭を築けたことに満足していたサーシャ。ところが、まだ幼い愛娘が何者かに襲われた。心当たりがあったサーシャは、もう二度と来ることはないと思っていた、一族の屋敷を訪れた-。
感想・レビュー・書評
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ジャスティーンを溺愛する夫婦が好き。
離れているようで離れていない、そんな関係の夫婦が好き。
きっと最後までサーシャに想いを伝えなかったアストレスが素敵。
地の一族と闇の宝玉との付かず離れずな関係が凄い。
レンドリアの拒絶反応が素晴らしく良い。
スノゥの、さりげなくジャスティーンの言うことを聞く、そんな素直なところが良い。
シャトーとダリィの過去が知りたい。
トムを弄るレンドリアがいい。結局最後は自分からバラすのか。
マリアンヌという名前に反応する私がいた。
これでレヴィローズも終わりです。寂しいなあ。
読了:20090205詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ19 外伝
エリオスとサーシャの町での様子、
追ってとの攻防、
グレイとサーシャの約束が
描かれている -
学生の頃、夢中で読んだコバルト黄金期の作品。
今思うとかわいらしい作品ではありますが、キャラクター性、そして文章のテンポの良さは覚えております。
すごく楽しかった。
そして、この方の作品を追いかけて読んでいたきっかけのシリーズです。 -
「地の宝玉」が交わした、未来の約束――。
エリオスとサーシャは幼い娘を持つ平凡な若夫婦だが、実は魔術師の一族から逃げてきた者同士。
魔術の世界とは縁を切ったつもりが、娘のジャスティーンが襲われて…!? 大人気ファンタジー番外編!
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「レヴィローズの指輪」シリーズ番外編。
地の一族のサーシャと炎の一族のエリオス、そして二人の子どもで二つの属性を持つジャスティーン。三人は一族から隠れるように暮らしていた。しかし、ある日、ジャスティーンが襲われたことでサーシャはある決心をする。
結構長いシリーズだったので、途中をあまり覚えていなくて、もう一回読みたくなりました。
ジャスティーンとレンドリアのその後も気になるけれど、シャトーや他の宝玉たちも気になります。また外伝はないのかな〜。 -
未所有。購入予定有。シリーズ完結後に出されたファン待望の短編集。書き下ろしはファンが気になっていたことのひとつだと思うのですがジャスティーンの母親と父親、両親の話です。あの宝玉も出てきます。レンドリアとジャスティーンのその後ではなかったのは少し残念でしたが、ファンなら読んで損はないと思います。他、本誌Cobaltにて掲載された二編が収録されています。
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ページ数薄いです。グレイはやはりいい味を出してるなあと。
4/6読了