桃源の薬 満ちゆく月と双龍の里 (桃源の薬シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086010429

作品紹介・あらすじ

天界の目論見で、妊娠を促す丹を呑まされてしまった凛花。龍の血を引くインシェンの子を妊娠すれば母子共に死亡するという。苦難の末、凛花は西王母から丹を中和する蟠桃をもらう。安心するインシェンだが、凛花は蟠桃を食べていなかった。インシェンを想うが故に去ってしまう凛花。凛花をあきらめられないインシェンは、次期竜王選定の場に向かうが…。好評中華風ファンタジー、急展開。

感想・レビュー・書評

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  • 前回、西王母からもらった桃を食べなかった凛花ですが、インシェンと月下美人を見に行き、いい雰囲気で過ごしたあと、置き手紙を残して、インシェンの元を去ってしまいます。
    凛花は覚悟の上で去ったとは思いますが、インシェンからすれば、昨日の夜は全然そんなそぶりも見せなかったのに、起きると「あなたとは一緒にいられない」って手紙を残して凛花がいないって・・。そりゃ、理解できないでしょう。
    龍になったインシェンが、凛花を探して飛び回る姿が悲しいです。

    西王母の住む瑤池を離れたあと、凛花は妖魔に襲われたところを冰夷という河神に助けられ、氾林に連れていかれます。インシェンは天界に向い、次期龍王になるべく、兄と戦いますが、また凛花とインシェンは離ればなれなんですね。

    これから、インシェンの父である東海龍王と、天帝、冰夷の関係が気になるところですが、それよりも凛花にインシェンの子ができていることが発覚です!
    うーん、やっぱり、桃を食べたと凛花が嘘をついたあと、結ばれてたんですね、凛花とインシェン・・・。

  • 香坂さんのイラストはこの時が一番好き。
    桃源の薬の中でもこの巻は特に好きです。

  • 自分的には凛花が冰夷とくっつくっていう展開もアリなんですけど(笑)
    (07.07.23)

  • インシェンと別れてします凛花。けなげな女の子だけどすごく前向きなので気持ちよく読めた。新キャラヒョウイとの関係が次巻以降気になる シロの出番が最初だけなのはすこし寂しい

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