求婚されたガーディアン・プリンセス (コバルト文庫 か 8-49)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 56
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011525

作品紹介・あらすじ

ガーディアン・プリンセスの「任務中」に深手を負ったヴィヴィアンは、大怪盗バロンに救われ、とある古城に連れ去られる。二人は誰にも邪魔されることなく、お互いに没頭し、永遠の愛を誓うのだが…。一方、ロンドンではヴィヴィアンに関するあらぬ醜聞が駆けめぐっていた。エイルズベリ侯爵家の未来と父から受け継いだ使命が、ヴィヴィアンとバロンの真実の愛を引き裂こうとする。

感想・レビュー・書評

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  • 3巻目。
    最初はヴィヴィアンとバロンの甘い日々ですが、一向にヴィヴィアンは、バロンの正体に気付いていません。

    駆け落ちするために、一旦侯爵家に戻ったヴィヴィアン。そこで父ヘンリーが亡くなったという報を受け、皇太子殿下の舞踏会に参加することになっちゃいました。

    ヴィヴィアンは、全く愛していないギーズ伯爵との結婚発表を阻止することができず、ジェラルドはどうするのかと思ったら、ギーズ伯爵が醜聞をでっち上げたことを暴露し、自分は、ヴィヴィアンを騙した形ですが、結婚を承諾。

    ジェラルドにとっては、ヴィヴィアンが愛しているのはもう一人の自分であるバロンであるという、ちょっと切ない状況ですが、取りあえず、ヴィヴィアンを自分以外の男に奪われるのを阻止した状態です。よかった。

    でも、お互いに愛人を持ってもいいって・・・、そんなんじゃ、ヴィヴィアンにまた愛想つかされちゃいますよ、ジェラルドってば。

    最後に、なんかヘンリーも生きてるようになってるみたいですし、彼が出てきたら、また話が面白くなりそうです。

  • ガーディアン・プリンセスシリーズ3作目。
    ジェラルド・ムーアがヴィヴィアンに求婚しました。
    タイトルが分かりやすくていいですね。
    シリーズものだと、どの巻あたりでどのエピソードだったか、後々思い出せないことがよくあるので。
    今シリーズは章タイトルも分かりやすいです。
    「ヴィヴィアン・ブラックフォードはいかにして愛の日々を過ごしたか」
    「大怪盗バロンはいかにしてホンモノの愛に近づいていったか」
    「ジェラルド・ムーアはいかにして正式な結婚の申込みをしたか」

    今作は、バロンとのラブラブぶりはロマンチックで素敵だし。
    ヴィヴィアンがスキャンダルやら、嫌な奴から結婚するよう迫られたり、それをどうジェラルド・ムーアが回避するのか?というドキドキやらで、かなり盛り上がりました。すっごい勢いで読んじゃった。シリーズで一番面白い回かも。
    ヴィヴィアンやベルは、勇気があって行動力のある女性として、とてもコバルトらしい女性。それでいてジェラルド・ムーアもシヴァも素敵でカッコいい男性で、女性のピンチを救って守ってくれるヒーロー。ワクワクする時代設定に事件の数々。本当にコバルトらしいお話。とっても好きです。

    ところで、あとがきによると、今シリーズの構想はヴィヴィアンの結婚後の二重生活から始まったのだとか。なるほど、それはよく分かる。その二重っぷりがすごく楽しいから。
    最終巻までのストックが家にありますが、すぐに読破しそうな勢いです!

  • ラブラブなはずなんだけど
    なんだかモヤモヤするお話

  • 相変わらずヒーローがバロンの時にはラブラブで、
    ジェラルド・ムーアの時はトゲトゲのプリンセス。

  • 「ガーディアン・プリンセス」シリーズ第3作目。

  • 2008年4月7日読了。

    萌えをありがとう(爆)
    最高にどきどきしました。
    ジェラルド・ムーアもバロンも好きなので
    二重生活が楽しみです。

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