月色光珠 蘭花は大河に舞う (月色光珠シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011860

作品紹介・あらすじ

皇帝に追われ長安を出た有と琳琅は、水路をとって東へ逃れる。駆け落ちした夫婦を装い、つかの間の安らぎを感じるが、船が野盗に襲われてしまう。応戦した琳琅は負傷し、有は「岸で待て」と、琳琅を船内で知り合った青年・恬彪に託し、火に包まれた船にひとり残って!?一方、長安に残った尚も、ある思惑を胸に行動を起こし-。波瀾万丈の中華アクションロマン、新展開の第二部始動。

感想・レビュー・書評

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  • 月色9巻です。
    この表紙も好きです♪
    有さんって本当に黒が似合うね。


    皇帝に追われ長安から駆け落ちした二人。
    夫婦を装い、つかの間の幸せを得るが、野党に襲われ乗っていた船が炎上する。
    脱出した二人は、船内で知り合った青年・恬彪(てんひょう)の家に身を寄せることになる。



    第2部開始です。
    新婚旅行ってことで二人はずーっと一緒です!
    今まで隠密出張で留守にしがちだった有さんがずーっと一緒です!!

    夫婦っていっても追ってから逃れるために装っているだけで籍も入れてない状態なんだけど、有さんはもう琳琅を「妻」扱いです、笑。
    琳琅が有さんの抱き枕にされてるのが微笑ましいv
    心配のしすぎで寝不足になってる有さん面白い、笑。


    過去との決別編という感じでもあって、有さんには色々と心の変化があります。
    琳琅は、とても心の強い乙女だなぁ…と改めて実感!
    この二人の絆の深さにじ~ん…ときたり。

    先の見えない旅路でとても深刻な状況なんだけど、有さんの口説き文句に和みます、笑。


    長安に残った尚さんは駆け落ちした二人のためにある決断をします。
    情の深さに感動してしまった…。
    でも、敵同士になってもおかしくない状況になってしまった3人。

    どう決着がつくのか楽しみですっ。

  • 2008年9月28日

  • 別名『新婚旅行』と言われるだけあって、ラブ度高・危険度低の展開だったなぁw
    しかも、逃避行の途中でちょっと足を突っ込んだだけかと思っていた話が、次刊まで引っ張られるっぽくて、これがあと4冊で完結だって言うんだから、今後はかなり怒涛の展開が望めそうだ♪
    ただ、有と琳琅の為に武官となった尚が心配…。

  • 有と琳琅の愛の逃避行編、はじまりましたね。笑
    二人のベタ甘が終始みれて顔がゆるみっぱなしになりました。
    有さんは1巻から比べると大分くだけて、彼の優しさがよく出てる1冊だと思います。

  • 皇帝に追われる身となり、都からの逃避行。乗っていた船が襲われ、有と琳は船で出合った男の知り合いの住処に一時身を寄せる。
    しかし、そこで義賊の手伝いをすることになり・・・。
    今回は逃げてるという感じではなく、過去との決別な雰囲気かな?そして、ずっと一緒にいる分、有は琳にべったり・・・?

  • 前途多難です。
    そんななかにも思わず頬も緩む場面もあり。
    あのデレデレご満悦有さんなんて最強じゃないですか!
    2008年7月13日読了

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