伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか? (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011938

作品紹介・あらすじ

お人好しで気の強い妖精博士のリディアと、口説き魔で妖精国伯爵のエドガーは、多くの苦難を乗り越えて婚約をしたばかり。でも二人の間では妖精がらみの不思議な事件が次々起こって。妖精の魔法で「運命の赤い糸」が見えてしまうようになったリディアたちだが、エドガーの小指からは複数の赤い糸が出ていて!?表題作「運命の赤い糸を信じますか?」ほか2編を収録した愛でいっぱいの短編集。

感想・レビュー・書評

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  • エドガー赤い糸6本以上とか・・・wwww

    爆笑w

  • 短編集
    読む順番が前後したけど問題なく読めました
    この二人は本当に落ち着かない

  • また短編!いきなり短編が多くてやきもきする
    でも本編と関わりがあるから飛ばせないし!
    レプラホーンはイギリスだった そういえば
    少しずつ知識が増えるのは楽しいな
    しかしスレ違いネタが谷さんはお好きなんですなあ

  • 【伯爵と妖精15作目】
    前作の続きが気になって先を急いだら...
    短編って!!!かなりショックでした。
    それでも短編もよかった。
    ロタとポール、いい感じだな~。
    決闘の話もよかった。

  • なのにここでまた短編集だとー!?

    (そして読み終わり)



    本編はあんなにやるせない閉じ方をしているのに、
    こちら3編は、リディアとエドガーの婚約(と妖精)にまつわるショートストーリー。
    それだけに、あちこちハートが飛んでます。でもやっぱり幸せそうなのはいいね。
    薄々感づいていたけれど、エドガーの愛って重いのね(笑
    そして、レイブンは天然さん。「安請け合い」に思わず吹いちゃった。

  • 短編集。
    ☆不思議な贈り物と従者の受難
    2人の婚約公表後のお話。
    レイヴンの可愛さ…というか、無垢さ?純粋さ??が1000%前面に出ていた。
    そして、エドガーは…子供ですか。子供ですね。リディアがんばれ。

    ☆運命の赤い糸を信じますか?
    表題作。
    読了直後の感想は、リディアがんばれ。超がんばれ。(笑)

    フェアリーゴッドマザー(妖精の名付け親)が引っかき回す婚約中の2人のお話。
    エドガーの小指に付いている大量の赤い糸やら、リディアの赤い糸の先にはグローサー卿の12・3歳の跡継ぎ息子の小指だったり。
    ニコに対するレイヴンの思いやりというか、ユーモアも好きだなー。
    このお話で、やっとエドガーとロタの関係が正しくポールに理解されましたね。

    そうか…箱の中から出てくるハリネズミはこれか…。

    ☆リボンは勝負のドレスコード
    決闘にまつわるあれこれやら、ナイトウェアのあれこれがわかって面白かった。
    途中エドガー気の毒だよな…と思いながらも最終的に1番美味しかったのもきっと彼…。
    そして、やはり?1番気の毒なのはリディア…。

  • 短編集!

    段々とレイヴンが感情を出すようになってる(。・ω・。)



    あたし的に笑った場所は。

    「あたしがこんなもの着ると思ってるの?」
    「じゃあきみは裸で寝るの?」

    下着の感覚って、中世ヨーロッパではあんな感じなんだなと、ビックリしました。
    今は見せブラとか流行ってるけど(。・ω・。)

    ゆうても日本なんかパンツ履かなかったんだもんね、ほんの何十年か前まで。


    話しずれました…
    フェアリーゴッドマザーの回の、最後のあの言葉は、つまり、エドガーの運命の赤い糸は何本もあるけれど、一つにまとまっていて、その一人は物凄い愛情を受ける、ってこと?

    つまり、リディアにもの凄い愛情を…?



    いいねっ!いいねっ!(♡˙︶˙♡)ノシ


    運命の赤い糸を信じますか?(*^^*)

  • シリーズ第15巻。短編集。本編で切ないときが多い分、番外編が安定の甘さで楽しい。

  • 前の短編集もよかったけど、これはほんとに安心して楽しいとこだけな一冊。
    レイヴン、ロタとポール、エドガーとリディアのそれぞれがかわいかった。先に本編読んじゃってたので、なんでハリネズミなのかやっとわかった。笑

  • どうしてこのタイミングで短編集3巻目なのか・・・
    時間軸がちょっと分からないけど、本編のシリアスな展開に対してこのほんわかした短編集

    最初の話は
    使用禁止の種のせいで、レイブンもリディアもエドガーに手を上げそうになってしまうわけだけど
    エドガーの為に本気で手首を切り落とすのを考えるレイブンが相変わらず
    そしてリディアにかかった魔法を軽く無理矢理に解いてしまうエドガーがね・・・相変わらずというか彼らしいというか
    オチが結構好き

    真ん中の話が一番好き
    アルフレッドの淡白具合が彼の家族のことを思えば分からなくもないけど、悲しいことなかって感じ
    赤い糸が一本じゃ足りないエドガーと、自分にはないことに凹むレイブン
    ロタとポールの糸が繋がってたら嬉しい!
    今回の短編集はレイブンとエドガーがいい

    最後の話はちょっと切なめ?
    魔法で軽く惑わされたリディアと信じきれなかったエドガーと
    だまし討ち的なエドガーのやり方が微妙だけど、あの鎧の人も鎧の人だからな お相子か
    イギリスとフランスではナイトウェアの認識というかどういったものがいいか、違うのかが面白かった
    プレゼントされたナイトウェアはちゃんとまた出てくるのかな?

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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