- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012157
作品紹介・あらすじ
ロナアルワの事件に終止符を打った翠蘭たちは、コンポを出発しヤルルンに向かう。無事ヤルルンの聖寿大祭に参加し、王太子ラセルと王女イェルカの披露目を終えた翠蘭は、リジムの父で吐蕃の大王であるソンツェン・ガムポと王国のこれからと王位について話し合う。そこで翠蘭はある大胆な決断をするのだが。愛しい人々、新しい約束、永遠に繋がるこの大地。消えない想いを胸に翠蘭は前進する。
感想・レビュー・書評
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久々に慧の名前を聞いて嬉しかったです(笑)翠蘭の言葉は、心に響きますね。ほろりと読みながら泣いてしまいました。
翠蘭はやっぱり義父のソムツェン・ガムポのお嫁さんになっちゃうんでしょうか?こうなってくると、リジムがいないと寂しいですね。
読み始めると続きが気になります。何だか、本の世界の中に引きずり込まれるような感じが・・・(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夫の死後の見の振り方。
決意し、それを選択する事。
己の常識から外れた事を選択する時、それは非常に心に影を落とします。
けれど、その影さえも払える光。
確かに、見てみたい『光』です。
しかし3年『しか』ないのか、3年『も』あるなのか。
すでにお使い(?)の片道で1年近く使っていますが
どうなるんでしょう?w
内容を詰め込んだためなのか、挿絵がありません。
これはこれで読み応えがあって嬉しかったですが。
こちらの国から比べると、驚くほど堕落した国の中。
そして願われた、相反する事柄。
この選択も、一体どうするべきなのでしょうか…? -
翠蘭の決断に、「母は強し」の言葉を噛み締めました。
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翠蘭はシャンシュンへ。ガル、サンボータ、朱瓔…皆がバラバラの道を進むのが寂しいです。
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慧が名前出てきただけでテンション上がりました(笑)
やっぱりリジムがいないのは切ないです。ラセルもお留守番ですし。
この小説の文体がすごくさらさらと頭に入って、私の好みにはぴったりマッチしているようです。 -
ようやくソムツェン・ガムポのところへ向かった翠蘭一行。しかし、その旅の中でも色んな事件に巻き込まれ、さらにようやくシャンシュンへ着いたかと思ったら、義妹にはなかなか会えず・・・。
そりゃこんな状況じゃ翠蘭も寝込むよね・・・。というか、この話は最後はどう終わりたいのだろう???このまま義父の嫁になった後まで続くのか・・・? -
まだまだ続くような風の王国ですね。
今回でしばらくメインキャラは翠蘭以外出てこなさそうですね。
かなり、ガルがいなくなったヒーローの穴埋めしててときめく前にビビります(笑)