風の王国 星の宿る湖 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 143
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012157

作品紹介・あらすじ

ロナアルワの事件に終止符を打った翠蘭たちは、コンポを出発しヤルルンに向かう。無事ヤルルンの聖寿大祭に参加し、王太子ラセルと王女イェルカの披露目を終えた翠蘭は、リジムの父で吐蕃の大王であるソンツェン・ガムポと王国のこれからと王位について話し合う。そこで翠蘭はある大胆な決断をするのだが。愛しい人々、新しい約束、永遠に繋がるこの大地。消えない想いを胸に翠蘭は前進する。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に慧の名前を聞いて嬉しかったです(笑)翠蘭の言葉は、心に響きますね。ほろりと読みながら泣いてしまいました。
     翠蘭はやっぱり義父のソムツェン・ガムポのお嫁さんになっちゃうんでしょうか?こうなってくると、リジムがいないと寂しいですね。
     読み始めると続きが気になります。何だか、本の世界の中に引きずり込まれるような感じが・・・(笑)

  • 夫の死後の見の振り方。
    決意し、それを選択する事。
    己の常識から外れた事を選択する時、それは非常に心に影を落とします。
    けれど、その影さえも払える光。
    確かに、見てみたい『光』です。

    しかし3年『しか』ないのか、3年『も』あるなのか。
    すでにお使い(?)の片道で1年近く使っていますが
    どうなるんでしょう?w
    内容を詰め込んだためなのか、挿絵がありません。
    これはこれで読み応えがあって嬉しかったですが。

    こちらの国から比べると、驚くほど堕落した国の中。
    そして願われた、相反する事柄。
    この選択も、一体どうするべきなのでしょうか…?

  •  翠蘭の決断に、「母は強し」の言葉を噛み締めました。

  • 翠蘭はシャンシュンへ。ガル、サンボータ、朱瓔…皆がバラバラの道を進むのが寂しいです。

  • 慧が名前出てきただけでテンション上がりました(笑)
    やっぱりリジムがいないのは切ないです。ラセルもお留守番ですし。
    この小説の文体がすごくさらさらと頭に入って、私の好みにはぴったりマッチしているようです。

  • ようやくソムツェン・ガムポのところへ向かった翠蘭一行。しかし、その旅の中でも色んな事件に巻き込まれ、さらにようやくシャンシュンへ着いたかと思ったら、義妹にはなかなか会えず・・・。
    そりゃこんな状況じゃ翠蘭も寝込むよね・・・。というか、この話は最後はどう終わりたいのだろう???このまま義父の嫁になった後まで続くのか・・・?

  • まだまだ続くような風の王国ですね。
    今回でしばらくメインキャラは翠蘭以外出てこなさそうですね。
    かなり、ガルがいなくなったヒーローの穴埋めしててときめく前にビビります(笑)

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