伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012249

作品紹介・あらすじ

リディアがオーロラの妖精の刃の魔力によって受けた傷を治すためには、エドガーから離れ、マッキール家の島に3年間暮らさなければならない…。傷を治す秘薬を手に入れようと、エドガーは危険を承知であるじの眠る島に近づく。離ればなれになった二人は互いを求め合い、夢の世界へと導かれるのだが。こんなにあなたのことが好きだったなんて…!高まる気持ちと残酷な現実の狭間で二人は。

感想・レビュー・書評

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  • 伯爵と妖精シリーズ16冊目
    宝石はブラッドストーン
    この二人は本当に…
    ニコの悩みはひとまず蹴りがついた様子。

  • もーーーー!あんたらじれったいのよ!
    すれ違うのもいい加減にしてーー!!
    と叫びたくなるのですが、いいのだ。
    リディアのケガが治ってとりあえずよかったね。

  • なんかオペラとか見てる気分になるな
    メロドラマ風になってきたぞ
    しかしやっぱりブラッドストーンだった
    回りくどいめなのだなあ
    アーミンは謎のままなのかどうなのか
    ニコが人間ぽくて笑っちゃう
    ヒーローはニコな感じ
    そしてケルピーも
    転がり落ちるのが止まってほしい
    堕ちてもいいってとても甘美だけど、人生やっぱりハッピーエンドがいいもの

  • 【伯爵と妖精16作目】
    どうなるのかと思いきや...
    丸く収まった~。
    それにしても毎回婚約を解消するとかしないとかのやりとりが長い。
    いい加減くっつけばいいのに...
    ちょっとだけそのパターンにうんざりしてきた。。。

  • シリーズ16巻め。ここで折り返しか~。

  • 『誰かために〜』の続き。
    フィル・チリース(オーロラ妖精)の刃の魔力によって傷を受けたリディア。彼女を治すためにはエドガーから離れ、マッキール家の島で3年暮らさなくてはならない。リディアをマッキール家に預けて去ったエドガーは僅かな可能性をもとめて調査開始。「あるじの眠る島」の『秘薬』ならば彼女の傷を治せるということを知り…。

    ポールがエドガーの『継承』を知り、エドガーとリディアはお互いを思って別れる決意をし…
    アーミンもちらりと登場し、それぞれのキャラの心象表現が切ないなか、レイヴンとニコのやり取りが救いだった一冊。

    ひとまずの決着がついてなにより。

  • シリーズ第16巻。エドガーの行動を理不尽とリディアが称してくれために、物語をいくら読み進めても感じた違和感がちょっとすっきり。亡霊の件があっさりしてる点が気になりました。でもひとまず落ち着いて良かった。

  • 「紳士の射止めかた教えます」に収録されてたリディア両親の素敵な馴れ初めから続くスコットランド編(マッキール家編?)もこれでようやくひと段落。
    婚約後はすっかりリディアが素直になっててかわいいことこのうえないんですけど、この巻のラストのリディアが本当にかわいくて、読みながらついニヤけちゃうくらい。

    本編のここ3冊くらい、加速度つけて突っ走ってたエドガーもやっと立ち止まり、リディアもエドガーのことがどれくらい大切かやっと気がついて信じられるようになって、ふたりの気持ちがほんとにぐっと固い絆で結ばれたなーと。

    この先も楽しみ^^

  • あとがきにもあったように、取りあえずは一つ落着

    ただ相手を思って、辛いことを決意して行動する二人がすごいと思う
    彼となら落ちてもいいと思えるリディアもすごいけど
    彼女が一緒に落ちてしまうかもしれないと思ってもリディアと一緒にいることにしたエドガーも
    こうして書くとエドガーが悪い感じがするけど、実際はお互いがお互いを求めたが故で、エドガーのこの選択もすごく辛いものだと思う

    相手の幸せを思って身を引くのも、相手と居られるなら一緒に落ちてもいいって思えるって本当にすごい

    これから何があっても、二人一緒なら、一緒に居られるだけで安らぎを与え合って、幸せを感じていけるんじゃないかな?


    ニコが三度目に手を取った人間はレイブンだっていうシーンの挿絵が好き
    相手が遠くへ行っても、亡くなっても、その人との思い出はいつまでも残って、ニコの言うように寄り添っているんだよね
    ニコとレイブンの距離がどんどん近づいていて嬉しい

  • すれ違いながらもお互いを思う2人。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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